Xリーグ 秋季リーグ戦 第4戦 vs エレコム神戸ファイニーズ

2021/10/17 (日) 15:00 KICKOFF @エキスポフラッシュフィールド
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 20 - 14 エレコム神戸ファイニーズ
7 1QT 7
13 2QT 0
0 3QT 7
0 4QT 0
- TBS -
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
ノジマ相模原 1 2:17 PASS #6 KURT PALANDECH→#85 八木 雄平 8 KICK #37 佐藤 太希 G
エレコム 1 9:08 PASS #19 Cody Sokol→#39 秋元 ミンジェ 36 KICK #16 多田羅 翔吾 G
ノジマ相模原 2 2:14 FG #37 佐藤 太希 35
ノジマ相模原 2 6:50 RUN #29 吉田 光輝 21 KICK #37 佐藤 太希 G
ノジマ相模原 2 11:23 FG #37 佐藤 太希 33
エレコム 3 5:45 PASS #19 Cody Sokol→#87 辻本 祐樹 14 KICK #16 多田羅 翔吾 G
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム エレコム神戸ファイニーズ
18(6ー11ー1) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 8(1ー7ー0)
34ー21ー0
172Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
25ー13ー2
150Yds
30ー112yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 17ー32yds
64ー284yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 42ー182yds
9ー76yds (反則) 回数 - 損失ヤード 9ー64yds
1 - 1 (ファンブル) 回数 - 喪失 1 - 1
2 - 3 (フィールドゴール) 回数 - 成功 0 - 1
28:48 TIME OF POSSESSION 19:12
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YDS TD LG
#29 吉田 光輝 25 83 1 21
#6 KURT PALANDECH 4 26 0 10
#27 若島 慎兵 1 3 0 3
TOTAL 30 112 1 21
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YDS TD LG
#6 KURT PALANDECH 34 21 0 172 1 32
TOTAL 34 21 0 172 1 32
RECEIVING
NO. PLAYER REC YDS TD LG
#85 八木 雄平 5 44 1 26
#2 阿部 快斗 2 34 0 32
#81 定成 吉輝 2 24 0 17
#14 西川 大地 3 20 0 9
#15 出島 崇秀 2 18 0 13
#29 吉田 光輝 3 11 0 9
#83 小坂 恒介 1 8 0 8
#27 若島 慎兵 1 7 0 7
#86 明松 大雅 1 5 0 5
#23 伊藤 雅恭 1 1 0 1
TOTAL 21 172 1 32
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YDS SACK FF FR  
#44 小宮 洋平 3 0 0 0 0
#91 MIKE SCOTT Jr. 3 0 0 0 0
#5 田中 喜貴 2 0 0 0 0
#18 増山 純季 2 0 0 0 0
#22 渡辺 健太 2 0 0 0 0
#24 織田 裕樹 2 0 0 0 0
#3 佐久間 徹 1 0 0 0 0
#4 星野 慶一郎 1 0 0 0 0
#7 LEE HIGHTOWER 1 0 0 1 0
#11 財津 弘彬 1 0 0 0 0
#90 伊倉 良太 1 0 0 0 0
#95 山形 祐貴 1 0 0 0 0
#97 岡本 晃季 1 13 1 0 0
TOTAL 21 13 1 1 0
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YRD TD  
#7 LEE HIGHTOWER 1 0 0
TOTAL 1 0 0
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
#24 織田 裕樹 1
#7 LEE HIGHTOWER 1
TOTAL 2
RETURN
NO. PLAYER KOR KOR YRD KOR TD PR PR YRD PR TD
#3 佐久間 徹 1 15 0 0 0 0
#15 出島 崇秀 1 0 0 0 0 0
#1 藤本 遼 1 0 0 0 0 0
#23 伊藤 雅恭 0 0 0 2 6 0
#29 吉田 光輝 0 0 0 1 1 0
TOTAL 3 15 0 3 7 0

試合レポート

プロローグ

リーグ戦も折返しの第4節、プレーオフ進出を目指すライズにとってはもう一つの負けも許されない、正しく崖っぷちの状況。
対するエレコムは3試合終わって1勝1敗1分と、勝ち点4はあるものの、勝利はオール三菱ライオンズ戦の不戦勝のみであり、プレーオフ進出に向けてトップ3との3試合に向けて弾みを付けたい一戦。


1Q

ライズのキックオフで始まった試合は、開幕以来堅調に良いプレーを見せるディフェンスがファーストドライブから見せた。エレコム陣12ydから始まったディフェンスは3rd2でWR#21アルフォンソがキャリーしたインサイドゾーンをランストップで上がったSF#7リーのファンブルフォース。ライズディフェンスがリカバーし、3プレーでシャットアウト。
敵陣20ydから始まったオフェンスは、RB#29吉田のアウトサイドゾーンとWR#14西川へのパスが決まりダウン更新すると、4プレー目でWR#85八木へのスクリーンパスでタッチダウンし、ライズが先制。課題であった先取点を獲得し、幸先の良いスタートを切った。
1Q残り9:43、ライズ7-0エレコム

続くディフェンスはエレコムの直前のキックオフリターンでのキャッチミスもあり、またもエレコム陣6ydから。今季新加入のDL#91マイク・スコット・ジュニアのセーフティ寸前のロスタックルなどで、またもや3プレーでシャットアウト。
続くドライブでは、ショートヤードの3rd更新が出来ず、FGを試みるが、K#37佐藤のキックは僅かに届かず、エレコムは自陣30ydから攻撃を開始。
流れを傾けたいエレコムはWR#85近藤、#21アルフォンソのパス、RB#24白神のランでテンポよくライズ陣まで侵入。最後はRB#39秋元へのスクリーンパスでタッチダウンをし、同点に追いつく。
1Q残り2:52、ライズ7-7エレコム


2Q

流れが均衡している中、初戦から安定感を見せているディフェンスは、2Q最初のディフェンスでLB#47小澤が敵陣23yd付近でインターセプトを見せると、直後のドライブでタッチダウンはならなかったものの、K#37佐藤が今度はFG確りと沈め、勝ち越す。
2Q残り9:46、ライズ10-7エレコム

続くディフェンスでもエレコムオフェンスを3プレーでシャットアウトし、流れを更にライズへ手繰り寄せた。
ここでディフェンスのナイスプレーに応えるようにオフェンスもRB#29吉田の力強いラン、WR#86明松、WR#85八木へのパスで敵陣20ydまで侵入。最後はRB#29吉田の鮮やかなオフタックルランで20ydタッチダウンランを記録。
2Q残り8:00、ライズ17-7エレコム

続くエレコムオフェンスも、SF#7リーのインターセプトでライズ陣43ydからオフェンス開始。
このドライブはタッチダウンまで繋がらなかったものの、ライズは確り時間を消費し、K#37佐藤がこの日2本目のFGを沈める。
2Q残り0:37、ライズ20-7エレコム


3Q

後半は前半と打って変わって立ち上がりからピンチを迎えることになる。試合はエレコムのキックオフで再開。ここでエレコムはこれまでの3試合に見せなかったボールオンミドルからのキックオフでプーチキックをした。このキックがOL#71藤本のファンブルを誘発し、これをエレコム#8大野がリカバー。このドライブでエレコムは前半のドライブから展開したプレーの派生を行いながらQB#19ソコールのスクランブルやWR#21アルフォンソのパスでライズ陣深くまでドライブを進め、WR#87辻本の10ydタッチダウンパスが決まる。
3Q残り6:15、ライズ20-14エレコム

この後のライズオフェンスは、QB#6カートのスクランブルやTE#81定成のパスレシーブでドライブを進めるが、このドライブだけで4回45ydの反則を犯してしまい、ドライブを進められずパントに追い込められる。


4Q

ライズオフェンスの3rdダウンから始まる。自陣7ydから始まっていたオフェンスは、WR#15出島、TE#81定成のレシーブ、QB#6カートのスクランブルで敵陣までドライブを進めるが、エレコム陣48ydで迎えた3rdは僅かに届かず、パントに追い込まれる。
そして、このパントでライズはこの日1番のピンチを迎える。WR#21アルフォンソのパントキャッチのフェイクに釣られ、CBのポジションに入ってフリーなっていたRB#22芦田がレシーブし、リターン。ビッグリターンをされるもフィールド中央付近で、CB#22渡辺がタックルしなんとかリターンを止めた。
あとがないエレコムはQB#19ソコールのパスなどでダウン更新するが、最後は2つのパス失敗後の3rd15でこの日初スナップのルーキーDL#97岡本が、13ydのロスタックルとなるQBサックを決め、ライズはピンチを脱した。
残り6分あった試合も、RB#29吉田のランを中心にドライブを進めながら、時間を消費し試合の勝利を決めた。


エピローグ

ライズはこの日SFB#7リーの2ターンオーバーやRB#29吉田の25キャリー83yd1TDの活躍で初勝利を飾った。
一方で後半のキッキングでのミスや無得点など、プレーオフ進出に向けて課題も残る試合となった。
次節対戦する東京ガスは今季の勝ち数は1勝に留まっているものの、第2節以降は各ゲームで粘り強い試合展開を見せており、全く油断ならない相手である。
次節勝利を手にしたチームはプレーオフの切符獲得に向けて大きく前進するだけに、ライズはこの初勝利を弾みに連勝を狙っていきたいところだ。