パールボウルトーナメント Dグループ第1戦 vs 東京ガスクリエイターズ

2018/4/22 (日) 17:00 KICKOFF @富士通スタジアム川崎
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 31 - 11 東京ガスクリエイターズ
7 1QT 0
7 2QT 0
14 3QT 11
3 4QT 0
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
RISE 1 06:31 PASS #10 藤本 → #2 宮幸 8 KICK #13 鈴木 G
RISE 2 02:21 PASS #10 藤本 → #21 秋山 8 KICK #13 鈴木 G
RISE 3 06:08 PASS #10 藤本 → #82 伊津野 8 KICK #13 鈴木 G
東京ガス 3 07:41 FG #19 関根 36
RISE 3 10:47 PASS #10 藤本 → #85 八木 26 KICK #13 鈴木 G
東京ガス 3 12:00 PASS #6 イカイカ → #22 尾花 22 RUSH #9 岩越 G
RISE 4 03:03 FG #13 鈴木 49
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム 東京ガスクリエイターズ
22 (6 - 14 - 2) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 5 (1 - 4 - 0)
40 - 24 - 1
281Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
28 - 12 - 0
103Yds
28 - 92Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 14 - 7Yds
68 - 373Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 42 - 110Yds
4 - 30Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 5 - 44Yds
0 - 0 (ファンブル) 回数 - 喪失 0 - 0
3 - 1 (フィールドゴール) 回数 - 成功 2 - 1
31:20 TIME OF POSSESSION 16:40
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YDS TD LG    
27 細野 陽平 10 30 0 8
20 前島 利勇 9 30 0 9
2 宮幸 崇 4 21 0 10
25 東松 瑛介 2 15 0 9
37 櫻井 佑介 1 2 0 2
10 藤本 亮 1 -3 0 -3
TEAM 1 -3 0 -3
TOTAL 28 92 0
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YDS TD LG
10 藤本 亮 40 24 1 281 4 33
TOTAL 40 24 1 281 4
RECEIVING
NO. PLAYER NO YDS TD LG    
85 八木 雄平 10 139 1 26
15 出島 崇秀 3 68 0 33
6 佐藤 励 3 16 0 11
82 伊津野 文人 2 16 1 8
18 藤本 遼 1 11 0 11
21 秋山 光 2 10 1 8
2 宮幸 崇 1 8 1 8
1 中田 結 1 7 0 7
27 細野 陽平 1 6 0 6
TOTAL 24 281 4
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YDS SACK FF FR  
26 渡辺 健太 3 0 0 0 0
20 前島 利勇 2 0 0 0 0
52 鈴木 修悟 2 0 0 0 0
2 宮幸 崇 1 0 0 0 0
4 矢口 俊太 1 0 0 0 0
9 番矢 大輝 1 0 0 0 0
24 山口 亮二 1 0 0 0 0
44 小宮 洋平 2 10 1 0 0
16 今井 龍之介 1 0 0 0 0
22 河石 泰 1 0 0 0 0
32 財津 弘彬 1 0 0 0 0
37 櫻井 佑介 1 0 0 0 0
47 梶浦 嵩之 1 0 0 0 0
67 細野 燿平 1 0 0 0 0
72 流 正太朗 1 0 0 0 0
95 山形 祐貴 1 6 1 0 0
99 木村 健太朗 1 0 0 0 0
TOTAL 20 16 2 0 0
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YDS TD      
TOTAL 0 0 0
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
3 佐久間 徹 1          
26 渡辺 健太 1          
47 梶浦 嵩之 1          
TOTAL 3
RETURN
NO. PLAYER KOR KOR YRD KOR TD PR PR YRD PR TD
20 前島 利勇 3 63 0 4 32 0
6 佐藤 励 0 0 0 1 16 0
15 出島 崇秀 0 0 0 1 14 0
25 東松 瑛介 0 0 0 1 -4 0
TOTAL 3 63 0 7 58 0

試合レポート

プロローグ

季節を先取りした夏日の晴天の中、春シーズンのパールボウルトーナメントが始まった。新たな陣容で臨むライズオフェンスは、どんな攻撃スタイルを魅せてくれるか?また、ライズディフェンスは、どんなアグレッシブなディフェンスを魅せてくれるのか?話題の尽きないシーズンが開幕を迎えた。

1Q

ライズのキックオフで試合開始。東京ガスクリエイターズ(以下、東京ガス)の先発QBは#6ウーズィー、自陣19ヤードからの攻撃は、スリーアンドアウトでパントへと変わる。

ライズのファーストシリーズは、自陣13ヤードから。RB#2宮幸(中央大)のランプレーはスルスルっと抜け、幸先良く7ヤードのゲイン。2ndダウンでエースWR#85八木(慶応大)にパスが通りフレッシュ獲得。ライズの先発QB#10藤本(日本大)は、中央のランとパスを組み合わせ、テンポのいいオフェンスを指揮し、WR#15出島(久留米大)への28ヤードのコーナーパターンのパスなどを決め、ゴール前22ヤードまで迫る。その後、RB#25東松(立命館大)のランプレーなどでゴール前8ヤードまで攻め込み、最後はQB#10藤本からRB#2宮幸への右サイドのフラットパターンのパスが決まりTD、PATもK#13鈴木(慶応大)が決め、今シーズンのファーストシリーズをTDで締め、7-0とリードを奪う。

東京ガスのセカンドシリーズでは、中央のランプレーをしっかり守り、パスではDL#9番矢(京都大)がプレッシャーをかけインコンプリートを誘う。東京ガスは、パントするも陣地をあまり挽回できなかった。

ライズは敵陣39ヤードから攻撃権を得る。中央へのランとWR#6佐藤(日体大)へのショートパスなどを組み合わせて攻撃し、このシリーズはフィールドゴールを狙うが失敗に終わる。続く東京ガスのシリーズは、スリーアンドアウト。 ライズは自陣49ヤードから攻撃開始。WR#15出島へのショートパスなどを絡め前進し、ここで1Qが終了。


2Q

ライズは、敵陣33ヤードからの攻撃でスクランブルしたQB#10藤本がエンドゾーンにパスを投げ、東京ガスは堪らずインターフェアの反則。攻撃を続けるライズは、ゴール前8ヤードからの3rdダウン、WR#21秋山(日本大)へのパスが決まりTD、PATもK#13鈴木が決め、14-0とリードを広げる。

東京ガスは、QBを#1中本へスイッチ、ここで、ライズディフェンスは、LB#47梶浦(早稲田大)のパスカットやDL#95山形(名城大)のQBサックでフレッシュを与えない。続くシリーズをお互いスリーアンドアウトで終え、前半の残り時間は3分を切る。

ライズはフレッシュを獲得するも攻撃が続かず、東京ガスに攻撃権が移る。ここで東京ガスはQBを#6ウーズィーにスイッチするが、ライズディフェンスは、このシリーズをきっちり止める。前半残り1分弱でライズが攻撃権を得るが、1stダウンのパスがインターセプトされ、攻守交代。

東京ガスは、自陣42ヤードからの1stダウン。残り時間27秒でエンドゾーンを狙ってパスを投げるが、ライズDB#26渡辺(帝京大)がナイスカット。しかし、続く攻撃を決められゴールまで8ヤードに迫られる。前半残り時間2秒で東京ガスはフィールドゴールを試みるが、ライズディフェンスがブロック。得点を許さず前半を14-0で折り返す。


3Q

後半は、ライズのリターンから。ライズは自陣21ヤードより1stダウン。このシリーズは、TE#82伊津野(駒沢大)へのパスとランプレーでフレッシュを重ね、WR#85八木へのパスなどでロングドライブを続け、ゴール前8ヤードまで迫る。ここでQB#10藤本は、TE#82伊津野へパスを決めTD、PATもK#13鈴木が決め、21-0と東京ガスを突き放す。

しかし、次のキックオフで東京ガスがビックリターンを決め、ライズ陣26ヤードより攻撃。ライズディフェンスが粘りこのシリーズは、フィールドゴールへ持ち込むも、東京ガスは36ヤードのフィールドゴールを決め、21-3と差を縮める。

ライズの攻撃は、WR#85八木を中心に展開し、自陣20ヤードからロングドライブを続ける。東京ガスのインターフェアの反則もあり、最後はWR#85八木がゴール前26ヤードでポストパターンからフィールド中央でパスをキャッチしTD、PATもK#13鈴木がきっちり決め、28-3と東京ガスを突き放す。

しかし、またも東京ガスがビックリターンし、敵陣18ヤードより攻撃権を得る。堅いライズディフェンスにQB#6ウーズィーは攻めあぐねるが、最後はスクランブルからRBへのパスが決まりTD、PATでプレーを行い2点獲得し、28-11とその差を縮め、ここで3Q終了。


4Q

ライズは自陣25ヤードからの攻撃。ここでもWR#85八木へのパスが決まり前進を続ける。敵陣36ヤードからの3rdダウン、WR#15出島へのパスはエンドゾーン手前で捕球し数歩走ってエンドゾーンへ倒れ込み、そこでボールを離したが、キャッチしていなかったと判定され、インコンプリート。ライズベンチの抗議も実らず試合が再開される。嫌なムードになったが、ここでK#13鈴木が49ヤードのロングフィールドゴールを難無く決め、31-11とまたも突き放す。

試合残り時間は9分を切った。東京ガスは、続く攻撃で4thダウンギャンブルをするが、ライズディフェンスが踏ん張り、フレッシュを与えない。逆にライズは敵陣41ヤードから攻撃権を得る。ライズはフレッシュを獲得するが反則などもあり、最後は42ヤードのフィールドゴールを狙うが失敗。東京ガスの攻撃に代わる。このシリーズのセカンドダウンでDL#44小宮(帝京大)がQBサックを決め東京ガスをパントへ追い込む。

続くライズのシリーズは前進できずパントへ。試合時間は残り3分を切った。東京ガスはQBを#8徳島へスイッチしオプションシリーズを展開するもライズディフェンスがきっちり止める。東京ガスは、4thダウンでQBを#6ウーズィーに代えるが、このギャンブルも止め、試合は、残り時間1分を切ってライズに攻撃権が移り、ライズがニーダウンし試合終了。


パールボウルトーナメントの初陣を勝利で飾った。この試合は、LB#47梶浦など新人の活躍も目立ったが、エースWR#85八木やDL#9番矢などもしっかり自分の役割を果たし勝利に貢献した。キッキングゲームには、課題が残ったが、次戦まで約一ヶ月の時間があるため、今後の修正できっちり仕上げてくれることだろう。次戦は、強豪シルバースターとの対戦となる。リズム良い得点力のあるオフェンスと粘りあるディフェンスに期待して、今年はまず、パールボウルトーナメントを制し、秋のシーズンへの足掛かりとしたいところだ。春シーズンの頂きを目指すライズの挑戦は続く。