2012 Xリーグ PEARL BOWL vs IBMビックブルー 試合結果

2012/5/26(土) 14:00キックオフ @川崎球場
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート ヘッドコーチ談話
ノジマ相模原ライズ 35 - 21 IBMビックブルー
7 1QT 14
7 2QT 7
7 3QT 0
14 4QT 0
得点経過
Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG
                  1 05:12 RUSH #10末吉 59 KICK #8崔 G
1 7:50 RUSH #28杉原 11 KICK #16出澤 G KICK                 
                1 10:33 RUSH #10末吉 5 KICK #8崔 G
                2 5:46 PASS #14多川→#17小川 37 KICK #8崔 G
2 11:15 RUSH #36大谷 1 KICK #16出澤 G                
3 6:34 RUSH #28杉原 1 KICK #16出澤 G                
4 6:45 PASS #15木下→#16出澤 65 KICK #16出澤 G                
4 13:41 PASS #15木下→#88東 3 KICK #16出澤 G                
スタッツ
21 (12 - 9 - 0) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 13 (7 - 6 - 0)
24 - 16 - 1
241Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト / 獲得ヤード 32 - 13 - 2
145Yds
53 - 299Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 29 - 172Yds
77 - 540Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 61 - 317Yds
11 - 88Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 2 - 10Yds
1 - 1 (ファンブル) 回数 - 喪失 1 - 0
0 - 0 (フィールドゴール) 回数 - 成功 1 - 0
36:43 TIME OF POSSESSION 18:52
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YARDS TD LG    
28 杉原 32 176 2 37
36 大谷 9 87 1 47
1 村岡 2 43 0 43
5 木下 10 39 0 39
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YARDS TD LG
5 木下 24 16 1 241 2 65
RECEIVING
NO. PLAYER NO YARDS TD LG    
16 出澤 3 99 1 65
7 井本 3 67 0 39
28 杉原 4 43 0 20
81 井上 1 13 0 13
89 3 13 1 9
86 原田 1 6 0 6

試合レポート

2012パールボウルトーナメント第2戦、昨年度秋に接戦を演じた IBM BIGBLUEとの試合が川崎球場で行われた。

試合序盤、流れに乗れないライズディフェンスは、2度目の守備で 59ヤード TDを許してしまう。しかし、ライズオフェンスもその次の攻撃でRB大谷による32ヤードのランに続き、RB杉原による10ヤードTDランで7-7の同点に追いつく。だが、波に乗り切れないライズは、オフェンスがインターセプトにより攻守交代、ディフェンスもパスを連続で通され、10ヤードTDランにより7-14と逆転を許し、第1Qを終える。

巻き返しを図りたいライズであったが、第2Qもライズは苦しい展開が続く。オフェンスは2度のフレッシュを獲得も最終的には攻守交代。ディフェンスも敵陣20ヤードから守備を始めるもののTDを許し、7-21とさらに点差を広げられてしまう。このまま、流れがIBMに傾くかと思われたが、ライズの攻撃陣はここで奮起し、ランパスを使い分け4度のフレッシュを獲得し、最後はRB大谷がエンドゾーンに飛び込みTDを獲得。14-21とし、後半の逆転劇に弾みを付けた。

ハーフタイムでの振り返りにより、一層の闘志を燃やしたライズはIBMにフレッシュを許さないまま攻守交代。RB杉原、RB石井のラン、WR井本の39ヤードパス成功で勢いに乗るライズオフェンスは、そのまま1ヤードTDランを杉原が走り抜け、21-21の同点に追いつく。

これ以上失点を許したくないライズディフェンスはLB吉田のQBサック、DB清水のインターセプトによりフレッシュを許さない。

第4Qに入ってもディフェンスの勢いは止まらず、DL中村やDL木村による好タックルにより、IBMに得点を許さない。逆転を期するライズオフェンスは自陣20ヤードより攻撃を開始し、QB木下かWR出澤への75ヤードTDパスを成功させ、28-21とし遂に逆転に成功。流れに乗ったライズオフェンスは続く攻撃も、RB杉原、RB大谷によるランで確実にゲインし、最後はTE東への5ヤードTDパスで、34-21とさらに点差を広げる。ここでこの日すべてのTFPを決めているWR出澤のキックが成功し、35-21で試合を決定づけた。
その後、IBMの必死の追い上げをライズディフェンスはなんとかしのぎ、試合終了。

課題を多く残したライズであったが、次戦6/9(土)富士通とのパールボウル準決勝では、IBM戦の課題を克服するとともに、昨年秋の雪辱を果たす。

ヘッドコーチ談話

今日の川崎でのIBM戦は35-21で勝利することが出来ました。
前半は自分達のミスも重なり一時、7-21の劣勢に立たされましたが、
全員で逆境を跳ね返し、見事逆転勝利を飾ることが出来ました。
川崎球場の改修工事に伴い、協会からはチアリーダーの応援を制限されて
いたのですが、今日も皆様の熱い応援がチームを後押ししてくれました。
本当にありがとうございました。

試合序盤の自分達のミスとは反則とターンオーバーですが、どちらも自分達で
防ぐことが出来たミスでした。ミスを犯してしまった選手達よりも、練習時に軽く
見逃していた我々コーチに問題があったと言わざるを得ません。
次節の富士通戦までに、これら2つの改善をしなくては、この先勝ち進むことは
出来ないでしょう。反則ゼロ、ターンオーバーゼロを練習から徹底していきます。

フットボールの精度も低く、細部が徹底できていませんので、まだまだ皆様に
質の高いフットボールをお見せすることが出来ていません。選手のフィジカル、
テクニックの向上、オフェンス、ディフェンス、スペシャルチームのシステムの構築も
引き続き取り組んでいかなくてはなりません。

前節に引き続き、多くの課題が露呈した試合になってしまいましたが、
チームとしての一体感は着実に出てきましたし、ルーキー達もチームにとけ込み、
大きな戦力となりつつあります。数人の怪我人達が戻ってくればさらにチーム力は
上がることでしょう。

次節6月9日(土)の富士通戦がこの春の大きな山場となります。昨年の借りを返し、
進化したライズを証明しなくてはなりません。ファンの皆様も6月9日は是非、
川崎球場にお越しいただき、共に戦っていただければ幸いです。

OVER THE TOP !!
ノジマ相模原ライズ
ヘッドコーチ 須永恭通