Xリーグ 秋季リーグ戦 第2戦 vs 富士フイルム海老名Minerva AFC

2024/09/15(日) 13:00 KICKOFF @相模原ギオンスタジアム
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 31 - 11 富士フイルム海老名Minerva AFC
7 1QT 3
7 2QT 0
14 3QT 0
3 4QT 8
- TBS -
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
ノジマ相模原 1 5:19 PASS #6 Palandech Kurt → #19 Cunningham Tay 9 KICK #37 佐藤 太希 G
富士フイルム
海老名
1 7:49 FG #94 大野 郁哉 51
ノジマ相模原 2 11:46 PASS #6 Palandech Kurt → #9 宜本 潤平 6 KICK #7 竹内 空 G
ノジマ相模原 3 6:05 RUN #28 吉澤 祥 3 KICK #37 佐藤 太希 G
ノジマ相模原 3 11:15 RUN #34 川村 龍ノ介 5 KICK #7 竹内 空 G
富士フイルム
海老名
4 6:18 PASS #12 鈴木 貴史 → #11 小山 昭瑛 4 PASS #12 鈴木貴史→
#84バンデューゼン隆治マイケル
ノジマ相模原 4 11:52 FG #37 佐藤 太希 33
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム 富士フイルム海老名Minerva AFC
21 (7 - 13 - 1) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 15 (7 - 8 - 0)
33 - 20 - 2
261Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
33 - 18 - 1
178Yds
24 - 121Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 25 - 54Yds
57 - 382Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 58 - 232Yds
3 - 35Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 7 - 50Yds
0 - 0 (ファンブル) 回数 - 喪失 0 - 0
1 - 1 (フィールドゴール) 回数 - 成功 1 - 1
20:13 TIME OF POSSESSION 27:47
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YDS TD LG    
#28 吉澤 祥 11 57 1 20
#6 Palandech Kurt 6 40 0 12
#34 川村 龍ノ介 5 15 1 9
#13 馬島 臨太郎 1 8 0 8
#29 阿部 快斗 1 1 0 1
TOTAL 24 121 2 20
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YDS TD LG
#6 Palandech Kurt 19 14 1 200 2 38
#13 馬島 臨太郎 14 6 1 61 0 19
TOTAL 33 20 0 261 2 38
RECEIVING
NO. PLAYER REC YDS TD LG    
#19 Cunningham Tay 8 115 1 38
#87 定成 吉輝 4 71 0 35
#9 宜本 潤平 4 45 1 19
#85 小林 岳史 1 13 0 13
#28 吉澤 祥 1 8 0 8
#18 大谷 空渡 1 5 0 5
#29 阿部 快斗 1 4 0 4
TOTAL 20 261 2 38
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YDS SACK FF FR  
#82 齊川 尚之 3 9 1.5 0 0
#88 大蔵 泰斗 2 0 0 0 0
#25 藤澤 朗 3 0 0 0 0
#56 浦野 雄大 3 0 0 0 0
#3 佐久間 徹 2 0 0 0 0
#99 Redwine Philip 2 8 1.5 0 0
#22 木下 凱 2 0 0 0 0
#32 永田 大河 2 0 0 0 0
#33 山口 昂一郎 2 0 0 0 0
#54 梶川 雄貴 2 0 0 0 0
#97 岡本 晃季 2 0 0 0 0
#5 田中 喜貴 1 0 0 0 0
#20 岩﨑 匠 1 0 0 0 0
#90 伊倉 良太 1 0 0 0 0
#98 有藤 直哉 1 0 0 0 0
#8 政岡 和志 0 0 0 0 0
#27 松井 悠太 0 0 0 0 0
#4 星野 慶一郎 0 0 0 0 0
#26 辻 陽輝 0 0 0 0 0
TOTAL 29 17 3 0 0
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YRD TD  
#4 星野 慶一郎 1 2 0      
TOTAL 1 2 0      
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
#99 Redwine Philip 1          
#32 永田 大河 1          
#5 田中 喜貴 1          
#98 有藤 直哉 1          
#4 星野 慶一郎 1          
#26 辻 陽輝 1          
TOTAL 6          
RETURN
NO. PLAYER KOR KOR YRD KOR TD PR PR YRD PR TD
#18 大谷 空渡 0 43 0 0 0 0
#19 CunninghamTay 0 14 0 0 0 0
TOTAL 0 57 0 0 0 0

試合レポート

プロローグ

前節敵地での初戦で勝利を収めたノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)。
第2戦は、富士フイルム海老名Minerva AFC(以下、ミネルヴァ)をホームの相模原ギオンスタジアムに迎え「相模原市市政施行70周年記念 相模原市長杯」として開催された。


1Q

ミネルヴァのキックで試合開始。
新加入WR#19テイ・カニンガム(アリゾナ大学)のリターンは14ヤード。
最初の2プレーはエースRB#28吉澤祥(早稲田大学)のインサイドランとドロープレーで6ヤードを獲得。
3rdダウンの攻撃は、QB#6カート・パランデック(ネバダ大学ラスベガス校)のスクランブルランでダウン更新。
続く1stダウンの攻撃で、QB#6カートからWR#85小林岳史(神奈川大学)へ13ヤードのパスが通り連続ダウン更新。
次のランは止められるも、RB#28吉澤のスクリーンパスで8ヤードゲインしハーフウェイ付近まで前進。
3rdダウンの攻撃で相手の反則があり、敵陣32ヤードからの攻撃となる。
この場面でも、RB#28吉澤のラン2回で17ヤードをゲインし、敵陣15ヤードまで前進する。
QB#6カートからWR#19テイへ2回連続パスが通り、タッチダウン(以下、TD)
最初の攻撃シリーズをTDという最高の形で締め括った。
直後のキックもK#37佐藤太希(明治大学)が決める。
【スコア】1Q 5:19 ライズ 7-0 ミネルヴァ

K#7竹内空キックオフで試合再開。
この試合最初のライズディフェンスは、敵陣33ヤードから。
最初のプレーでいきなり34ヤードのパスを通され、ライズ陣33ヤードまで前進される。
続くプレーは2回連続QBランだったが、DL#82齊川尚之(早稲田大学)とLB#54梶川雄貴(甲南大学)のタックルで5ヤードの前進に抑える。
3rdダウンで、ダウン更新を狙ったスクリーンパスも、LB#32永田大河(立命館大学)が激しいマークでパスを失敗させ4thダウン。
ライズ陣33ヤードから51ヤードのフィールドゴール(以下、FG)となる。
このFGは、追い風に乗り成功。
【スコア】1Q 7:49 ライズ 7-3 ミネルヴァ

ミネルヴァのキックで試合再開。
エンドゾーン中盤でボールをキャッチしたWR#18大谷空渡(日本大学)は、左サイドに俊足を飛ばし43ヤードのビッグリターン。
このシリーズは移籍RB#34川村龍ノ介(法政大学)とQB#6カートの4連続ランで19ヤード前進し敵陣3rdダウン1ヤード。
この3rdダウンは、主将WR#9宜本潤平(立命館大学)へ3ヤードのパスが通りダウン更新。
しかし次のプレーでライズに反則がありハーフウェイ付近まで罰退、1stダウン25ヤードとなる。
難しい局面だったが、RB#34川村の9ヤードランと、TE#87定成吉輝(中央大学)の20ヤードパスキャッチでダウン更新。
ここで1Q終了となる。


2Q

ゴール前21ヤードまで前進したが、2プレー目でWRの弾いたボールをミネルヴァDBにインターセプトされ攻守交代。
敵陣21ヤードからこの日2回目のライズディフェンスは、昨シーズンまでライズでプレーしていたRBデレク・ウィリアムスのランを中心にジワジワと2度のダウン更新を許しハーフウェイ付近まで前進される。
この嫌な流れをLB#99フィリップ・レッドワイン(オクラホマ州立大学)がQBサックで断ち切る。
勢いを取り戻したライズディフェンスは、続くオープンランをDB#25藤澤朗(慶應義塾大学)が、次のスクリーンパスプレーも新人LB#88大蔵泰斗(早稲田大学)がしっかりとタックルし、4thダウンパントに追い込む。

前半残り6分となり、ライズ陣40ヤードからの攻撃は、QB#6カートからTE#87定成への8ヤードパス、RB#28吉澤の5ヤードランで敵陣に進入するも、その後が続かずパントとなる。
このパントは、P#7竹内空(名城大学)が敵陣10ヤード以内に落とすナイスプレー。

好位置でのディフェンスとなったライズは、1度ダウン更新を許すも、DL#90伊倉良太(法政大学)のロスタックルや、DL#82齊川のQBサックで凌ぎパントとなる。

前半残り46秒でライズオフェンスはハーフウェイ付近からの攻撃。
QB#6カートからフィールド中央に走り込んだTE#87定成へミドルパスが通る。
定成はディフェンダーを引き摺りながら35ヤードをゲイン。
続くプレーではWR#19テイがダイビングキャッチを成功させ、ゴール前6ヤードまで前進。
最後は、エンドゾーン左奥に走り込んだWR#9宜本へパスが通りTD。
キックもK#7竹内が決め追加点。
【スコア】2Q 11:46 ライズ 14-3 ミネルヴァ

その後ミネルヴァが時間を流し前半終了。


3Q

ライズのキックで後半開始。K#7竹内のキックはタッチバック。
敵陣25ヤードからのライズディフェンスは、ランとパスで1度ずつダウン更新されるも、LB#32永田のロスタックル、DB#27松井悠太(日本体育大学)、LB#88大蔵タックルでパントに追い込む。

ライズ陣21ヤードから後半最初のライズオフェンスは、QB#6カートからWR#19テイにミドルパスが通る。テイは快速を飛ばし、敵陣41ヤードまで38ヤードのビッグゲイン。
続くプレーもQB#6カートからWR#9宜本へ17ヤードのパスが通り、敵陣24ヤードまで前進。
すると今度はRB#28吉澤のインサイドランが炸裂し、20ヤードゲインでゴール前4ヤードまで前進。
この4ヤードは、RB#28吉澤が走り切り後半最初の攻撃をTDで終わらせた。
キックもK#37佐藤が決め追加点。
【スコア】3Q 6:05 ライズ 21-3 ミネルヴァ

ライズのキックで試合再開。
K#7竹内のキックは再びタッチバック。
敵陣25ヤードからのライズディフェンスはパス中心に攻められるも、LB#5田中喜貴(法政大学)、LB#56浦野雄大(立命館大学)らのタックルで4thダウン3ヤードとなる。
この4thダウンでミネルヴァはギャンブルプレーを選択。
短いパスを通されたが、直ぐにLB#56浦野がタックルしダウン更新を阻止。
敵陣47ヤード付近でライズオフェンスとなる。

RB#34川村のラン、WR#19テイのパスキャッチで敵陣28ヤードまで前進すると、再びWR#19テイに23ヤードのパスが通りゴール前5ヤードに迫る。
この5ヤードをRB#34川村が走り切りTD。
キックも#7竹内が決め追加点。
【スコア】3Q 11:15 ライズ 28-3 ミネルヴァ

ライズのキックで試合再開。
K#7竹内のキックは再びタッチバック。


4Q

4Qに入りミネルヴァはパス中心の攻撃。
5度ダウンを更新され、6分以上の時間を使われTDを奪われる。
エクストラプレーは、パスを決められる。
【スコア】4Q 6:18 ライズ 28-11 ミネルヴァ

ミネルヴァのキックで試合再開。
ライズはQBを#13馬島臨太郎(法政大学)にスイッチ。
WR#19テイやWR#18大谷にパスを通すも、その後が続かずパントとなる。

敵陣27ヤードからのライズディフェンスは、2度ダウン更新を許すも、DL#82齊川、LB#99フィルのQBサックで凌ぐ。

残り1分31秒、敵陣44ヤードからのライズオフェンスは、QB#13馬島からRB#29阿部快斗(法政大学)、TE#87定成、WR#9宜本へパスが次々と決まりゴール前14ヤードまで前進。
しかし、TDを狙ったパスをミネルヴァDBにインターセプトされ攻守交代。

敵陣20ヤードからのライズディフェンスは、最初のプレーでLB#4星野慶一郎がパスインターセプトし、1プレーでオフェンスにボールを戻す。

試合残り34秒でボールは敵陣38ヤード。
WR#19テイのパスキャッチや、QB馬島自らのランでゴール前16ヤードまで進んで4ダウン2ヤード。
この33ヤードFGをK#37佐藤がきっちり決める。
【スコア】4Q 11:52 ライズ 31−11 ミネルヴァ

【城ヶ滝一朗HCのコメント】
地元ファンの方々の応援が力になり、ノジマ相模原ライズにとって特別なホームゲームを勝利で飾る事ができました。
試合開始のドライブでタッチダウンを奪う事ができ、幸先の良いスタートをきることができました。
また前半終了間際にも得点を重ね、相手を突き放せたことが勝利につながったと思います。
第3Q、オフェンスは2TDを奪い、ディフェンスは相手を無得点に抑え、ほぼ勝利を確実なものにできました。
最終4Q に一度はミネルヴァに得点を奪われはしましたが、試合終了間際に強い逆風の中、しっかりとFGを決めて目標であった20点差をつけて勝利できました。

内容的にも、オフェンスはランパスともに相手をコントロールし、初戦ではできなかった1Qと3Qの最初のシリーズでTDを奪えたことは素晴らしかったと思います。
しかし、エンドゾーン目前でボールを奪われたこと(インターセプト)は反省点です。
ディフェンスは、前半1発ロングパスで自陣まで攻め込まれ、3点を失いましたが、全体的に大きくやられることのない展開でした。
ひとつ今後に向けて改善が必要なのは、3Q終盤からミドルパスを通されることが多くなり、それを修正できず4QにTDを奪われたことです。
このミドルパスは、前半では止めていたショートパスの裏を狙われたものでした。
得点を奪われる前に、相手の狙っている場所を早く理解し、自分たちの動きの変化をさせなくてはなりません。
この試合で出た課題を改善し、次戦に挑みたいと思います。

次戦は、ライスボウル3連覇中の富士通フロンティアーズです。
日本最強のチームですが、オフェンス、ディフェンス、スペシャルチーム全てのユニットが最高のパフォーマンスをすれば勝てない相手ではありません。
最強のチームを倒すために、この2週間でチームを最高の状態に持っていきます。
皆様の声援が力になりますので、引き続きノジマ相模原ライズに熱い応援のほどよろしくお願いします。