ノジマ相模原ライズ | 3 | - | 48 | 富士通フロンティアーズ |
0 | 1QT | 28 | ||
---|---|---|---|---|
3 | 2QT | 3 | ||
0 | 3QT | 7 | ||
0 | 4QT | 10 | ||
- | TBS | - |
得点経過 | ||||||||
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TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
富士通 | 1 | 0:13 | Kick-off Return | #13 高津佐隼矢 | 99 | KICK | #11 西村豪哲 | G |
富士通 | 1 | 3:34 | RUN | #2 トラショーンニクソン | 4 | KICK | #11 西村豪哲 | G |
富士通 | 1 | 6:38 | RUN | #29 サマジーグラント | 1 | KICK | #11 西村豪哲 | G |
富士通 | 1 | 6:55 | Fumble Recover | #34 樋田祥一 | 18 | KICK | #11 西村豪哲 | G |
富士通 | 2 | 6:56 | FG | #11 西村豪哲 | 22 | |||
RISE | 2 | 12:00 | FG | #13 鈴木健太 | 29 | |||
富士通 | 3 | 9:02 | PASS | #3 マイケルバードソン→#29 サマジーグラント | 2 | KICK | #11 西村豪哲 | G |
富士通 | 4 | 1:32 | FG | #11 西村豪哲 | 49 | |||
富士通 | 4 | 9:36 | PASS | #18 高木翼→#19 小梶恭平 | 37 | KICK | #5 納所幸司 | G |
スタッツ | ||
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ノジマ相模原ライズ | チーム | 富士通フロンティアーズ |
18(7 - 10 - 1) | ファーストダウン(ラン - パス - 反則) | 14(5 - 7 - 2) |
46 - 25 - 1 166Yds |
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト 獲得ヤード |
26 - 15 - 0 239Yds |
29 - 68Yds | (ラン) 回数 - 獲得ヤード | 21 - 140Yds |
75 - 234Yds | (攻撃) 回数 - 獲得ヤード | 47 - 379Yds |
6 - 47Yds | (反則) 回数 - 損失ヤード | 9 - 60Yds |
4 - 4 | (ファンブル) 回数 - 喪失 | 1 - 1 |
1 - 2 | (フィールドゴール) 回数 - 成功 | 2 - 2 |
28:33 | TIME OF POSSESSION | 19:27 |
個人記録 | |||||||
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RUSHING | |||||||
NO. | PLAYER | ATT | YDS | TD | LG | ||
20 | デレク アキラ ウィリアムス | 13 | 33 | 0 | 12 | ||
29 | 吉田 光輝 | 6 | 31 | 0 | 14 | ||
26 | 森本 紘介 | 4 | 13 | 0 | 9 | ||
32 | 小林 篤実 | 2 | 6 | 0 | 4 | ||
17 | 小林 貴紀 | 4 | -15 | 0 | 1 | ||
TOTAL | 29 | 68 | 0 | 14 | |||
PASSING | |||||||
NO. | PLAYER | ATT | COMP | INT | YDS | TD | LG |
17 | 小林 貴紀 | 44 | 25 | 1 | 166 | 0 | 18 |
[TEAM] | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
25 | 東松 瑛介 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
TOTAL | 46 | 25 | 1 | 166 | 0 | 18 | |
RECEIVING | |||||||
NO. | PLAYER | REC | YDS | TD | LG | ||
21 | 秋山 光 | 4 | 44 | 0 | 14 | ||
15 | 出島 崇秀 | 3 | 40 | 0 | 18 | ||
23 | 伊藤 雅恭 | 4 | 34 | 0 | 10 | ||
20 | デレク アキラ ウィリアムス | 3 | 17 | 0 | 10 | ||
14 | 西川 大地 | 2 | 14 | 0 | 8 | ||
30 | 山田 周平 | 2 | 7 | 0 | 5 | ||
32 | 小林 篤実 | 1 | 3 | 0 | 3 | ||
26 | 森本 紘介 | 2 | 3 | 0 | 2 | ||
29 | 吉田 光輝 | 1 | 2 | 0 | 2 | ||
[TEAM] | 3 | 2 | 0 | 10 | |||
TOTAL | 25 | 166 | 0 | 18 | |||
TACKLE | |||||||
NO. | PLAYER | TACKLE | YDS | SACK | FF | FR | |
3 | 佐久間 徹 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
4 | 星野 慶一郎 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
18 | 増山 純季 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
5 | 田中 喜貴 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
24 | 織田 裕樹 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
44 | 小宮 洋平 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
56 | 浦野 雄大 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
7 | リー ハイタワー | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
22 | 渡辺 健太 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
26 | 森本 紘介 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
93 | 池田 貴士 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
99 | 木村 健太朗 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
[TEAM] | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ||
TOTAL | 25 | 0 | 0 | 1 | 1 | ||
INTERCEPTION | |||||||
NO. | PLAYER | INT | YRD | TD | |||
TOTAL | 0 | 0 | 0 | ||||
PASS CUT | |||||||
NO. | PLAYER | CUT | |||||
TOTAL | 0 | ||||||
RETURN | |||||||
NO. | PLAYER | KOR | KOR YRD | KOR TD | PR | PR YRD | PR TD |
26 | 森本 紘介 | 5 | 92 | 0 | 0 | 0 | 0 |
25 | 東松 瑛介 | 2 | 42 | 0 | 2 | 19 | 0 |
3 | 佐久間 徹 | 1 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 |
TOTAL | 8 | 142 | 0 | 2 | 19 | 0 |
新型コロナウイルスの感染拡大により、パールボウルトーナメントは中止となり、一時は開催自体が危ぶまれたものの、観客数をキャパシティの25%に制限し、総当たり方式から2ブロック制へ変更する縮小開催での実施となった秋季公式戦。
今シーズンより城ヶ滝ヘッドコーチを新たに迎え、攻守両コーディネーターも一新した、新生ノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)としての初陣の相手は、ジャパンXボウル・ライズボウルを4連覇しているディフェンディングチャンピオンの富士通フロンティアーズ(以下、フロンティアーズ)。
秋空の下、2020年の戦いが始まった。
ライズのキックで試合開始。
日本代表K#13鈴木(慶應義塾大学)のキックをフロンティアーズ陣1ヤードでキャッチしたリターナーに対し、RB#2宮幸(中央大学)らが果敢にタックルに行くが、うまくかわされてしまう。そのまま99ヤードをリターンされ、タッチダウン(以下、TD)を許してしまう。
TD後のキックも決まる。
【スコア】1Q 13秒 ライズ 0-7 フロンティアーズ
フロンティアーズのキックで試合再開。
ライズも好リターンを返したいところだが、ライズ陣のエンドゾーン内まで蹴り込まれタッチバックを選択。ライズ陣25ヤードからオフェンスとなる。
オフェンスを率いるのは、QB#17小林(専修大学)。
注目のファーストプレーはRB#26森本(立命館大学)へのハンドオフ。
このプレーはフロンティアーズDLの早い潰しにあいノーゲインとなる。
続く2プレー目はパスを選択。同じくRB#26森本へ短いパスを通し3ヤード獲得。
ファーストダウンを狙ったWRへスラントパターンのパスは通らず、ファーストシリーズはスリーアンドアウトでパントとなる。
フロンティアーズ陣42ヤードからのライズディフェンスは、確りと止めたいところ。1stダウンのプレーでいきなり58ヤードのタッチダウンランを許したと思われたが、このプレーの間にフロンティアーズにホールディングの反則がありTDは無効となる。
1stダウン13ヤードとなり、続くパスは相手の落球でノーゲイン。2ndダウンのパスプレーも短いパスを通されるも、LB#56浦野(立命館大学)、LB#5田中(法政大学)のタックルで6ヤードのゲインに抑える。
3rdダウン7ヤードのプレーでライズは反則を取られ1stダウンを許す。
その後3プレー連続のランプレーでTDを許す。
【スコア】1Q 3分34秒 ライズ 0-14 フロンティアーズ
ライズ陣28ヤードからの2回目のオフェンスシリーズは、今季フロンティアーズから移籍加入のRB#20ウィリアムス(日本大学)がランで5ヤードを獲得するもその後が続かずこのシリーズもスリーアンドアウトでパントとなる。
フロンティアーズ陣30ヤードからのライズディフェンスはLB#18増山(日本体育大学)のタックル、DB#7ハイタワー(ヒューストン大学)のパスカバーでノーゲインに抑えるも、3rdダウンで10ヤードのパスを決まられ1stダウン更新を許す。続くプレーで58ヤードのロングパスを通されゴール前1ヤードまで前進を許し、最後はランプレーで追加点を奪われる。
【スコア】1Q 6分38秒 ライズ 0-21 フロンティアーズ
ライズ陣25ヤードから再開された3回目のオフェンス。ここで1TD返したいところだったが、パスキャッチ後のボールをファンブルさせられ、ファンブルリカバーTDを許してしまう。
【スコア】1Q 6分55秒 ライズ 0-28 フロンティアーズ
ライズ陣23ヤードから4回目のライズオフェンスは、一矢報いたいところだったが、またしてもスリーアンドアウトでパントとなる。
ディフェンスの好守に応えたいライズオフェンスは、ライズ陣13ヤードから。
RB#32小林(法政大学)の力強いランで4ヤードを獲得し、3rdダウンではWR#21秋山(日本大学)へ14ヤードのパスが通りこの試合初めての1stダウンを更新する。
続く2プレーはRB#32小林の2ヤードラン、4ヤードパスキャッチで3rdダウン残り4ヤードとなったところで第1Q終了。
3rdダウン残り4ヤードで再開された第2Q最初のプレーはWR#21秋山へ6ヤードのパスが通り連続して1stダウンを更新。
パス失敗の後の2ndダウンはRB#29吉田(龍谷大学)が2ヤードのゲイン。
3rdダウン残り8ヤードの場面では、WR#87田中(日本体育大学)にフロンティアーズ陣へ進入する10ヤードアウトパターンのパスが通り三度1stダウンを更新する。
フロンティアーズ陣45ヤードからの攻撃では、RB#20ウィリアムスのランで4ヤード、新人TE#30山田(関西大学)へ2ヤードのパスで前進。
次のプレーではフロンティアーズに反則があり、フロンティアーズ陣34ヤードから1stダウンとなる。
このドライブを得点に結びつけたいライズオフェンスは、RB#29吉田のランとWR#14西川(早稲田大学)のパスキャッチでフロンティアーズ陣25ヤードまで前進するも4thダウン残り1ヤードとなる。何としてもTDが欲しいライズオフェンスは4thダウンギャンブルを選択。
RB#20ウィリアムスのランで見事ギャンブルを成功させ、フロンティアーズ陣23ヤードから1stダウンとなる。
1stダウンの攻撃でQB#17小林がTDを狙うパスを投げた瞬間にフロンティアーズディフェンスにタックルされる。判定はパス失敗だったがビデオレビューの結果、パスを投げる前にボールを叩かれファンブルと再判定下り、フロンティアーズがリカバーをしていたのでターンオーバー好守交代となる。
少なくてもフィールドゴール(以下、FG)が確実な絶好の得点機会を失ってしまう。
ボールを失ったライズはフロンティアーズ陣24ヤードからのディフェンス。
何としても前進を阻止し再びオフェンスにボールを渡したいところだったが、パスを中心に攻められ6プレーでライズ陣5ヤードまで前進を許す。
絶体絶命のピンチであったが、LB#5田中(法政大学)のプレッシャー、DB#22渡辺(帝京大学)、DB#33山口(早稲田大学)のカバーで3プレー連続パスを不成功にさせる。FGこそ決められたがTDは阻止する。
【スコア】2Q 6分56秒 ライズ 0-31 フロンティアーズ
得点を返したいライズは自陣25ヤードからのオフェンス。
WR#23伊藤(東京学芸大学)のショートパスやRB#29吉田のドロープレーで自陣45ヤードまで前進するも反則で罰退。このシリーズもパントとなる。
このパントでDB#7ハイタワーが果敢に相手をプッシュしリターナーのファンブルを誘う。ファンブルしたボールを新人LB#59笹尾(同志社大学)がフロンティアーズ陣39ヤードでリカバーするビッグプレー。
好位置から再びオフェンスとなり、直後のプレーでRB#26森本の9ヤードランでFG圏内に前進する。その後の2プレーはノーゲインに抑えられるも4thダウン1ヤードのギャンブルもQB#17小林のランプレーで1stダウン更新。
次の攻撃でも4thダウン1ヤードに抑えられるが、再びギャンブルで1stダウン更新をし、フロンティアーズ陣18ヤードからの攻撃となる。
WR#14西川へのパスなどでフロンティアーズ陣7ヤードまで前進するも、前半の残り時間が3秒となりFGを選択。
22ヤードFGをK#13鈴木がしっかり決め、3点を返したところで前半終了。
【スコア】2Q 12分00秒 ライズ 3-31 フロンティアーズ
フロンティアーズのキックで後半開始。
自陣陣2ヤード地点でボールをキャッチしたRB#25東松(立命館大学)は27ヤード地点までリターン。
後半立ち上がりのシリーズを何としても得点に繋ぎたいオフェンスは、WR#15出島(久留米大学)の10ヤードキャッチ、RB#20ウィリアムスの12ヤードランRB#29吉田の14ヤードランで次々と1stダウンを更新していく。
フロンティアーズ陣26ヤードまで前進し、なおもRB#29吉田のランで19ヤード地点まで前進し3rdダウン残り3ヤードで、1stダウンを狙ったパスを1ヤードに抑えられてしまう。
ここは手堅くFGで追加点を狙ったが、ボールは僅かに右にそれ失敗となる。
これ以上点差を広げたくないライズディフェンスであったが、フロンティアーズオフェンスに11プレー5分近くジワジワと時間を掛けられTDを許してしまう。
【スコア】3Q 9分2秒 ライズ 3-38 フロンティアーズ
後半のファーストシリーズでドライブができたライズオフェンスは、再びドライブし得点を上げたいところだが、フロンティアーズディフェンス陣に前進を阻まれ、このシリーズはスリーアンドアウトのパントになる。
フロンティアーズ陣35ヤードからのディフェンスはフロンティアーズの強力オフェンスラインとRBに押され4プレーでライズ陣31ヤードまで前進されたところで3Q終了。
第4Q最初のプレーでフロンティアーズにホールディングの反則があり10ヤード罰退。パスでロングゲインを狙われるもDB#7ハイタワーがしっかりとマークしパスキャッチを許さずライズ陣32ヤードから4thダウンとなる。
このダウンで49ヤードの長いFGを決められ追加点を許してしまう。
【スコア】4Q 1分32秒 ライズ 3-41 フロンティアーズ
最終Qで一矢報いたいライズオフェンスは7プレーで31ヤード前進したが、WRのリバースプレーを読まれ大幅にロス。1stダウンを狙ったパスもフロンティアーズDBにカットされ、このシリーズもパントとなる。
フロンティアーズ陣33ヤードから再開されたライズディフェンスも意地を見せ、DB#7ハイタワーや、DL#99木村(専修大学)のタックルでスリーアンドアウトのパントに抑える。
試合時間残り6分45秒、ライズ陣29ヤードからのオフェンスはRB#20ウィリアムスへのスクリーンパス、WR#15出島へのパスなどでフロンティアーズ陣41ヤードまで前進するが、痛恨のファンブルで攻守交代となる。
ライズ陣37ヤードからフロンティアーズのロングパスに対し、ライズディフェンスはパスカットを狙いに行くもフロンティアーズWRにキャッチされ、そのままTDを上げられてしまう。
【スコア】4Q 9分36秒 ライズ 3-48 フロンティアーズ
試合時間残り2分24秒 ライズ陣25ヤードからのオフェンス、試合時間残り1分2秒
ライズ陣7ヤードからのオフェンスはそれぞれファンブルリカバーとインターセプトを喫し万事休す。最後はフロンティアーズにニーダウンをされ試合終了。
【最終スコア】ライズ 3-48 フロンティアーズ
目下4連覇中のディフェンディングチャンピオンに対し、新生ノジマ相模原ライズは真っ向勝負を挑んだが、いきなりキックオフリターンタッチダウンを奪われるなど、終始波にのることができず敗北を喫した。 しかし、層の厚いディフェンディングチャンピオンに対し、勝負できた部分もあり今後の戦いにプラスとなるだろう。 城ヶ滝新ヘッドコーチの初陣を勝利で飾ることはできなかったが、次節の関西遠征では初勝利を期待したい。
次節は、11月8日(日)13時から大阪のエキスポフラッシュフィールドにて、第1節のIBM Big Blueとの撃ち合いを制したエレコム神戸ファイニーズと対戦する。