2022.10.28 |
チーム情報 |
|
2022.10.20 |
試合情報 |
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2022.10.14 |
チア |
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2022.10.07 |
試合情報 |
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2022.10.02 |
チーム情報 |
ノジマ相模原ライズ | 49 | - | 42 | IBMビッグブルー |
14 | 1QT | 14 | ||
---|---|---|---|---|
21 | 2QT | 7 | ||
7 | 3QT | 7 | ||
7 | 4QT | 14 |
得点経過 | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG | ||||||||
IBM | 1 | 03:38 | PASS | #3 クラフト → #40 スタントン | 5 | KICK | #11 佐藤 | G | ||||||||
RISE | 1 | 06:46 | RUSH | #98 ガードナー | 5 | KICK | #17 市森 | NG | ||||||||
IBM | 1 | 08:52 | PASS | #3 クラフト → #40 スタントン | 11 | KICK | #11 佐藤 | G | ||||||||
RISE | 1 | 10:48 | PASS | #98 ガードナー → #39 ホマ | 1 | RUN | #98 ガードナー | G | ||||||||
RISE | 2 | 01:21 | PASS | #98 ガードナー → #85 八木 | 24 | KICK | #17 市森 | G | ||||||||
IBM | 2 | 02:40 | PASS | #3 クラフト → #18 上廣 | 8 | KICK | #11 佐藤 | G | ||||||||
RISE | 2 | 03:20 | PASS | #98 ガードナー → #6 佐藤 | 6 | KICK | #17 市森 | G | ||||||||
RISE | 2 | 07:18 | PASS | #98 ガードナー → #85 八木 | 40 | KICK | #17 市森 | G | ||||||||
IBM | 3 | 03:31 | PASS | #3 クラフト → #40 スタントン | 12 | KICK | #11 佐藤 | G | ||||||||
RISE | 3 | 06:58 | RUSH | #98 ガードナー | 9 | KICK | #17 市森 | G | ||||||||
RISE | 4 | 04:44 | RUSH | #98 ガードナー | 1 | KICK | #17 市森 | G | ||||||||
IBM | 4 | 06:25 | PASS | #3 クラフト → #84 小林 | 9 | KICK | #11 佐藤 | G | ||||||||
IBM | 3 | 03:31 | PASS | #3 クラフト → #18 上廣 | 3 | KICK | #11 佐藤 | G |
スタッツ | ||
---|---|---|
ノジマ相模原ライズ | チーム | IBMビッグブルー |
29 (10 - 16 - 3) | ファーストダウン(ラン - パス - 反則) | 27 (3 - 22 - 2) |
37 - 27 - 1 404Yds |
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト 獲得ヤード |
63 - 43 - 2 473Yds |
22 - 138Yds | (ラン) 回数 - 獲得ヤード | 11 - 31Yds |
66 - 613Yds | (攻撃) 回数 - 獲得ヤード | 83 - 545Yds |
4 - 13Yds | (反則) 回数 - 損失ヤード | 7 - 33Yds |
2 - 2 | (ファンブル) 回数 - 喪失 | 0 - 0 | 0 - 0 | (フィールドゴール) 回数 - 成功 | 1 - 0 |
24:17 | TIME OF POSSESSION | 23:43 |
個人記録 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
RUSHING | |||||||
NO. | PLAYER | ATT | YDS | TD | LG | ||
98 | デヴィン ガードナー | 11 | 100 | 3 | 21 | ||
2 | 宮幸 崇 | 10 | 62 | 0 | 21 | ||
39 | シオネ ホマ | 7 | 47 | 0 | 23 | ||
TEAM | 3 | -6 | 0 | 0 | |||
TOTAL | 31 | 203 | 3 | - | |||
PASSING | |||||||
NO. | PLAYER | ATT | COMP | INT | YDS | TD | LG |
98 | デヴィン ガードナー | 37 | 27 | 1 | 404 | 4 | 52 |
TOTAL | 37 | 27 | 1 | 404 | 4 | - | |
RECEIVING | |||||||
NO. | PLAYER | NO | YDS | TD | LG | ||
85 | 八木 雄平 | 10 | 204 | 2 | 52 | ||
81 | 鈴木 謙人 | 4 | 75 | 0 | 26 | ||
2 | 宮幸 崇 | 3 | 38 | 0 | 41 | ||
6 | 佐藤 励 | 3 | 25 | 1 | 11 | ||
15 | 出島 崇秀 | 3 | 44 | 0 | 18 | ||
84 | 吉田 武蔵 | 3 | 17 | 0 | 11 | ||
39 | シオネ ホマ | 1 | 1 | 1 | 1 | ||
TOTAL | 27 | 404 | 4 | - | |||
TACKLE | |||||||
NO. | PLAYER | TACKLE | YDS | SACK | FF | FR | |
52 | 鈴木 修悟 | 11.5 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
33 | 伊田 拳斗 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
23 | 北村 雅史 | 5.5 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
53 | マリオ オジョムリア | 3.5 | 7 | 1 | 0 | 0 | |
16 | 今井 龍之介 | 3.5 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
5 | 田中 喜貴 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
41 | 増山 純季 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
43 | 池田 貴士 | 2 | 5 | 1 | 0 | 0 | |
44 | 小宮 洋平 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
56 | 浦野 雄大 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
90 | 伊倉 良太 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | |
22 | 河石 泰 | 1.5 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
4 | 矢口 俊太 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
26 | 渡辺 健太 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
32 | 金子 泰徳 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
37 | 櫻井 佑介 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
39 | シオネ ホマ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
81 | 鈴木 謙人 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
95 | 山形 祐貴 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
9 | 番矢 大輝 | 0.5 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
TOTAL | 52 | 15 | 2 | 0 | 0 | ||
INTERCEPTION | |||||||
NO. | PLAYER | INT | YDS | TD | |||
53 | マリオ オジョムリア | 1 | 3 | 0 | |||
5 | 田中 喜貴 | 1 | 0 | 0 | |||
TOTAL | 2 | 3 | 0 | ||||
PASS CUT | |||||||
NO. | PLAYER | CUT | |||||
23 | 北村 雅史 | 2 | |||||
26 | 渡辺 健太 | 1 | |||||
33 | 伊田 拳斗 | 1 | |||||
43 | 池田 貴士 | 1 | |||||
52 | 鈴木 修悟 | 1 | |||||
TOTAL | 6 | ||||||
RETURN | |||||||
NO. | PLAYER | KOR | KOR YRD | KOR TD | PR | PR YRD | PR TD |
29 | 北村 光至 | 1 | 11 | 0 | |||
9 | 番矢 大輝 | 1 | 0 | 0 | |||
77 | 原田 大輔 | 1 | 0 | 0 | |||
81 | 鈴木 謙人 | 1 | 0 | 0 | |||
20 | 前島 利勇 | 1 | 1 | 0 | |||
25 | 東松 瑛介 | 1 | 0 | 0 | |||
TOTAL | 4 | 11 | 0 | 2 | 1 | 0 |
捲土重来(けんどちょうらい)
一度敗れたり失敗したりした者が、再び勢いを盛り返して巻き返すことのたとえ。巻き起こった土煙が再びやって来る意から
今年で5年目となる秋のホームタウンゲーム。年に一度の開催となっている地元・相模原での試合、今回の対戦相手は春のパールボウルトーナメントの準決勝で惜敗した相手、IBMビッグブルー。過去の対戦成績は3勝3敗。QBクラフト、WR栗原、RB末吉・高木など攻撃陣にタレントが揃う強豪との一戦となった。
日本一を目指すライズにとってターニングポイントとなるかもしれない、この一戦の軌跡を振り返っていこう。
コイントスに勝ったIBMは、後半に選択権を持ち越し、ライズのリターンで試合開始。IBMのキックオフはタッチバックとなり、ライズは自陣25ヤードより攻撃を開始。QB#98ガードナー(ミシガン大)の立ち上がりは、WR#81鈴木(明治大)やWR#6佐藤(日体大)へ小気味いいパスを決め、自らもスクランブルで走り、敵陣22ヤードまで攻め込む。しかし、ここでQBガードナーのパスをIBMがインターセプト。最初のシリーズを得点に結びつけることはできなかった。
IBMは、最初の攻撃でTEスタントンへのスクリーンパスを選択。これが59ヤードのビッグゲインとなり一気にライズ陣に侵入する。その後もパスを成功させゴール前5ヤードまで迫ると、最後もTEスタントンへのショートパスを決めてTD。PATも決まり0-7とライズはリードを許してしまう。
続くライズの攻撃は、QBガードナーのランで21ヤードゲインすると、さらにRB#39ホマ(ミシガン大)が相手デフェンスを弾き飛ばしながら23ヤードのロングゲインで一気に前進する。ゴール前まで攻め込むと最後はQBガードナーがオプションプレーでキープしてTD!しかしPATのキックは外れて6-7とIBMが1点のリードを保つ。
1Q残り4分のIBMの攻撃は、パスとランをバランスよく織り交ぜ前進してくる。4thダウンまで追い込むがライズにオフサイドの反則があり1stダウンを献上してしまう。IBMは、その後も短いパスを連続して決め、このシリーズもTDを奪い、6-14とリードをキープする。
1Q残り2分、自陣25ヤードからのライズの攻撃は、QBガードナーとWR#85八木(慶応大)のホットラインが52ヤードロングパスのビッグプレーを決め、IBMレッドゾーンに侵入する。ゴールまで1ヤードと迫ったライズは、QBガードナーからRBホマへのプレーアクションパスが決まりTD!さらに2ポイントコンバージョンを選択すると、QBガードナーがエンドゾーンに飛び込み成功。14-14と試合を振り出しに戻す。
2Q序盤、IBMの攻撃をDL#90伊倉(法政大)のロスタックルで流れを止めると、IBMに反則による罰退もありパントに追い込み攻守交代。ライズは自陣35ヤードから攻撃で、スクリーンパスを受けたRB#2宮幸(中央大)が相手タックルを外し41ヤードのロングゲイン。すると、次のプレーでQBガードナーからWR八木への24ヤードTDパス!2プレーで65ヤードを獲得し逆転に成功!PATのキックもK#17市森(中央大)が決め、21-14とこの試合初めてリードを奪う。
しかし、続くIBMの攻撃は、短いパスをつなぎ、最後は残り8ヤードをパスでTD、PATも決め、21-21の同点とされる。
IBMはキックオフでオンサイドキックを狙うが、DL#9番矢(京都大)がこれをリカバーし、自陣45ヤードと好ポジションからの攻撃権を得る。ここでRB#2宮幸(中央大)がインサイドを走り21ヤードのロングゲイン。さらにWR八木が飛び込みながら28ヤードのパスをキャッチしゴール前6ヤードまで進むと、最後はWR佐藤へTDパス!PATもK市森が決め、28-21と再びリードする。
IBMはQBを政本に代えてくる。ここはライズディフェンスが政本のパスをカットし、パントを蹴らせて攻守交代。自陣21ヤードから攻撃、ライズはWR#15出島(久留米大)へ2つのパスを成功させて敵陣へ侵入。次にWR八木にパスを投じると、WR八木はディフェンダーと競り合いながらもパスを確保、相手ディフェンスエンドゾーンへ持ち込み40ヤードTD成功!PATもK市森が決め、35-21。
2Q残りわずか、IBMが48ヤードFGを狙うがDB#26渡辺(帝京大)がこれをブロックし不成功。前半を2TDのリードで折り返す。
後半はIBMのリターンから再開。K市森のキックオフはタッチバックとなりIBMは自陣25ヤードから攻撃開始。IBMはショートパスをつなぎ、敵陣まで攻め込む。最後はゴールまで12ヤードで、TEスタントンへの右コーナーへパスが決まりTD、PATも成功し、35-28とIBMが1TD差に詰め寄る。
次のライズの攻撃は自陣30ヤードから始まった。QB#98ガードナーは、サードダウンロングに追い込まれながらもWR出島へパスを決め敵陣に攻め込むと、RB#2宮幸の19ヤードロングランなどでゴール前9ヤードまで行き、最後はQBガードナーがパスのスクランブルからそのままエンドゾーンへ持ち込みTD!PATもK#17市森が決め、42-28と2TDのリードを保つ。
追いすがるIBMを引き離したいライズにビッグプレーが飛び出す。WR栗原へのパスなどでライズ陣に侵入したIBM。次に投じたパスをDL#43池田(名城大)がカット。浮いたボールをDL#53オジョムリア(ミシガン大)がキャッチしてインターセプト!ライズは自陣38ヤードから再び攻撃権を得る。
このあと、お互いの攻撃はスリーアンドアウトで終わり再びライズの攻撃。しかしここで、ロングパスをキャッチしたWR八木がボールをファンブル。IBMへ攻撃権が移る目まぐるしい展開となった。ここで3Qが終了し、ライズは42-28と2TD差をつけたまま、勝負は最終第4Qへ。
必死に追いすがるIBMは、自陣38ヤード付近で4thダウンギャンブル。ここではフレッシュを獲得するが、続く攻撃でライズDL池田がQBサックを決め、パントに追い込む。
ライズ自陣31ヤードからの攻撃は、QBガードナーのランなどで敵陣21ヤードまで攻める。次のプレー、パスを投げようとするQBガードナーにIBMディフェンス陣がプレッシャーをかける。倒れながら投じたパスはあわやインターセプトというところで、WR鈴木が前に入り込みキャッチ!そのままゴール前まで1ヤードまで持ち込む。最後はQBガードナーのスニークでTD!PATもK市森が決め、49-28とこの試合最大の3TDのリードを奪う。
試合時間は残り7分、なんとか逃げ切りたいライズだが、IBMが食らいつく。IBMはショート、ミドルのパスをつなぎ、最後は9ヤードのTDパスを決め、PATも成功。わずか1分半の攻撃で49-35と2TD差へと試合を戻す。
2TDの差があるIBMは、オンサイドキックを警戒するライズの頭上を越すプーチキックを試みるが、WR鈴木が冷静にこれを抑え、自陣25ヤードからファーストダウンの攻撃となる。時間を使いながら、相手にボールを渡さず攻め続けたいライズだが、ここでQBガードナーが自陣で痛恨のファンブル。IBMに敵陣31ヤードから攻撃権を渡してしまう。
残り時間4分、逆転を狙い速いテンポで攻撃をしかけるIBM。ゴール前11ヤードまでボールを進めるが、3rdダウンの攻撃をライズLB#5田中(法政大)がエンドゾーン手前でボールに飛びつきインターセプト!窮地を救う。
しかしライズは自陣1ヤードからと厳しい状況からの攻撃となる。セーフティを奪われる危険がある中、RB宮幸が相手のタックルを外しゲインする。さらに1stダウン更新を狙い、WR八木へパスを投じるがわずかに届かず4thダウンとなる。後のないIBMはここからタイムアウトを使い切る。
4Q残りは約3分。ここでライズはパントとなるがP市森のパントはサイドラインを大きく割り、十分に陣地を挽回できず、IBMにゴール前15ヤードからの攻撃権を与えてしまう。
ここでもライズディフェンスは粘りを見せ、IBMの攻撃を4thダウンまで追い詰めるが、ギャンブルを成功され、その後ゴール前3ヤードからパスを決められTD。PATも決められ、49-42と1TD差まで追い上げられる。
IBMのキックオフはオンサイドキック。左右に散らばる選手の裏をつき、中央へ蹴ってくるがこれをOL#77原田(日体大)がしっかり抑える。残り時間1分40秒、ライズはニーダウンを選択。時間を消費して試合終了。49-42と接戦を制し、ライズはホームタウンゲームというこの大舞台で、春の雪辱を果たした。
試合はどちらに転んでもおかしくない展開だったが、前節のOBIC戦でのフラストレーションを晴らすようにライズオフェンスが発奮し、IBMの猛攻をディフェンスが粘り強く守りきった勝利だった。ミスや修正点があることは否めないが、試合を追う毎に成長するライズは、これからどんなゲームを魅せてくれるのか、楽しみであることに変わりはない。これからも厳しいゲームは続いていくが、目の前の1試合、目の前の1プレーに集中するライズの姿を次戦でも期待し、日本一への道のりを見届け続けたい。