2012 Xリーグ ファイナルステージ vs オービックシーガルズ 試合結果

2012/12/2(日) 11:00キックオフ @横浜スタジアム
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 10 - 24 オービックシーガルズ
3 1QT 13
0 2QT 0
0 3QT 11
7 4QT 0
得点経過
Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG
19:44FG#16出澤25
112:38PASS#6菅原
→#85萩山
7KICK#1金親NG
114:04PASS#6菅原
→#85萩山
52KICK#1金親G
34:08FG#1金親36
312:47RUSH#21中西1PASS#6菅原
→#32原
G
49:47PASS#10小島
→#34堤
4KICK#16出澤G
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YARDS TD LG    
2宮幸21100022
5木下1091023
25東松113013
32金子1202
36鈴木1101
10小島6△806
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YARDS TD LG
5木下22101103021
10小島118081116
RECEIVING
NO. PLAYER NO YARDS TD LG    
88大滝346021
89542015
81井上224012
16出澤119019
20杉原31808
7井本116016
19中田1909
15出島1606
341414
FIELD GOAL
NO. PLAYER 1 2 3 4 5 Att-Good
16出澤G/251-1

試合レポート

舞台はファイナルステージ。昨年同様のファイナル4までやってきたライズ。
急激に寒くなったこの週だったが、幸い天候に恵まれた横浜スタジアムで、ディフェンディングチャンピオンのオービックシーガルズに挑む。

第1Q、ライズのリターンで試合開始。リターンは自陣37ヤードの好位置から、#2RB宮幸がファーストダウンを奪うラン。#5QB木下は#89TE東へパスを通すもののその後ファーストダウンを奪えずパントとなった。

シーガルズの攻撃を#55LB安川、#90DL伊倉のナイスタックルを決めここは3&out。ライズディフェンス気合が入っている。

ライズは#2RB宮幸のランを中心に攻め込むのの、ホールディングの反則や残り1ヤードのダウンが奪えず。フィールドゴールを決め3-0とし、ひとまず先取点を取った。

シーガルズはここからパスを中心に攻め込む。両者で反則がからんだものの、シーガルズのペースで進み最後はタッチダウンパスを決められ逆転。TFPはスナップミスで失敗。3-6となった。

ライズは#88WR大滝へのロングパスと#36RB鈴木のランでファーストダウンを奪うものの、#5QB木下がファンブル。シーガルズにボールを抑えられターンオーバーとなってしまう。

好機を逃さなかったシーガルズはこのシリーズをきっちりものにする。タッチダウンとなるロングパスが決まり、シーガルズ追加点。今度はTFPも決まり、3-13。

第2Q、ライズは#2RB宮幸のランを中心にゲインを重ねる。しかしホールディングの反則で罰退がからみ結局パントに終わる。

シーガルズは今度はランプレーで攻め込みロングゲインを許すものの、ロングパスをファンブルしたところをライズが押さえターンオーバー。ライズの攻撃に変わる。

ライズは再び2RB宮幸のランで攻め込むが、あと1ヤードが取れず。

好調なライズディフェンスは#9DLトゥイカなどがシーガルズにプレッシャーをかけ、反則も誘い4thダウンパント。

ライズは#5QB木下が、自らのランを絡めながら進むが#19WR中田へのパスは手についたものの失敗。もう一息のところでダウンを奪えず、3-13で前半を終了する。

第3Q、後半はシーガルズのレシーブで開始。シーガルズはパスとランを使い分けで攻め込むが、#9DLトゥイカがQBサック。タッチダウンは阻止し、シーガルズのフィールドゴールトライ。これが決まり、3-16。

ライズはファーストダウンを奪うものの、得点圏まで攻め込むことができない。ディフェンスはホールディングの反則などが見られるが、シーガルズの攻撃を止めているだけにライズタッチダウンが欲しい。

ライズは自陣27ヤードから投げたパスがシーガルズにインターセプトされる。これをゴール2ヤードまで返され、結局これがタッチダウンにつながってしまう。TFPは2ポイントコンバージョンが決まり、3-24。ライズには痛い追加点を奪われることになった。

第4Q、シーガルズの攻撃。ライズのパーソナルファールによりゴール近くまで攻め込まれたものの、シーガルズ側も反則もあり、最後は#23DB北村がインターセプト。ライズディフェンス、ピンチをしのいだ。

点を取らなければ始まらないライズ。試合中盤から登場していた#10QB小島はこのシリーズ#88WR大滝、#81WR井上、#15WR出島へのパスを決める。そして#7WR井本へゴール前へパスを通すと、最後は#34RB堤へタッチダウンパス!ライズ待望の追加点。TFPも決まり、10-24とした。

ライズはオンサイドキックでターンオーバーを狙うものの失敗。シーガルズ敵陣41ヤードから攻撃。ライズディフェンスは4thまで追い詰めるが、パントと見せかけたパスでシーガルズファーストダウン。直後#9DLトゥイカのパーソナルファールでさらに15ヤード罰退。ピンチの続くライズだったが、シーガルズ側も反則。そして#22DB河石が、パスインターセプト!ピンチを脱した。

残り時間1:59。ライズはファーストダウンを奪い、いい位置まで攻め込むがタイムアウトを使い果たし、4thダウンも失敗。タッチダウンを奪うことはできなかった。

残り5秒、シーガルズのニーダウンで試合終了。同時に、ライズの2012年シーズンが終了した。

反則が多かったことも問題ではあるが、要所でゲインを奪うことができなかった。あと1ヤードがとても遠い試合だった。ただ、今シーズンのチームは試行錯誤を繰り返し、このファイナルまでやってきた。十分、志は見せてもらった。また来年、という言葉はまだ少し酷だが、この壁を乗り越えてくれると信じている。