Xリーグ 秋季リーグ戦 第5戦 vs 東京ガスクリエイターズ

2021/10/30 (土) 13:00 KICKOFF @相模原ギオンスタジアム
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 33 - 7 東京ガスクリエイターズ
0 1QT 0
14 2QT 7
6 3QT 0
13 4QT 0
- TBS -
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
ノジマ相模原 2 6:55 PASS #6 KURT PALANDECH→#83 小坂恒介 39 KICK #37 佐藤 太希 G
ノジマ相模原 2 11:29 PASS #6 KURT PALANDECH→#85 八木雄平 12 KICK #37 佐藤 太希 G
東京ガス 2 11:45 Kick-off Return #17 Draper Sean 95 KICK #89 朴 容俊 G
ノジマ相模原 3 2:52 FG #37 佐藤太希 31
ノジマ相模原 3 8:31 FG #37 佐藤太希 29
ノジマ相模原 4 1:12 RUN #6 KURT PALANDECH 3 PASS #6 KURT
PALANDECH
NG
ノジマ相模原 4 10:49 RUN #27 若島慎兵 2 KICK #37 佐藤 太希 G
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム 東京ガスクリエイターズ
17(10ー7ー0) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 4(0ー4ー0)
20ー12ー0
152Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
29ー8ー2
72Yds
42ー178yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 15ー-2yds
62ー330yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 42ー70yds
2ー5yds (反則) 回数 - 損失ヤード 3ー23yds
1 - 1 (ファンブル) 回数 - 喪失 0 - 0
2 - 2 (フィールドゴール) 回数 - 成功 0 - 0
29:39 TIME OF POSSESSION 18:21
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YDS TD LG
#29 吉田 光輝 19 113 0 15
#27 若島 慎兵 7 26 1 8
#6 KURT PALANDECH 7 24 1 18
#2 阿部 快斗 8 17 0 6
[TEAM] 1 -2 0 0
TOTAL 42 178 2 18
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YDS TD LG
#6 KURT PALANDECH 20 12 0 152 2 46
TOTAL 20 12 0 152 2 46
RECEIVING
NO. PLAYER REC YDS TD LG
#15 出島 崇秀 1 46 0 46
#83 小坂 恒介 1 39 1 39
#23 伊藤 雅恭 3 21 0 13
#81 定成 吉輝 1 12 0 12
#85 八木 雄平 1 12 1 12
#89 伊藤 圭吾 1 10 0 10
#29 吉田 光輝 2 9 0 10
#27 若島 慎兵 1 3 0 3
#2 阿部 快斗 1 0 0 0
TOTAL 12 152 2 46
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YDS SACK FF FR  
#91 MIKE SCOTT Jr. 3 0 0 0 0
#5 田中 喜貴 2 0 0 0 0
#22 渡辺 健太 2 0 0 0 0
#24 織田 裕樹 2 0 0 0 0
#44 小宮 洋平 2 0 0 0 0
#90 伊倉 良太 2 7 1 0 0
#93 池田 貴士 2 4 1 0 0
#7 LEE HIGHTOWER 1 0 0 0 0
#45 田島 翔太 1 0 0 0 0
#47 小澤 優太 1 0 0 0 0
#95 山形 祐貴 1 0 0 0 0
#18 増山 純季 0 0 0 0 0
#59 笹尾 健 0 0 0 0 0
TOTAL 19 11 2 0 0
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YRD TD  
#22 渡辺 健太 1 5 0
#18 増山 純季 1 0 0
TOTAL 2 5 0
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
#22 渡辺 健太 1
#24 織田 裕樹 1
#59 笹尾 健 1
TOTAL 3
RETURN
NO. PLAYER KOR KOR YRD KOR TD PR PR YRD PR TD
#23 伊藤 雅恭 0 0 0 4 31 0
#56 浦野 雄大 0 0 0 1 1 0
#15 出島 崇秀 2 55 0 0 0 0
TOTAL 2 55 0 5 32 0

試合レポート

プロローグ

2年ぶりにギオンスタジアムで開催されるホームゲームは、前回この地で敗れた東京ガスクリエイターズを迎えての試合。前節・エレコム戦で初勝利を飾ったライズと、TOP3と互角の試合を展開してきた東京ガスの両者はここまで1勝3敗と並んでおり、プレーオフ進出を懸けた重要な一戦となった。今節の注目は東京ガスQB#5ジェロッド・エバンスとWR#8ナムディ・アグードの新生ホットラインに対するパスディフェンスと、好調RB#29吉田のランプレーを中心にリズムを作り先制しリードを奪えるかが勝敗を左右すると予想された。


1Q

序盤は両者ともにディフェンスの好守により、リズムを掴めずに試合が進んだ。ライズは好調RB#29吉田のランプレーでダウン更新を狙うも、ファーストドライブは東京ガスのランストップに集中したディフェンスで3ダウンアウトに終わった。
対する東京ガスはQB#5エバンスがWR#8アグードへのパスとインサイドのランプレーでドライブを進めるが、ライズ陣47ydで迎えた3rd10はQB#5エバンスのスクランブルでダウン更新を図るも、これをDL#93池田がタックルしノーゲインで終わらせた。ディフェンスは続くドライブでも、東京ガスTE#82伊津野がキャッチミスしたスクリーンパスをCB#22渡辺がインターセプトし東京ガスオフェンスの侵入を許さなかった。
ディフェンスのビッグプレーが目立つ中、オフェンスは東京ガスDL#20ジェブライ・レーガン、#2池田のラッシュに苦戦し、QB#6カートは思うようにパスを投じさせてもらえなかった。


2Q

両者流れを掴めないまま、試合は2Qに突入した。なんとしても先制点が欲しいライズは東京ガスの好守にドライブを阻まれていたが、東京ガスのセカンドドライブ後のパントをWR#23伊藤が好リターンを見せ、ライズは自陣43ydの好位置からオフェンスを開始した。1Qから三度続いていた好位置からのオフェンスを遂に先制点に繋げた。
RB#29吉田のパワープレーでダウン更新をした直後のファーストダウンで、ライズはランプレーを警戒していた東京ガスディフェンスの裏を斯く、プレーアクションパスをコール。このプレーでダブルムーブのパスパターンでオープンになったWR#83小坂へQB#6カートが落ち着いてパスを通しタッチダウンし、先制。
2Q残り5:05、ライズ7-0東京ガス

続くオフェンスドライブでもこの日好調のインサイドのランプレーとその組み合わせのランフェイクパスをWR#23伊藤、TE#81定成、WR#89伊藤圭へ立て続けに通し、一気に敵陣へゴール前まで進む。最後はWR#85八木への12ydのタッチダウンパスが決まり、前半終了間際に貴重な追加点を入れた。
しかし、直後のキックオフで東京ガスDB#17ショーン・ドレイパーに痛恨のリターンタッチダウンを許してしまい、前半を終える。
ライズ14-7東京ガス


3Q

前半終了間際でリターンタッチダウンを許してしまったライズだが、後半立ち上がりからディフェンスの堅守により東京ガスに流れを渡さなかった。前半終了間際の好プレーから流れに乗ろうとした東京ガスオフェンスだが、2プレー目でライズディフェンスの激しいパスラッシュを交わしながらQB#5エバンスが投じたパスはターゲットとタイミング合わず、キャッチミスをしたボールに即タックルを狙っていたLB#18増山が反応しインターセプト。
敵陣28ydから始まったオフェンスだが、ライズの追加点を阻止したい東京ガスディフェンスの粘りもあり、このドライブはFGを選択。K#34佐藤がしっかり決め追加点をあげる。
3Q残り9:08、ライズ17-7東京ガス

続くドライブでも、WR#15出島への46ydパスが通り、ゴール前まで攻め込むが追加点はFGの3点に留まった。
ライズ20-7東京ガス

タッチダウンまでは繋がらずとも、オフェンスが着実に追加点を重ねる中、ディフェンスもDL#90伊倉のQBサックや#91マイクのロスタックルを中心に強烈なラッシュでQB#5エバンスに落ち着いてパスを投げさせず、東京ガスオフェンスをシャットアウトした。


4Q

3Q終了間際からライズは自陣35ydからオフェンスを開始。この試合で力強いランプレーを見せていたRB陣がこのドライブでも留まることを知らなかった。ゴールまで65ydの距離があったドライブはRB#29吉田、#2阿部、#27若島がそれぞれキャリー、QB#6カートのスクランブルもあり敵陣10ydまで攻め込んだ。最後はQB#6カートがインサイドのゾーンランを自らエンドゾーンへ運び、タッチダウン。
4Q残り10:48、ライズ26-7東京ガス

反撃の糸口を探す東京ガスだが、QB#5エバンスとWR陣のパスタイミングが合わず、3rdダウンではDL#95山形とLB#56浦野、DL#90伊倉のロスタックルでオフェンスを完全にシャットダウン。
4Q残り時間6分をライズオフェンスはランプレーで攻め込み、最後はRB#27若島の移籍後初TDで試合を締め括った。
最終スコア、ライズ33-7東京ガス


エピローグ

この日は富士通、パナソニック、オービックとの厳しい3連戦から堅守を見せていたディフェンスは総喪失70yd、ラン喪失に至っては-2yd、無失点とこの日も変わらず堅い守りを見せた。ディフェンスの活躍に呼応するように、オフェンスが噛み合い330ydを獲得し、ランとパスそれぞれで2TDを挙げた。次節・IBM戦に勝てば、プレーオフ進出が確定する試合だけに次節も攻守の噛み合いを期待したい。