ノジマ相模原ライズ | 28 | - | 32 | IBM BIG BLUE |
7 | 1QT | 0 | ||
---|---|---|---|---|
10 | 2QT | 3 | ||
0 | 3QT | 16 | ||
11 | 4QT | 13 | ||
- | TBS | - |
得点経過 | ||||||||
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TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
ノジマ相模原 | 1 | 2:46 | PASS | #6 KURT PALANDECH→#9 DARNEAIL JENKINS | 13 | KICK | #37 佐藤太希 | G |
ノジマ相模原 | 2 | 0:10 | RUN | #6 KURT PALANDECH | 28 | KICK | #37 佐藤太希 | G |
IBM | 2 | 4:05 | FG | #19 丸山和馬 | 41 | |||
ノジマ相模原 | 2 | 9:52 | FG | #37 佐藤太希 | 44 | |||
IBM | 3 | 6:10 | RUN | #2 政本悠紀 | 4 | KICK | #19 丸山和馬 | G |
IBM | 3 | 6:19 | Safety | |||||
IBM | 3 | 10:37 | PASS | #2 政本悠紀→#8 Smith Jason | 6 | KICK | #19 丸山和馬 | G |
ノジマ相模原 | 4 | 2:51 | FG | #37 佐藤太希 | 23 | |||
IBM | 4 | 5:07 | RUN | #32 遠藤集 | 2 | KICK | #2 政本悠紀 | NG |
ノジマ相模原 | 4 | 9:07 | PASS | #6 KURT PALANDECH→#9 DARNEAIL JENKINS | 3 | PASS | #6 KURT PALANDECH →#83 小坂恒介 |
G |
IBM | 4 | 11:42 | RUN | #2 政本悠紀 | 6 | KICK | #16 福岡勇斗 | G |
スタッツ | ||
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ノジマ相模原ライズ | チーム | IBM BIG BLUE |
22(7ー14ー1) | ファーストダウン(ラン - パス - 反則) | 19(7ー10ー2) |
35ー24ー1 246Yds |
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト 獲得ヤード |
43ー23ー1 236Yds |
27ー122yds | (ラン) 回数 - 獲得ヤード | 16ー86yds |
62ー368yds | (攻撃) 回数 - 獲得ヤード | 59ー322yds |
2ー20yds | (反則) 回数 - 損失ヤード | 5ー25yds |
1 - 1 | (ファンブル) 回数 - 喪失 | 0 - 0 |
2 - 2 | (フィールドゴール) 回数 - 成功 | 1 - 1 |
28:31 | TIME OF POSSESSION | 19:29 |
個人記録 | |||||||
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RUSHING | |||||||
NO. | PLAYER | ATT | YDS | TD | LG | ||
#6 | KURT PALANDECH | 6 | 56 | 1 | 28 | ||
#2 | 阿部 快斗 | 10 | 29 | 0 | 12 | ||
#29 | 吉田 光輝 | 7 | 20 | 0 | 10 | ||
#27 | 若島 慎兵 | 4 | 17 | 0 | 7 | ||
TOTAL | 27 | 122 | 1 | 28 | |||
PASSING | |||||||
NO. | PLAYER | ATT | COMP | INT | YDS | TD | LG |
#6 | KURT PALANDECH | 35 | 24 | 1 | 246 | 2 | 35 |
TOTAL | 35 | 24 | 1 | 246 | 2 | 35 | |
RECEIVING | |||||||
NO. | PLAYER | REC | YDS | TD | LG | ||
#85 | 八木 雄平 | 4 | 87 | 0 | 35 | ||
#9 | DARNEAIL JENKINS | 8 | 62 | 2 | 21 | ||
#83 | 小坂 恒介 | 5 | 46 | 0 | 18 | ||
#2 | 阿部 快斗 | 3 | 23 | 0 | 17 | ||
#23 | 伊藤 雅恭 | 3 | 17 | 0 | 11 | ||
#27 | 若島 慎兵 | 1 | 11 | 0 | 11 | ||
TOTAL | 24 | 246 | 2 | 35 | |||
TACKLE | |||||||
NO. | PLAYER | TACKLE | YDS | SACK | FF | FR | |
#7 | LEE HIGHTOWER | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#24 | 織田 裕樹 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#5 | 田中 喜貴 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#18 | 増山 純季 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#22 | 渡辺 健太 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#44 | 小宮 洋平 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#56 | 浦野 雄大 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#59 | 笹尾 健 | 2 | 7 | 1 | 0 | 0 | |
#3 | 佐久間 徹 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#11 | 財津 弘彬 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#16 | 今井 龍之介 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#47 | 小澤 優太 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
#93 | 池田 貴士 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
TOTAL | 28 | 7 | 1 | 0 | 0 | ||
INTERCEPTION | |||||||
NO. | PLAYER | INT | YRD | TD | |||
#24 | 織田 裕樹 | 1 | 0 | 0 | |||
TOTAL | 1 | 0 | 0 | ||||
PASS CUT | |||||||
NO. | PLAYER | CUT | |||||
#7 | LEE HIGHTOWER | 1 | |||||
#24 | 織田 裕樹 | 3 | |||||
#5 | 田中 喜貴 | 1 | |||||
#22 | 渡辺 健太 | 1 | |||||
TOTAL | 6 | ||||||
RETURN | |||||||
NO. | PLAYER | KOR | KOR YRD | KOR TD | PR | PR YRD | PR TD |
#15 | 出島 崇秀 | 2 | 31 | 0 | 0 | 0 | 0 |
#3 | 佐久間 徹 | 1 | 22 | 0 | 0 | 0 | 0 |
#23 | 伊藤 雅恭 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 |
TOTAL | 4 | 53 | 0 | 3 | 0 | 0 |
勝った方がプレーオフ進出を大きく手繰り寄せられる大一番。ライズ368yd、IBM322ydとどちらも総獲得ヤード300ydを超えた大接戦となり、試合は最後の1秒まで勝敗の行方が読めない大接戦となった。
最初に試合の主導権を握ったのはライズだった。WR#15出島の好リターンで自陣37ydからオフェンスを始めると、好調RB#29吉田の10ydランとWR#85八木がディフェンダー3人に囲まれながら35ydレシーブを決め、一気に敵陣ゴール前までオフェンスを進める。直後の1stダウンで、レシーバーセットをしていた今季加入の大型TE#9DJへエンドゾーン奥へのコーナーパスが決まり、タッチダウン。課題であるファーストドライブをタッチダウンで終え、幸先良いスタートを切った。
1Q残り9:43、ライズ 7-0 IBM
続いて、今季のリーディングパサーのIBM・QB#2政本率いるオフェンスがライズディフェンスに襲いかかる。WR#8ジェイソン・スミス、#82白根、RB#21佐藤へパスを次々通し、一気にライズ陣32ydまで攻め込む。しかしながら、エースTE#40スタントンを狙ったフラットスクリーンパスをSF#7リーがノーゲインのタックルに仕留めると、3rdダウンもパス失敗に終わり、IBMをFGへと追い込んだ。すると、IBMがディレイオブゲームの反則で5ydの罰則をFGレンジから出るとこのドライブをパントで終え、結果反撃の目を摘むことに成功した。IBMをパントに追い込むことに成功したライズは次のドライブを自陣3ydからエンドゾーンを背負った状態でオフェンスを始めたが、2プレー目でRB#2阿部の力強いインサイドのランプレーで真ん中駆け抜けると、12ydのゲインを獲得し、あっという間にバックドアップシチュエーションから抜け出した。その後もRB#27若島、#29吉田、#2阿部の中央のランプレーとWR#85八木、#83小坂へのタイミングパスで敵陣28ydまで進む。
2RB隊形から展開された中央のランプレーに早いリアクションを示したIBM守備陣の裏をかく形でQB#6カートがキャリーしタッチダウン。
2Q残り11:50ライズ 14−0 IBM
IBMは続くオフェンスで、WR#8スミスへのショートパスを皮切りに、前節から日本復帰をしている#84近江へ連続でパスを通し、ドライブを進めた。テンポを上げてきたIBMに対してLB#59笹尾のQBサックなどビッグプレーも出たが、その後反則による罰退で自陣への侵入を許したが、このドライブはFGで止めることに成功。2Q残り7:55ライズ14−3IBM。
この直後は3rdアウトで終わったものの、続くIBMのオフェンスをシャットアウトすると、IBM陣47ydの好位置からオフェンスを開始。IBMの縦への素早いプレッシャーに苦しめられたが、IBM陣27ydで迎えた4th8でK#37佐藤がFGを決め、さらにリードを広げた。
2Q残り2:08、ライズ 17−3 IBM。
3Qは双方のディフェンスの奮闘で両者のオフェンスは思うようにドライブを進められずにいた。試合が動いたのは3QのIBMの2回目のオフェンスの直後だ。直前のIBMオフェンスをDL#91マイクのQBに対する好プレッシャー、CB#24織田のパスカットなどで3プレーでシャットアウトに成功し、パントに追い込むことに成功した。しかし続くパントで、ライズ陣33yd付近のサイドライン際に蹴られたボールをWR#23伊藤がファンブルし、これをIBM・DB#25寺中がリカバー。この好機を見逃さなかったIBMはこの日見せていなかったWRをフィールドの広いサイドに4人並べたアンバランス隊形を敷きながらRB#21佐藤の中央のランプレーで一気にゴール前へ進んだ。ライズも懸なディフェンスでなんとか失点を防ごうとしたが、最後はQB#2政本が自らのスクランブルでエンドゾーンへねじ込む。
3Q残り5:50、ライズ 17−10 IBM。
気を取り直して攻撃展開したかったライズだったが、今度は直後のキックオフリターンでリターナー・WR#15出島がボールを捕逸。ボールを拾ってからIBMカバー陣を捲ろうとしたところをエンドゾーンでタックルを受け、セーフティーを献上。ライズは1分もせず9点も失うことになった。
3Q残り5:41、ライズ 17−12 IBM。
続くオフェンスでIBMはRB#21佐藤へのスクリーンパスで、11yd獲得し1プレーでダウンを更新。2プレー後、IBMに完全に流れが傾いた雰囲気が漂っていた中、マンツーマンでパスカバーをしていたCB#24織田がQB#2政本が投じたパスをダイビングしながらインターセプト。ライズの窮地を救うビッグプレーを見せる。ライズオフェンスはQB#6カートがパスプレーからのスクランブル、オプションプレーで自ら積極的にキャリーしながら、RB#2阿部のラン、TE#9DJのフラットパスで自陣44ydまでオフェンスを進めるが、3rd2でQB#6カートがTE#9DJへ投じたスクリーンパスが合わず、IBM・CB#29米田にインターセプトされる。IBMはWR#84近江へのポストコーナーの44ydパスで一気にゴール前へ進むと、WR#8スミスへのスラントパスでタッチダウン。
3Q残り1:23、ライズ 17−19 IBM。
勝負は遂に4Qへ突入。自陣25ydからオフェンスが始まったライズはTE#9DJのコーナーへの21ydパスとWR#85八木がDB2人に囲まれながら縦への33ydパスをレシーブし、一気にオフェンスを進めると更に#85八木のパスとRB#2阿部のランでIBM陣6yd侵入。然しエンドゾーンを狙い、三度攻め込んだがIBMディフェンスの激しいプレッシャーに遭い、このドライブをFGで終えてしまうが、ライズが再びリードを獲得。4Q残り、9:09ライズ20−19IBM。
前半と打って変わって後半に入って勢いに乗っているIBMは次のドライブを自陣43ydからオフェンスを開始。RB#21佐藤へ連続して投じられたショートパスはゲインを許したものの、LB#5田中、#56浦野のソロタックルで最小限のゲインに留めた。しかし、ダウン更新を一度許してライズ陣47ydで迎えた3rd10、IBM・WR#82白根のフィールドを横切るアクロスパスをレシーブすると、タックラーを次々と躱しながらライズ陣13ydまで攻め込み、RB#32遠藤の2キャリーでタッチダウン。ここでIBMがまた試合をひっくり返した。
4Q残り6:53、ライズ 20−25 IBM。
4Qも残り半分と時間がなくなってきた中、ライズは自陣37ydからWR#83小坂、TE#9DJへのショートパスを交互に通し、更に#2阿部のオフタックルを駆け上がるランプレーでIBM陣4ydまで攻め込み、タッチダウンのチャンスを迎える。そして迎えたゴール前3yd、3rd3でTE#9DJがディフェンダーに掴まれながらも、QB#6カートが奥のパイロンに目掛けて投じたフェードパスを見事にキャッチし、タッチダウン。続く2ptコンバージョンも成功。
4Q残り2:53、ライズ 28−25 IBM。
このまま逃げ切りたいライズだが、そうはならないのがIBMとの試合。試合再開のキックオフでIBMを自陣21ydまで押し込むことに成功するが、IBM・QB#2政本がこのあとテンポよくオフェンスを進める。RB#21佐藤、WR#8スミス、#82白根へ交互にターゲットを変えながらショートパスを通し、自陣48ydまでボールを進めると、パスを警戒しているライズディフェンスの裏をかく、RB#32遠藤のクイックドローランで一気にライズ陣29ydまで攻め込まれる。更にWR#82白根、TE#40スタントンがショートパスのレシーブとランアフターキャッチでゴール前まで進むと、IBMはここでタイムアウトを取得。タイムアウトが明け、ライズ陣6ydで迎えた2nd1でQB#2政本が自ら走り込むクオーターバックドローでこの日2本目のタッチダウンで、三度目の逆転を許してしまう。
4Q残り0:18、ライズ 28−32 IBM。
逆転勝利に向けてライズは自陣32ydからオフェンスを始めたが、時間を使い切られてしまった中でダウン更新1回に止まり、最後にQB#6カートが投じたヘイルメイリーパスは、エンドゾーン手前でパスカットをされ、ここで試合終了。
ライズ 28−32 IBM。
プレーオフをかけた一戦はIBMに軍配が上がり、IBMはこれでプレーオフ進出に向けて大きく前進した。一方のライズは、最終節・オール三菱ライオンズとの試合を勝った上で、IBMの引き分け以下でプレーオフへの道が開ける。オール三菱ライオンズは初戦の前節・IBM戦は0-70と大敗を喫したものの、今節は東京ガス相手に21−30と僅差で敗北したが、調子を上げてきているだけに、まずはオール三菱ライオンズ戦に勝利し、プレーオフへ望みをかけたい。