パールボウルトーナメント Dグループ第1戦 vs 明治安田PentaOceanパイレーツ

2019/4/21 (日) 17:00 KICKOFF @富士通スタジアム川崎
得点経過 スタッツ 個人記録
ノジマ相模原ライズ 42 - 3 明治安田PentaOcean
パイレーツ
7 1QT 0
14 2QT 0
14 3QT 3
7 4QT 0
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
RISE 1 03:01 PASS #11ロックレイ→#84鈴木 6 KICK #13 鈴木 G
RISE 2 03:43 PASS #11ロックレイ→#6佐藤 28 KICK #13 鈴木 G
RISE 2 08:54 PASS #11ロックレイ→#85八木 9 KICK #13 鈴木 G
明治安田 3 02:17 FG #44赤津 33
RISE 3 06:20 RUSH #11ロックレイ 54 KICK #5田中 G
RISE 3 10:45 RUSH #20前島 4 KICK #5田中 G
RISE 4 04:34 PASS #17小林→#23伊藤 27 KICK #5田中 G
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム 明治安田PentaOceanパイレーツ
14 (5 - 9 - 0) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 5 (1 - 3 - 1)
26 - 13 - 1
241Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
19 - 6 - 0
71Yds
21 - 134Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 32 - -29Yds
47 - 375Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 51 - 42Yds
4 - 20Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 2 - 5Yds
1 - 0 (ファンブル) 回数 - 喪失 0 - 0
0 - 0 (フィールドゴール) 回数 - 成功 2 - 1
19:46 TIME OF POSSESSION 28:14
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YDS TD LG    
2 宮幸 崇 5 22 0 13
11 Jimmy Laughrea 4 78 1 54
27 細野 陽平 5 19 0 6
20 前島 利勇 3 21 1 15
8 有馬 陸 2 6 0 13
37 佐々木 大輔 1 3 0 3
0 TEAM 1 -15 0 0
TOTAL 21 134 2
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YDS TD LG
11 Jimmy Laughrea 21 10 1 133 3 28
17 小林 貴紀 5 3 0 108 1 78
TOTAL 26 13 1 241 4
RECEIVING
NO. PLAYER NO YDS TD LG    
85 八木 雄平 3 75 1 51
14 西川 大地 1 11 0 11
84 鈴木 洋平 3 32 1 17
6 佐藤 励 1 28 1 28
21 秋山 光 1 6 0 6
23 伊藤 雅恭 1 57 1 30
20 前島 利勇 1 2 0 2
33 財津 弘彬 1 12 0 12
19 日高 拓 1 18 0 18
TOTAL 13 241 4
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YDS SACK FF FR  
59 西尾 公伸 2 15 2 0 0
44 小宮 洋平 1 8 1 0 0
47 梶浦 嵩之 5 8 1 0 0
4 矢口 俊太 4 2 0 0 0
5 田中 喜貴 2 0 0 0 0
56 浦野 雄大 6 3 0 0 0
26 渡辺 健太 1 2 0 0 0
43 池田 貴士 2 8 1 0 0
57 中井 悠貴 4 0 0 0 0
18 増山 純季 1 0 0 0 0
95 山形 祐貴 1 0 0 0 0
33 財津 弘彬 1 0 0 0 0
41 松木 晋也 1 0 0 0 0
45 田島 翔太 2 0 0 0 0
20 前島 利勇 1 0 0 0 0
12 守屋 一歩 1 6 1 0 0
TOTAL 35 52 6 0 0
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YDS TD      
TOTAL 0 0 0
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
5 田中 喜貴 1          
TOTAL 1
RETURN
NO. PLAYER KOR KOR YRD KOR TD PR PR YRD PR TD
TOTAL 0 0 0

ゲームレポート
vs明治安田PentaOceanパイレーツ

プロローグ

2018年11月の敗戦から5ヶ月。いよいよ2019年の春季シーズンがやってきた。今季のノジマ相模原ライズ(以下ライズ)は有望な新加入選手が多く参加し、チーム内の戦いも日を増すごとに高まっている。「チーム史上初のボウルゲーム出場・勝利」と、2019年春季シーズンの目標を掲げ、練習の成果を発揮すべく2019年の初戦、平成最後の試合の火蓋が切って落とされる。


1Q

ライズのキックで開始。明治安田PentaOceanパイレーツ(以下パイレーツ)陣25ヤードから始まったファーストシリーズはランプレーからとなった。そのランにいち早く反応したのは、キャプテンのDL#90伊倉(法政大)とLB#47梶浦(早稲田大)。1ヤードのロスに仕留める。続く2ndダウンのパスはLB#5田中(法政大)が素早い動きでカットし、前進を許さない。3rdダウンロングでパスを選択したQBには、DL#44小宮(帝京大)とDL#59西尾(中央大)が襲いかかりQBサック。見事スリーアンドアウトに抑え、オフェンスにバトンを渡す。

パイレーツのパントミスがあり敵陣34ヤードから開始となったライズのオフェンスを率いるのは2年目のQB#11ロックレイ(カリフォルニア大デービス校)。WR#85八木(慶應義塾大)へ15ヤード、移籍のWR#14西川(早稲田大)へ11ヤードのパス。RB#2宮幸(中央大)のランでゴール前6ヤードまで進むと、最後は新人WR#84鈴木(洋)(早稲田大)へパスを通し2019年初TDを上げる。PATはK#13鈴木(健)(慶應義塾大)が確実に決める。

【スコア】3分1秒 ライズ7-0パイレーツ

パイレーツ陣25ヤードからのライズディフェンスはDL#95山形(名城大)のタックル、#4矢口(東海大)のロスタックルで3rdダウンロングにするが、17ヤードのパスを通され、1stダウンを更新される。更にもう一度1stダウンを更新されるが、LB#56浦野(立命館大)とDB#7ハイタワー(ヒューストン大)のロスタックル、LB#47梶浦のパスカットで前進を許さず4thダウンパントに追い込む。

続くライズオフェンスの2ndシリーズはパスのタイミングが合わずスリーアンドアウトになってしまう。

続くライズディフェンスはパスとランでライズ陣21ヤードまで攻め入られるも要所で止め、得点を狙った38ヤードのフィールゴール(以下、FG)も外れて攻守交代とさせる。

この日、3回目のライズオフェンスでRB#2宮幸が5ヤードランをしたところで1Q終了。


2Q

1stダウンを狙ったパスは通らず、4thダウンパントに抑えられてしまう。パイレーツ陣48ヤードからのライズディフェンスは、DB#16今井(日本大)のパスカット、LB#5田中とLB#56浦野のタックルで止め、3rdダウンは、この日2回目のDL#59西尾によるQBサックでパントに追い込み、パイレーツオフェンスに前進を許さない。

ライズ陣38ヤードから再開された4回目のライズオフェンスは、ライズディフェンスの堅守に応える。

QB#11ロックレイのラン、WR#84鈴木(洋)の7ヤード、17ヤードの連続キャッチで敵陣28ヤードまで進むと最後はコーナーパターンのコースに走っていたWR#6佐藤(日体大)へTDパスが決まり追加点となる。PATも決まりリードを14点とする。

【スコア】15分43秒 ライズ14-0パイレーツ

好調なライズディフェンスは、パイレーツオフェンスを圧倒し、次のシリーズもDB#26渡辺(帝京大)のロスタックル、LB#57中井(明治大)のタックル、DL#43池田(名城大)のQBサックでパントに追い込みダウン更新を許さない。

お互いにパスのタイミングが合わず其々がパントで陣地を挽回し、迎えた6回目のライズオフェンスシリーズは、WR#23伊藤(雅)(東京学芸大)が5ヤードパスキャッチ後に素晴らしいランで30ヤードを獲得し、敵陣9ヤードまで前進する。

最後はWR#85八木へ9ヤードのパスが成功しTD。PATも成功し追加点獲得に成功。

【スコア】20分54秒 ライズ21-0パイレーツ

前半残り3分を切り、更に集中力を高めたライズディフェンスはLB#56浦野のロスタックルなどでスリーアンドアウトに抑えオフェンスへボールを渡す。得点し良い形で前半を完結させたいライズオフェンスだったが、相手に接触されながらQB#11ロックレイが投じたパスをパイレーツディフェンダーにインターセプトされてしまう。

しかしライズディフェンスはLB#18増山(日体大)のパスカットやDL#90伊倉のロスタックル等でまたもスリーアンドアウトに抑える。4thダウンになったところで前半終了。


3Q

WR#23伊藤(雅)の好リターンで再開された後半のライズオフェンスRB#27細野(陽)(国士舘大)、RB#20前島(日体大)のランプレー中心に攻撃を組み立てるもパスが通らずパントへ。パント時のスナップが乱れてしまい、ライズ陣17ヤードでボールを奪われてしまう。

この状況でも、好調なライズディフェンスは3回で1ヤードしか前進させない活躍。しかし33ヤードの短いFGは難なく決められてしまう。

【スコア】26分17秒 ライズ21-3パイレーツ

得点を返したいライズオフェンスは、RB#27細野(陽)、QB#11ロックレイのランでボールを進めるも、要所でパスが通らずパントへ追い込まれてしまう。

前シリーズで初失点を許したものの好調なライズディフェンスは移籍のDB#24山口(早稲田大)のタックル、DB#26渡辺のパスカットでパントへ追い込む。

後半のスコアを期待されるライズオフェンスは、RB#27細野(陽)のランでライズ陣46ヤードまで前進すると、次のプレーのキープランで走り出したQB#11ロックレイが巧みにデェフェンダーをかわし54ヤードロングTDを奪う。PATも成功。

【スコア】30分20秒 ライズ28-3パイレーツ

続く相手オフェンスも、好調ライズディフェンスがLB#47梶浦の連続タックルなどで凌ぎ、ダウン更新を許さずパントとなる。

このシリーズからライズオフェンスを率いるのはQB#17小林(専修大)。RB#27細野(陽)、RB#20前島の連続ランプレー、TE#33財津(一橋大)の12ヤード、新人WR#19日高(日体大)の18ヤードパスキャッチでゴール前まで進むとRB#20前島が4ヤードを走りきりTD。PATも決まり追加点。

【スコア】34分45秒 ライズ35-3パイレーツ

続くライズディフェンスは自らの反則でダウン更新を与えてしまい、2ndダウンになったところで3Q終了。


4Q

最終Qに入り、ダウンを1回許したが、LB#4矢口のロスタックルやDL#59西尾が三度QBサックを炸裂させパントへ追い込む

自陣22ヤードからの攻撃はQB#17小林からWR#85八木へのクイックパスが成功し、キャッチ後のランで敵陣40ヤード付近まで進むも、相手の好守によりボールをフェンブルしてしまう。しかしそのボールを並走していたWR#23伊藤(雅)が敵陣30ヤード付近で拾い上げ、そのままエンドゾーン内へ。PATも成功し追加点獲得。

【スコア】41分20秒 ライズ42-3パイレーツ

試合時間残り5分でのディフェンスはLB#57中井の連続タックルとDL#12守屋(拓殖大)のQBサックで凌ぐ。試合時間のこり3分でライズオフェンスのQBは#8の有馬へスイッチ。RBと自らのランプレーで時間を消化し試合終了

【最終スコア】ライズ42-3パイレーツ


エピローグ

日曜日の17時キックオフであったにも関わらず多くのお客様にご来場いただき、改めてライズファミリーのパワーを感じられた試合であった。このチームが始動してまだ1ヶ月半であり、プレーの連携が未熟な部分も多く課題も見つかった試合ではないだろうか。春季シーズンの目標を実現するために、今後もチーム内での努力を重ね、競争力を持ち、各々が高め合うことが求められる。

【ノジマ相模原ライズ次節】
パールボウルトーナメント予選リーグ第2節
日時:2019年5月18日(土)14:00キックオフ
場所:富士通スタジアム川崎
相手:オール三菱ライオンズ

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