Xリーグ 秋季リーグ戦 第5戦 vs パナソニックインパルス

2018/10/6 (土) 10:30 KICKOFF @富士通スタジアム川崎
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 7 - 13 パナソニックインパルス
0 1QT 10
7 2QT 0
0 3QT 3
0 4QT 0
- TBS -
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
パナソニック 1 03:30 PASS #5 アンダーソン → #89 小山 7 KICK #16 佐伯 G
パナソニック 1 10:12 FG #16 佐伯 32
RISE 2 06:38 PASS #11 ロックレイ → #85 八木 32 KICK #13 鈴木 G
パナソニック 3 07:26 FG #16 佐伯 38
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム パナソニックインパルス
10(5 - 5 - 0) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 14(11 - 2 - 1)
27 - 11 - 1
123Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
17 - 8 - 1
69Yds
24 - 58Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 39 - 182Yds
51 - 181Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 56 - 271Yds
4 - 40Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 4 - 35Yds
1 - 0 (ファンブル) 回数 - 喪失 0 - 0
1 - 0 (フィールドゴール) 回数 - 成功 2 - 2
20:48 TIME OF POSSESSION 27:12
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YDS TD LG    
2 宮幸 崇 13 31 0 7
11 ジミー ロックレイ 8 3 0 5
25 東松 瑛介 2 16 0 17
6 佐藤 励 1 8 0 8
TOTAL 24 58 0
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YDS TD LG
11 ジミー ロックレイ 27 11 1 123 1 32
TOTAL 27 11 1 123 1
RECEIVING
NO. PLAYER NO YDS TD LG    
85 八木 雄平 6 79 1 32
80 ヘイデン プリンキー 2 20 0 13
15 出島 崇秀 2 19 0 13
2 宮幸 崇 1 5 0 5
TOTAL 11 123 1
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YDS SACK FF FR  
4 矢口 俊太 5 2 1 0 0
3 佐久間 徹 5 0 0 0 0
7 リー ハイタワー 5 0 0 0 0
56 浦野 雄大 4.5 11 2 0 0
44 小宮 洋平 3.5 8 1 0 0
36 マイケル グリフィン 3.5 0 0 0 0
26 渡辺 健太 3 0 0 0 0
52 鈴木 修悟 2 8 1 0 0
9 番矢 大輝 2 0 0 0 0
18 増山 純季 2 0 0 0 0
43 池田 貴士 2 0 0 0 0
5 田中 喜貴 1.5 0 0 0 0
31 新井 直輝 1 0 0 0 0
33 財津 弘彬 1 0 0 0 0
59 西尾 公伸 1 0 0 0 0
90 伊倉 良太 1 0 0 0 0
22 河石 泰 0.5 0 0 0 0
TOTAL 43.5 29 5 0 0
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YDS TD      
18 増山 純季 1 6 0
TOTAL 1 6 0
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
26 渡辺 健太 1          
90 伊倉 良太 1          
TOTAL 2
RETURN
NO. PLAYER KOR KOR YRD KOR TD PR PR YRD PR TD
7 リー ハイタワー 0 0 0 2 14 0
36 マイケル グリフィン 0 0 0 1 0 0
25 東松 瑛介 3 22 0 1 11 0
TOTAL 3 22 0 4 25 0

試合レポート

プロローグ

前節、ディフェンディングチャンピオン富士通フロンティアーズに痛い敗戦を喫したライズ。 今節の対戦相手は、西の強豪で開幕4連勝中のパナソニックインパルス(以下、インパルス)。 快晴の天気の中、連敗はできない戦いの火蓋は切られた。

1Q

ライズのリターンで試合開始。RB#25東松(立命館大)が自陣エンドゾーン内から22ヤードのナイスリターンをし、自陣22ヤードからの攻撃となる。

ライズのオフェンスを指揮するのはQB#11ロックレイ(カリフォルニア大デービス校)。QB#11ロックレイ自らのランプレー、WR#15出島(久留米大)への6ヤードパスが決まるもスリーアンドアウトで最初の攻撃はパントに終わる。プレッシャーを浴びて蹴ったパントはサイドラインを割り、インパルスはライズ陣44ヤードからのファーストシリーズとなる。

インパルスに得意のRBとQBのランプレーを中心に攻撃を組み立てられ、6プレーでタッチダウン(以下、TD)を奪われてしまう。PATも決まり0-7とインパルス先制。

タッチバックで自陣25ヤードから再開されたライズのオフェンスだが、またもインパルスのディフェンスに止められてしまいスリーアンドアウト。

自陣31ヤードからのインパルスオフェンスに、DL#9番矢(京都大)、DB#7ハイタワー(ヒューストン大)のロスタックルをするも、じわじわとライズ陣16ヤードまで前進を許してしまう。しかしライズディフェンスもここで#5田中(法政大)、DL#44小宮(帝京大)の早い寄せで凌ぎ、FGとなる。キックは成功しライズ0-10インパルス。

得点を返したいライズオフェンスだが、またもインパルスディフェンスにスリーアンドアウトに抑えられ、ここで1Q終了となる。


2Q

連続失点は許したくないライズオフェンスは、サードダウン2ヤードの場面でDL#52鈴木(国士館大)がQBサックのビッグプレーを披露。インパルスオフェンスをスリーアンドアウトに追い込む。

インパルスの反則もありハーフウェイ付近と好位置からのライズオフェンスであったが、4シリーズ連続のスリーアンドアウトに抑えられてしまう。

これ以上失点は避けたいライズディフェンスは、DL#90伊倉(法政大)のノーゲインタックルなどでインパルスディフェンスに負けじと2シリーズ連続でスリーアンドアウトに抑える。

ディフェンスの頑張りに応えたいオフェンスは、自陣35ヤードからの攻撃でWR#85八木(慶應義塾大)へのショートパス、RB#2宮幸(中央大)のランでこの試合初めてファーストダウンを獲得すると、RB#25東松の17ヤードビッグランなどで敵陣32ヤードまで前進する。最後はWR#85八木への32ヤードパスが通り待望のTD。PATもK#13鈴木(慶應義塾大)が決め7-10と3点差へ詰め寄る。

3シリーズ連続で抑えたいライズディフェンスは、ファーストダウンを1回更新されるものの、DL#90伊倉のパスディフレクト、LB#56浦野(立命館大)のQBサックで大きく後退させパントに追い込む。

前半残り2分からのライズオフェンスは、時間を使い切って得点をしたいところであったが、パスが通らずパントになる。 ここで前半終了。


3Q

TE#33財津(一橋大)のナイスキックカバーで始まった第3Qは、引き続きライズディフェンスが好調。LB#56浦野、DL#44小宮のロスタックルで前進を許さず、最後も#44小宮のQBサックで、前半に続く4シリーズ連続のパントへ追い込む。

ディフェンスから良い形でボールが回ってきたオフェンスであったが、ビッグゲインを狙ったロングパスをインパルスにインターセプトされてしまう。

自陣27ヤードからのインパルスオフェンスは再びRB、QBのラン中心の攻撃となる。対するライズディフェンスはLB#18増山(日本体育大)、LB#4矢口(東海大)のロスタックルで守るも、要所をRBに走られライズ陣21ヤードまで前進される。しかし、DL#59西尾(中央大)のタックルなどでダウン更新は阻止。FGとなり、これが成功。ライズ7-13インパルスとなる。

続くシリーズはお互い前進出来ず3Q終了。


4Q

敵陣47ヤードから好位置のオフェンスとなったライズオフェンスはWR#85八木のパス、RB#2宮幸、RB#25東松のランで前進するが、反則もあり敵陣33ヤードからフォースダウンとなる。50ヤードFGを狙ったが、僅かにゴールポスト右へ外れ得点をあげることができない。

時間をゆっくりかけてくるインパルスに対し、ライズディフェンスはQBのランプレーを確実にタックルし前進させない。そしてファーストダウン更新を狙ったパスをLB#18増山が値千金のインターセプト。

モメンタムはライズに傾いたかに見えたが、インパルスディフェンスにランプレーを封じ込まれパントとなる。

なおも時間消費を狙ってくるインパルスにライズディフェンスもプレッシャーを掛け、試合残り約2分でオフェンスへボールを渡す。

自陣21ヤードからのラスト2分でTDが絶対条件のライズオフェンスは、WR#85八木へのパスとQB#11ロックレイのランを中心に敵陣36ヤードまで攻め込み、残り時間5秒となる。

ラストプレーはエンドゾーン内にヘイルメリーパスを投じたが、失敗。タイムアップとなり、最終スコアはライズ7-13インパルスとなる。


エピローグ

ライズディフェンスは若干不利なボールポジションからの守りが多かった中、1TD、2FGに抑えたが、ディフェンスに定評のあるインパルス相手にライズオフェンス総獲得ヤードを181ヤードに抑え込まれてしまい、ボールコントロールオフェンスが出来なかった。

しかし、まだ日本一への扉は閉ざされておらず、課題をしっかりと修正し、今後の戦いに臨む事が必至となる。

次節は、10月21日(日)14:30から王子スタジアムでアサヒ飲料チャレンジャーズとの遠征試合となる。