Xリーグ 1st stage 第三節

2013/9/22(日) 10:30キックオフ @川崎球場
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート ヘッドコーチ談話
ノジマ相模原ライズ 59 - 7 警視庁イーグルス
17 1QT 0
14 2QT 0
7 3QT 7
21 4QT 0
得点経過
Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG
13:44PASS#5木下→#81井上30KICK#16出澤G
16:14RUSH#25東松18KICK#16出澤G
111:02FG#16出澤33
29:39PASS#5木下→#1中田7KICK#16出澤G
211:05PASS#5木下→#80石川12KICK#16出澤G
33:11RUSH#25東松7KICK#16出澤G
38:36RUSH#3松岡3KICK#56原嶋G
43:15PASS#17藤本→#83下段11KICK#16出澤G
43:30PASS#17藤本→#32金子23KICK#16出澤G
48:33RUSH#35櫻井77KICK#16出澤G
スタッツ
25 (7-16-2)ファーストダウン(ラン - パス - 反則)12 (8-2-2)
26- 20- 0(パス) 試投 - 成功 - インターセプト 15- 9- 2
279Yds獲得ヤード75Yds
20-219 Yds(ラン) 回数 - 獲得ヤード 34-117 Yds
46-498 Yds(攻撃) 回数 - 獲得ヤード 49-192 Yds
7-38 Yds(反則) 回数 - 損失ヤード 4-30 Yds
1 - 0(ファンブル) 回数 - 喪失3 -2
1 - 1(フィールドゴール) 回数 - 成功1 -0
17:36:00TIME OF POSSESSION30:24:00
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YARDS TD LG    
25東松 瑛介1094218
35櫻井 佑介177177
2宮幸 崇638015
5木下 雅斗1808
27細野 陽平1404
-TEAM1-20-2
TOTAL202193-
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YARDS TD LG
5木下 雅斗19150209333
17藤本 亮75070223
TOTAL262002795-
RECEIVING
NO. PLAYER NO YARDS TD LG    
7井本 圭宣460018
1中田 結240133
81井上 繁明235130
88大滝 裕史226016
83下段 亮太224113
85関 大義117017
25東松 瑛介113013
80石川 恵一112112
2宮幸 崇21108
34堤 大1000
TOTAL182384-
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YARDS SACK      
37平間 朋希400
49嶋田 安孝400
13綾部 洋平3.500
22河石 泰3.500
3佐久間 徹300
4山口 亮二300
99木村 健太郎200
52鈴木 修悟1.500
44福田 真左嘉1.500
43池田 貴士1.500
55安川 大輔100
9トゥイカ トゥファーガ100
41中村 岬100
26井上 貴大100
23北村 雅史100
34堤 大100
16出澤 信100
36中嶌 悠斗100
8寺島 広高100
28川崎 将太0.500
TOTAL3700
INTERCEPTION
NO. PLAYER CUT          
13綾部 洋平1
23北村 雅史1
TOTAL2

試合レポート

前節で、難敵IBMビッグブルーを地元に迎えて接戦を制したRISE。今日は第三節で今期からXリーグに昇格した警視庁イーグルスとの対戦。何かと注目を集めているが、シーズン初戦のオービックシーガルズ戦では第三クォーター終了時点で0-14と接戦を演じ、その実力も侮れない。RISEは実力を出し切って、危なげのないゲームを見せて欲しい所。

警視庁イーグルス(以下イーグルス)のキックオフで試合開始。RISEは#5木下が攻撃のタクトを振る。オープニングシリーズではWR#7井本へのパスが良く決まり、最後は今期好調のWR#81井上へ30ヤードタッチダウンパスが成功。キックも成功して7-0に。続くイーグルスのファーストシリーズではRISE LB#13綾部がインターセプトで攻撃権を奪取!敵陣27ヤードからのRISEのオフェンスはRB#25東松が2プレーで27ヤードを走りきりタッチダウン(キックも成功)! 続くイーグルスのオフェンスを3アンドアウトに追い込み、続くRISEのオフェンスでは、WR#1中田、WR#88大滝、WR井本へのパスが小気味良く決まって敵陣16ヤードまで侵攻。ここからのフィニッシュにもたつき、最後はK#18出澤の33ヤードフィールドゴールが決まって17-0。


続く第2クォーターはイーグルスのオフェンスから。RISEの反則もあり、ファーストダウンを2回更新されるも、RISEディフェンス陣がイーグルスRB陣の前進を許さず、パントに追い込む。イーグルスのパント処理の最中にRISEディフェンスにパーソナルファウルがあり、自陣4ヤードからのRISEのオフェンスに。RB#2宮幸、#25東松のランプレーを軸に着実に前進、最後は木下からWR#1中田への7ヤードのパスが決まってタッチダウン!! キックも決まって24-0。続くイーグルスのオフェンスの最初のプレーで、パスを受けたイーグルスのレシーバーにRISE LB#49嶋田が強烈なタックルを見舞い、ファンブルロストを誘発。これをRISEディフェンス陣が押さえてターンオーバー!! 続く自陣48ヤードからのオフェンスで、木下からWR#80石川への12ヤードTDパス成功。キックも決まって31-0で前半終了。


後半最初のイーグルスのオフェンスでは、オフサイドの反則でファーストダウンを献上するも、RISE DB#23 副将北村がインターセプトで攻撃権を奪い返し、RISEのオフェンスへ。敵陣39ヤード地点からのオフェンスでは、RB東松の5連続ランプレーでタッチダウン!!キックも成功してスコアは38-0。続くRISEのキックオフを、イーグルスリターナーに42ヤードのビッグゲインを許し、次のプレーでも25ヤードのパスを決められ、あっという間にRISE陣30ヤード付近まで侵攻を許す。この日最初のピンチを、何とか0点で押さえたい所だったが、ホールディングの反則も発生し、最後はランプレーでエンドゾーンに飛び込まれ、失点(38-7)。次のオフェンスシリーズから、RISEはQBを#17藤本にチェンジ。すぐに取り返したい所だったが、パントに追い込まれてQ終了。


RISEディンフェンスも地力を発揮し、イーグルスオフェンスをパントに追い込み、敵陣47ヤードからのRISEのオフェンス。引き続き#17藤本が攻撃を率い、WR#83下段、#81井上、#16出澤に連続してパスを通し、最後は下段に11ヤードのパスを投げ込みタッチダウンを奪う(キックも成功して45-7)。続くRISEのキックオフで、RISEのカバーチーム#34堤が、イーグルスリターナーがファンブルしたボールをリカバーするビッグプレー!! 敵陣23ヤード付近から再びRISEの攻撃に。このチャンスをQB藤本からRB#32金子へのパスでしっかりフィニッシュまで持ち込みタッチダウン(キックも成功して52-7)!! RISEディフェンスはイーグルスに2回ダウンの更新を許すも、最後はパントに追い込む。RISEリターナーの#29堀が21ヤードの好リターンで創り出した自陣23ヤードからのオフェンスで、QB藤本からパスを受けたRB#35櫻井が77ヤードを走りきってのタッチダウン!! キックも決まってスコアは59-7。続くイーグルスのオフェンスで、自陣20ヤードまで進まれたRISEだったが、イーグルスのフィールドゴールが外れて試合終了。


オフェンスもディフェンスも、ビッグプレーが多く、新しい選手の活躍も目立ち、成果のある試合であった反面、反則で相手オフェンスを助ける場面やレッドゾーンでタッチダウンを取り切れない等、チームの課題は依然として解決されずに残った所もあり、次戦に向けて引き続きチーム力の向上を図る必要がある。次戦明治安田パイレーツ戦にも快勝し、全勝で1STステージのヤマ場である、昨季Xリーグ王者OBICシーガルズとの対戦に進みたい所。


須永ヘッドコーチコメント

第三節、警視庁EAGLES戦は59対7で勝利することができました。多勢のファンの皆様には、朝からの試合にもかかわらず、川崎球場までお越しいただき誠にありがとうございました。

前節のIBM戦を終えて、気を緩めることなく準備をし、この試合に向けたチームゴールを下記の3つに設定しました。

  1. 攻守蹴全てにおいて、基本プレーを完璧に遂行すること。
  2. これまでの2試合、スロースターターだったオフェンスは、ファーストシリーズ、セカンドシリーズを必ずTDで完結させ、ディフェンスは絶対に得点されないこと。
  3. オフェンスの得点の後のキックオフ、ディフェンスは相手を必ず押さえ、ディフェンスがターンオーバーを奪った後のオフェンスは必ずTDすること。

加えて、当然ながら目の前の1プレーに集中して、全てのプレーに全力を尽くすこと。

結果、2以外は未達成に終わり、まだまだ未熟なチームであると認めざるを得ない内容になりました。

また、内容以上に問題であったのは暴力行為による退場者を出してしまったことです。どのような理由にせよ、このようなことはあってはならないことであり、今のライズには日本一になる資格はないと言わざるを得ません。本人だけの問題ではなく、チームの全員が、もう一度ライズを背負っているという意識を強く持ち、行動し、日本一に相応しいチームを創っていきます。

チームに関わる全員が必死に取り組んでいるパワーを結果に結びつけることが、私の役割であります。もう一度、自分自身の足下を見つめなおし、チームをまとめていかなくてはならないと思っております。

次節、明治安田パイレーツ戦には、成長したライズをお見せできるよう、全力を尽くしてまいりますので、引き続き熱い応援の程、よろしくお願い申し上げます。

KEEP THE FAITH
ノジマ相模原ライズ
ヘッドコーチ 須永恭通