ノジマ相模原ライズ | 7 | - | 9 | オービックシーガルズ |
0 | 1QT | 0 | ||
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0 | 2QT | 3 | ||
0 | 3QT | 0 | ||
7 | 4QT | 6 | ||
- | TBS | - |
得点経過 | ||||||||
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TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
オービック | 2 | 6:00 | FG | #98 中山 龍之介 | 39 | |||
オービック | 4 | 2:20 | FG | #98 中山 龍之介 | 45 | |||
オービック | 4 | 10:17 | FG | #98 中山 龍之介 | 39 | |||
ノジマ相模原 | 4 | 11:09 | PASS | #6 KURT PALANDECH→#81 田窪 大渡 | 26 | KICK | #40 竹内 空 | G |
スタッツ | ||
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ノジマ相模原ライズ | チーム | オービックシーガルズ |
14 (2 - 10 - 2) | ファーストダウン(ラン - パス - 反則) | 16 ( 8 - 8 - 0 ) |
31 - 18 - 1 225Yds |
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト 獲得ヤード |
24 - 11 - 0 115Yds |
39 - 20Yds | (ラン) 回数 - 獲得ヤード | 121 - 34Yds |
51 - 264Yds | (攻撃) 回数 - 獲得ヤード | 58 - 236Yds |
5 - 30Yds | (反則) 回数 - 損失ヤード | 3 - 30Yds |
2 - 0 | (ファンブル) 回数 - 喪失 | 2 - 1 |
0 - 1 | (フィールドゴール) 回数 - 成功 | 3 - 3 |
24:34 | TIME OF POSSESSION | 23:26 |
個人記録 | |||||||
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RUSHING | |||||||
NO. | PLAYER | ATT | YDS | TD | LG | ||
#6 | KURT PALANDECH | 10 | 22 | 0 | 16 | ||
#28 | 吉澤 祥 | 8 | 19 | 0 | 13 | ||
#20 | DERECKAKIRA WILLIAMS | 2 | -2 | 0 | 1 | ||
TOTAL | 20 | 39 | 0 | 16 | |||
PASSING | |||||||
NO. | PLAYER | ATT | COMP | INT | YDS | TD | LG |
#6 | KURT PALANDECH | 30 | 17 | 1 | 226 | 1 | 43 |
#20 | DERECKAKIRA WILLIAMS | 1 | 1 | 0 | -1 | 0 | 0 |
TOTAL | 31 | 18 | 1 | 225 | 1 | 43 | |
RECEIVING | |||||||
NO. | PLAYER | REC | YDS | TD | LG | ||
#81 | 田窪 大渡 | 5 | 90 | 1 | 43 | ||
#87 | 定成 吉輝 | 4 | 49 | 0 | 27 | ||
#86 | 明松 大雅 | 1 | 27 | 0 | 27 | ||
#28 | 吉澤 祥 | 2 | 26 | 0 | 25 | ||
#20 | DERECKAKIRA WILLIAMS | 2 | 12 | 0 | 8 | ||
#97 | 岡本 晃季 | 1 | 10 | 0 | 10 | ||
#85 | 小林 岳史 | 1 | 9 | 0 | 9 | ||
#82 | 吉田 武蔵 | 1 | 3 | 0 | 3 | ||
TOTAL | 18 | 225 | 1 | 43 | |||
TACKLE | |||||||
NO. | PLAYER | TACKLE | YDS | SACK | FF | FR | |
#22 | 渡辺 健太 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#5 | 田中 喜貴 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#56 | 浦野 雄大 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#27 | 松井 悠太 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#33 | 山口 昂一郎 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | |
#18 | 増山 純季 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#36 | 政岡 和志 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#41 | 松木 晋也 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | |
#3 | 佐久間 徹 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#14 | 西川 大地 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#32 | 光永 悠馬 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#35 | 小林 篤実 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#38 | 宮本 侑知 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#90 | 伊倉 良太 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#95 | 山形 祐貴 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#97 | 岡本 晃季 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#32 | 永田 大河 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | |
#6 | KURT PALANDECH | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | |
#28 | 吉澤 祥 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | |
TOTAL | 36 | 0 | 1 | 1 | 3 | ||
INTERCEPTION | |||||||
NO. | PLAYER | INT | YRD | TD | |||
TOTAL | 0 | 0 | 0 | ||||
PASS CUT | |||||||
NO. | PLAYER | CUT | |||||
#27 | 松井 悠太 | 1 | |||||
#33 | 山口 昂一郎 | 1 | |||||
#36 | 政岡 和志 | 2 | |||||
#32 | 永田 大河 | 1 | |||||
TOTAL | 5 | ||||||
RETURN | |||||||
NO. | PLAYER | KOR | KOR YRD | KOR TD | PR | PR YRD | PR TD |
#28 | 吉澤 祥 | 0 | 0 | 0 | 4 | 46 | 0 |
#16 | 大谷 空渡 | 1 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 |
#3 | 佐久間 徹 | 1 | 21 | 0 | 0 | 0 | 0 |
#28 | 吉澤 祥 | 1 | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 |
#21 | 阿部 快斗 | 1 | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 |
TOTAL | 4 | 76 | 0 | 4 | 46 | 0 |
4年ぶりの開催となるパールボウルトーナメント。初戦のアサヒビール戦に14-3で勝利。準決勝でも昨年度ライスボウル王者の富士通フロンティアーズに16-13と接戦を制したノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)。
第43回パールボウルの相手は、パールボウル3連覇中のオービックシーガルズ(以下、シーガルズ)
ライズ発足以来初のボウルゲーム優勝を目指した戦いが富士通スタジアム川崎にて始まった。
シーガルズのキックオフで試合開始。副将DB#3佐久間徹(名城大学)は自陣エンドゾーンから21ヤードのリターン。
自陣21ヤードから始まったライズ最初の攻撃は、QB#6カート・パランデック(ネバダ大学ラスベガス校)からTE#87定成吉輝(中央大学)へショートパスを成功させる。
2ndダウンでQBサックを受けるも、3rdダウン8ヤードで再びTE#87定成へパスが通り1stダウンを更新する。
次の攻撃は新人RB#28吉澤祥(早稲田大学)の3連続ランプレー。
しかしこれはシーガルズの堅守にあい、4thダウンパントとなる。
敵陣31ヤードからのライズディフェンス。最初のインサイドランプレーはDL#97岡本晃季(同志社大学)が1ヤード前進に抑える。
2ndダウンはWRへのパスを通されるも、DB#22渡辺健太(帝京大学)やDB#3佐久間の寄せで8ヤードの前進に抑え3rdダウンで残り1ヤードとなる。
このショートヤードの攻防は、DL#90伊倉良太(法政大学)がアグレッシブに詰め、相手RBがコースを変えたところにDB#27松井悠太がタックル。2ヤードのロスタックルとなり、4thダウンパントに抑える。
自陣32ヤードからこの日2回目のライズオフェンスは、RB#20デレク・ウィリアムス(日本大学)へのパスで4ヤード、WR#81田窪大渡(早稲田大学)への9ヤードパスでダウン更新。
更にRB#20デレクへのパスで8ヤードを前進し敵陣に進入する。
しかし残り2ヤードを進むことができず、このシリーズもパントとなる。
ライズディフェンス2回目の守備は、敵陣18ヤードから。
19ヤードのミドルポストパスやロールアウトからの10ヤードパスが成功し、ハーフウェイ付近まで前進を許すも、ビッグゲインは許さない。
ランプレーに至っては、ライズDLがシーガルズOLをしっかりとコントロールし、LBやDBがしっかりとタックルし前進を許さず、このシリーズもパントに抑える。
このパントはタッチバックとなり第1Q終了。
エンドが変わり自陣20ヤードからライズオフェンスとなる。
3rdダウン9ヤードの場面で、ダウン更新を狙ったパスを自陣40ヤード付近でシーガルズDBにインターセプトされる。さらに自陣15ヤードまでリターンを許し一気に失点のピンチとなる。
この厳しい状況でも、ショートパスやランプレーは、DB#36政岡和志(関西大学)の早い詰めや副将#18LB増山純季(日本体育大学)のタックルで前進を許さない。
しかし、3rdダウン10ヤードでダウン更新となるパスを決められゴール前3ヤードまで前進される。
タッチダウンを狙うシーガルズは、FBのダイブプレー。このプレーにDB#佐久間が反応しタックル。ボールはファンブルとなり、DB#33山口昂一郎(早稲田大学)がリカバー。
オフェンスのミスも帳消しにするターンオーバーとなる。
自陣4ヤードからのライズオフェンスは、ボールを進めて陣地を挽回したいが、シーガルズディフェンスに阻まれパントとなる。
ハーフウェイ付近からのライズディフェンスは、2度のダウン更新を許し自陣22ヤードまで前進される。
再びタッチダウンを狙うシーガルズオフェンスに対し、LB#32永田大河(立命館大学)のパスカットなどで凌ぎ4thダウンでフィールドゴール(以下、FG)となる。
この39ヤードFGは決められシーガルズが均衡を破る。
【スコア】2Q 6:00 ライズ 0-3 シーガルズ
自陣24ヤードからのライズディフェンスは、得点を返したいところ。
QB#6カート自らのランやTE#82吉田武蔵(日本大学)へのショートパスでダウンを更新すると、シーガルズディフェンスのパス妨害やWR#86明松大雅(明治大学)へのロングパスで、敵陣10ヤードまで攻め込む。
しかし、その後はエンドゾーンにボールを運ぶことができず、27ヤードのFGトライとなる。
このFGは右側に外れ、同点に追いつくことはできず攻守交代となる。
このシリーズもディフェンスの堅守で敵陣31ヤードと好位置からのライズオフェンスであったが、前進することができず45ヤードのFGトライとなる。
しかし同点を狙ったこのFGを決めることができず、攻守交代となる。
前半残り1分10秒は両チーム得点なく終了。
新人K#40竹内空(名城大学)のキックで後半開始。
敵陣32ヤードからのライズディフェンスとなる。
エースRBのランプレーを中心にプレーするシーガルズに対し、ライズディフェンスはDL#41松木晋也(上智大学)、LB#5田中喜貴(法政大学)のタックル、DL#95山形祐貴(名城大学)のロスタックルでダウン更新を許さずパントに追い込む。
このパントを自陣25ヤード付近でキャッチしたRB#28吉澤は、タックラー2人を外し左サイドに駆け上がる。敵陣45ヤード付近に迫る30ヤードのビッグリターンとなる。
勢いに乗りたいライズオフェンスだが、反則もありダウン更新はできず、後半最初のシリーズもパントとなる。
P#40竹内が蹴ったパントは敵陣6ヤード付近でサイドラインを割るビッグプレー。
ライズディフェンスに好ポジションをもたらす。
後半2回目のライズディフェンスは、LB#56浦野雄大(立命館大学)のタックルや、DB#27松井のQBプレッシャーなどで1回のダウン更新に抑えパントにする。
自陣17ヤードからのライズオフェンスは、QB#6カートのランプレーやRB#28吉澤のパスキャッチからのランでシーガルズ陣40ヤードまで前進するも、反則などがあり後が続かずパントになる。
シーガルズはここでQBを新加入のアメリカ人選手にスイッチ。
ここまで要所を抑えてきたライズディフェンスだが、短長のパス、ランを出され自陣35ヤードまで前進されたところで第3Q終了。
4Q最初のプレーは、12ヤードのランを出され自陣23ヤードまで前進を許す。
しかし直後に、DL#41松木、LB#32永田が2プレー連続でQBをサックし前進を許さない。
タッチダウンこそ阻止したが、自陣28ヤードから45ヤードFGトライを決められ追加点を許す。
【スコア】 4Q 2:20 ライズ 0-6 シーガルズ
自陣25ヤードからのライズオフェンスは、最初のプレーでQB#6カートからWR81田窪へ48ヤードのロングパスが通り、一気に敵陣32ヤードまで前進。
得点圏に入ったかと思われたが、その後のランプレーがロスとなり、このシリーズもパントとなってしまう。
逆に自陣16ヤードから再開されたシーガルズオフェンスに5分近く時間を使われながら前進される。このシリーズもタッチダウンは防いだが、39ヤードのFGを決められ9点差となる。
【スコア】 4Q 10:17 ライズ 0-9 シーガルズ
試合残り1分35秒
自陣17ヤードからのライズオフェンス。
時間消費を最小限とし、得点を上げたいライズオフェンスはパス中心の攻撃をする。
QB#6カートからTE#87定成へ6ヤード、11ヤード、27ヤード、WR#81田窪へ13ヤードのパスが成功し、敵陣26ヤードまで攻め込むと、最後は右サイドを駆け上がるWR#81田窪へ26ヤードのパスが通りタッチダウン。
直後のキックもK#40竹内が決める。
【スコア】 4Q 11:09 ライズ 7-9 シーガルズ
再びボールを確保したいライズは、キックオフでオンサイドキックを試みるも、無常にもサイドラインを割り、シーガルズボールとなる。
試合時間残り51秒は、シーガルズが時間を進め試合終了。
【ファイナルスコア】ライズ 7-9 シーガルズ
ノジマ相模原ライズ初のボウルゲームは、
総獲得ヤード:ライズ264ヤード、シーガルズ236ヤード
ファーストダウン:ライズ14回、シーガルズ16回
など、スタッツ上はほぼ互角の内容であったが、2点差での敗戦となった。
敗戦こそしたが、今春は若手の台頭など好感触も多く、何よりボウルゲームの最後の最後まで戦い抜いたという事実は、必ずや今後に活かされる良い経験になったはずである。
6/24(土)に控えるホームゲーム福岡SUNS戦でも、しっかりと経験を積み秋に向け再びチーム一丸となって戦う姿に期待したい。