パールボウルトーナメント Dグループ第2戦 vs オール三菱ライオンズ

2019/5/18 (土) 14:00 KICKOFF @富士通スタジアム川崎
得点経過 スタッツ 個人記録
ノジマ相模原ライズ 38 - 12 オール三菱ライオンズ
7 1QT 0
17 2QT 6
14 3QT 6
0 4QT 0
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
RISE 1 05:20 RUSH #29吉田 12 KICK #13 鈴木 G
RISE 2 00:43 RUSH #11ロックレイ 7 KICK #37佐々木 G
オール三菱 2 04:11 RUSH #33鈴木 1 KICK #14荒川 NG
RISE 2 06:23 PASS #11ロックレイ→#23伊藤 18 KICK #13 鈴木 G
RISE 2 12:00 FG #13鈴木 24
RISE 3 06:39 PASS #11ロックレイ→#23伊藤 58 KICK #37佐々木 G
オール三菱 3 06:54 KOR #29野田 100 KICK #84奥瀬 NG
RISE 3 09:55 PASS #11ロックレイ→#81加藤 35 KICK #37佐々木 G
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム オール三菱ライオンズ
19 (11 - 8 - 0) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 14 (3 - 10 - 1)
24 - 16 - 0
260Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
32 - 15 - 1
164Yds
29 - 173Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 22 - 38Yds
53 - 433Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 54 - 202Yds
8 - 64Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 2 - 10Yds
1 - 1 (ファンブル) 回数 - 喪失 1 - 1
1 - 1 (フィールドゴール) 回数 - 成功 0 - 0
24:52 TIME OF POSSESSION 23:08
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YDS TD LG    
11 Jimmy Laughrea 6 59 1 18
2 宮幸 崇 11 46 0 10
29 吉田 光輝 10 51 1 15
32 小林 篤実 2 17 0 14
TOTAL 29 173 2
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YDS TD LG
11 Jimmy Laughrea 21 14 0 242 3 58
17 小林 貴紀 3 2 0 18 0 12
TOTAL 24 16 0 260 3
RECEIVING
NO. PLAYER NO YDS TD LG    
14 西川 大地 2 30 0 18
85 八木 雄平 3 45 0 24
23 伊藤 雅恭 6 104 2 58
81 加藤 雄哉 2 44 1 35
6 佐藤 励 1 19 0 19
15 出島 崇秀 1 6 0 6
29 吉田 光輝 1 6 0 6
TOTAL 16 260 3
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YDS SACK FF FR  
59 西尾 公伸 1 0 0 0 0
43 池田 貴士 4 6 0 0 0
90 伊倉 良太 1 0 0 0 0
4 矢口 俊太 3 0 0 0 0
18 増山 純季 1 0 0 0 0
56 浦野 雄大 2 9 0 0 0
3 佐久間 徹 4 0 0 0 0
7 Lee Hightower 1 0 0 0 0
26 渡辺 健太 4 0 0 0 0
24 山口 昴一郎 3 0 0 0 0
57 中井 悠貴 3 0 0 0 0
34 仲島 健貴 1 0 0 0 0
54 山出 宜輝 1 0 0 0 0
37 佐々木 大輔 1 0 0 0 0
45 田島 翔太 1 0 0 0 0
TOTAL 31 15 0 0 0
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YDS TD      
3 佐久間 徹 1 11 0 0
TOTAL 1 11 0 0
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
7 Lee Hightower 1          
47 梶浦 嵩之 1          
26 渡辺 健太 1          
TOTAL 3
RETURN
NO. PLAYER KOR KOR YRD KOR TD PR PR YRD PR TD
TOTAL 0 0 0

ゲームレポート
vsオール三菱ライオンズ

プロローグ

前節相手オフェンスの総獲得ヤードを42ヤードに抑え、攻撃でも375ヤードを獲得し42-3で快勝したノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)が第2戦で戦うのはオール三菱ライオンズ(以下、ライオンズ)。2015年秋季リーグ初戦以来、約4年ぶりの対戦となる。

ライズX1昇格後の対戦成績はライズの3勝0敗(2013年:19-0、2014年:62-21、2015年:28-7)であるが、昨秋のワイルドカードで勝利し、今季より新体制となるX1 Superの1枠に加わり、今季初戦もベテランや有望な新人選手がバランスよく活躍し快勝してきた今最も勢いのあるチームと言って過言はないだろう。富士通スタジアム川崎の天候は快晴。絶好のアメリカンフットボール日和の中、令和最初の戦いが始まる。


1Q

ライオンズのキックで試合開始。ライズ陣10ヤードから始まったファーストシリーズを率いるのはQB#11ロックレイ(カリフォルニア大学デービス校)。まずは自身のランプレーで5ヤード前進し、続く2プレーはベテランRB#2宮幸(中央大学)のランプレーでファーストダウンを獲得。更に移籍のWR#14西川(早稲田大学)の12ヤードパス、RB#2宮幸とRB#29吉田(龍谷大学)のラン、QB#11ロックレイ自らがスクランブル発進しファーストダウンを積み重ねてゆく。WR#85八木(慶應義塾大学)へのスラントパスでゴール前12ヤードまで進むと、最後はRB#29吉田が縦に強いランプレーを披露し12ヤードのタッチダウン(以下、TD)。
実に11プレー5分12秒を要して90ヤードのロングドライブを完結させた。ポイント・アフター・タッチダウン(以下、PAT)のキックもK#13鈴木(慶應義塾大学)が確実に決めてファーストドライブを最高の形で締めくくった。

【スコア】5分20秒 ライズ7-0ライオンズ

ライオンズ陣18ヤードからのライズディフェンスは、ファーストプレーのパスでファーストダウンを奪われ、2プレー目も8ヤードのパスを通されてしまう。ファーストダウン更新を狙いランプレーを選択したライオンズオフェンスの前にベテランDLが立ちはだかる。2ndダウンをベテランDL#59西尾(中央大学)、3rdダウンを主将DL#90伊倉(法政大学)がノーゲインに抑えパントに追い込む。

ライズ陣20ヤードから再開された2回目のオフェンスシリーズもランプレー中心に組み立てる。RB#2宮幸、QB#11ロックレイ、RB#29吉田のラン、WR#14西川のパスで確実に前進しライオンズ陣10ヤードまで進んだところでライズにホールディングの反則。1stダウン20ヤードとなったところで1Q終了。


2Q

第2QのファーストプレーはWR#85八木へ13ヤードのフックパス。これでゴール前7ヤードまで進むとQB#11ロックレイ自らスクランブル発進し追加点を獲得。PATは新人K#37佐々木(一橋大学)が決める。

【スコア】12分43秒 ライズ14-0ライオンズ

ライオンズ陣35ヤードから再開されたライズディフェンスは、LB#47梶浦(早稲田大学)のタックル、LB#18増山(日本体育大学)のノーゲインタックルなどもあったが、要所でパスを通される苦しい展開。じわじわと進まれゴール前1ヤードまで進まれるとRBに中央を突破され失点を許してしまう。PATはDL#90伊倉がナイスブロックで追加点を阻止する。

【スコア】16分11秒 ライズ14-6ライオンズ

ライオンズのキックオフで試合再開。ライズ陣4ヤード付近でボールをキャッチしたリターナー#6佐藤(日本体育大学)は味方のナイスプロックを活かし巧みに相手をかわしてゆく。ライオンズ陣39ヤード付近まで57ヤードのビッグリターンで流れを再びライズへ呼び寄せる。

QB#11ロックレイは6プレー全てパスを投げ、パスが成功した4プレー全てをWR#23伊藤(東京学芸大学)へヒットさせる。4本目のパスキャッチは18ヤードのTDキャッチとなりリズム良く追加点をあげた。
PATはK#13鈴木が決める。

【スコア】18分23秒 ライズ21-6ライオンズ

前半残り時間5分37秒、ライオンズ陣17ヤードから再開された3度目のディフェンスシリーズ。2シリーズ連続失点は避けたいところ。最初のランプレーはDL#59西尾、LB#5田中(法政大学)のギャングタックルで前進を許さない。つづく2ndダウンでダウン更新を狙ったパスをDB#3佐久間(名城大学)が値千金のインターセプト。そのままリターンしライオンズ陣22ヤードという絶好の場所でオフェンスへボールを渡す。

ディフェンスのビッグプレーに応えたいライズオフェンスだったが、再びホールディングの反則で罰退してしまう。移籍WR#81加藤(明治大学)、WR#23伊藤のパス、RB#29吉田のランでゴール前7ヤードまで進んだところで前半の残り時間は2秒となりFGを選択する。
24ヤードのFGはK#13鈴木が難なく決め前半終了。

【スコア】24分0秒 ライズ24-6ライオンズ


3Q

後半はライズのキックオフで再開。
ライオンズの攻撃は自陣27ヤードから。このシリーズはパス中心に攻撃を展開されライズ陣39ヤードまで侵攻されてしまう。ここでライオンズオフェンスはジェットモーションしたWRへ直接ハンドオフし、そのWRが右オープンを走ると見せかけてからWRがパスを投げるスペシャルプレーを試みる。しかしジェットモーションにいち早く反応したLB#56浦野(立命館大学)がボールを持ったWRを9ヤードのロスタックルに仕留める。明らかなロングシチュエーションとなりパス攻撃を想定したライズディフェンスは前進を許さずパントへ追い込む。

後半最初のライズオフェンスは自陣11ヤードから。前半はテンポよくパスを通していたQB#11ロックレイだったが、失投をし、この試合初めてのスリーアンドアウトでパントとなる。

ライオンズ陣42ヤードからのライズディフェンスはLB#4矢口(東海大学)の素早いタックル、DB陣のナイスパスカバーで前進を許さず、こちらもスリーアンドアウトでパントに抑える。

自陣28ヤードから再開されたライズオフェンス。2シリーズ連続のパントは避けたいところだが、三度ホールディングの反則を犯してしまう。
そんな厳しいシチュエーションをWR陣が打開する。短いスラントパスをキャッチしたWR#85八木は素早く、かつ力強く相手ディフェンスをかわし24ヤードをゲインする。ライズ陣42ヤードまで進んだ次のプレーでフィールド中央にポストパターンを走っていたWR#23伊藤へロングパスがヒット。ボールをキャッチした伊藤はそのままエンドゾーンまで独走し58ヤードTDのビッグプレーを成し遂げる。PATはK#37佐々木が決める。

【スコア】30分39秒 ライズ31-6ライオンズ

ライズのキックオフで再開。
0ヤード地点でボールをキャッチしたライオンズのリターナーに好走を許し100ヤードのキックオフリターンTDを許してしまう。しかしPATは再びDL#90伊倉がブロックする。

【スコア】31分00秒 ライズ31-12ライオンズ

失点の嫌な流れを変えたいライズオフェンスは自陣13ヤードからの攻撃となる。 3rdダウン9ヤードと追い込まれたが、WR#6佐藤の20ヤードパスでピンチを凌ぐと新人RB#32小林(法政大学)のランプレーを選択。ハンドオフを受け取った小林は力強く中央突破。Xリーグ初キャリーで14ヤードのナイスランを披露しファーストダウンを獲得する。

続く2プレーはRB#29吉田が連続キャリーしライオンズ陣35ヤードまで前進する。最後はWR#81加藤へポストパターンのパスが決まり追加点。PATは引き続きK#37佐々木が決める。

【スコア】33分55秒 ライズ38-12ライオンズ

ライオンズ陣30ヤード付近からのディフェンスは短いパス等でダウンを更新され3Q終了。


4Q

第4Qはライオンズ陣40ヤードから再開。DL#43池田(名城大学)のQBサック、LB#4矢口(東海大学)、LB#57中井(明治大学)のタックルで大幅な前進は許さない。ライズ陣40ヤードまで進まれた3rdダウン9ヤードの場面でLB#56浦野がQBサックのビッグプレー。更にこのQBサックでファンブルを誘い、フィールドに転がったフリーボールをDL#59西尾がリカバー。ライオンズ陣36ヤードの地点でオフェンスへボールを渡す。

ライズオフェンスはQBを#17小林(専修大学)へスイッチ。まずはタイミング良くWR#15出島(久留米大学)へ12ヤードのパスをヒットさせる。しかし、ファーストダウンを狙ったランプレーをRBがファンブルし相手にリカバーされて攻守交代となる。

後のないライオンズオフェンスに対し、LB#47梶浦のパスカット、新人LB#45田島(久留米大)のタックル、LB#57中井とDB#26渡辺(帝京大学)らのギャングタックルもあったが、4thダウンもギャンブルし、じわじわと前進を許しライズ陣1ヤードまで攻め込まれ4thダウンギャンブルとなる。中央突破を狙った相手RBにライズDL、LB陣が一斉に襲いかかり1ヤードの前進も許さず無失点に抑えて攻守交代となる。
最後はランプレーで時間を費やし試合終了。

【最終スコア】 ライズ38-12ライオンズ


エピローグ

今節オフェンスでは、RB#29吉田のラン(10回51ヤード1TD)、WR#23伊藤のキャッチ(6回104ヤード2TD)、ディフェンスではLB#47梶浦、LB#56浦野、LB#57中井のタックルなど中堅・若手の素晴らしい活躍が見られた試合であった。チーム内競争も激化し、チームとしてより成長して来ているひとつの結果ではないだろうか。

しかし、その半面、要所での不要な反則(8回64ヤード)があり、トーナメントを勝ち抜く為には改善が必須なポイントとなった。

次節はいよいよパールボウルトーナメントの準決勝。
X1昇格後の全6大会(2011年、2015年は未開催)全てにおいて準決勝敗退を喫している言わば”鬼門”である。悲願のボウルゲーム出場・勝利に向け、準決勝までの2週間で万全の準備と更なるチーム力強化をする必要がある。

パールボウルトーナメント準決勝は、6月2日(日) 11時より富士通スタジアム川崎でIBM BigBlueとの対戦となる。