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解散、そして再結成から12年。「もう一度、日本一へ。」
RISE:陽はまた昇る。チーム名に込められた思いを体現するため、RISEメンバーは何を思い、どう考え、どこを目指しているのか。そんな秘めた思いに迫る本企画。
第11弾は、#25 RB 森本紘介、#29 RB 吉田光輝、#2 RB 阿部快斗のRB3名です。
それぞれ違う走りを見せる3名に、自身のプレースタイルについて、アメフトに対する思いについて話を聞きました。
ーーー まずは自己紹介からお願いします。
森本:#25 森本紘介です。立命館大学出身で、ずっとRBをやっていました。
吉田:吉田光輝です。背番号は#29です。龍谷大学出身で、2017年に入団し、4年目です。
阿部:阿部快斗です。法政大学出身で背番号は#2です。今年入団しました。
小学5年生から、2年間RISE mateのフラッグフットボールをしていて、前田コーチ(WRコーチ)が選手だった頃に教えてらっていました。中学生からは法政のJr.チームに入り、高校は横浜立野高校でアメフトをはじめて、法政大学に入りました。
ーーー みなさん全く異なるタイプのRBとのことですが、ご自身のプレースタイルや強みについて、教えてください。
森本:今のプレースタイルは、トップスピードで突っ込むことだ思います。あとはキャッチも得意なので、パスプレーにも絡めるというのが強みかなと思っています。今まではクイックネスで勝負していたんですが、Xリーグに入ってみんなフィジカルもレベルが高い中でそれだけでは全く通用しなかったので、何を武器にするかというのを考える必要がありました。RISEに入ってコーチに恵まれたこともあり、シンプルにトップスピードで突っ込むことができるか、という点を習得することができたと思います。
吉田:森本は、素早く、クイックネスを持ち味としたプレーで、とにかく気合いが入ってる。一瞬でもはやくホールに突っ込んでいこうという気概を感じますね。パスは上手いし、相手のカバーを振り切るような身のこなしも上手いところが森本の持ち味かなと思います。
阿部:森本さんは、ガッツがあります。狭いところに突っ込んでいく時やっぱり怖いので自分はスピード落ちたりするんですが、森本さんはそれがないのがすごいです。小さいホールでもスピードで抜けることがあるので、見ていて勉強になります。
ーーー 吉田さんは、いかがでしょうか。
吉田:RISEのRBの中ではサイズも篤実(#32 RB 小林)の次に大きくて、パワータイプとスピードタイプの中間くらいに位置していると思います。思い切りのあるプレーをすることによって、Run after catchで止められないように意識しています。あとは、ストライドが広いので横の動きが大きく、スピードが速いのが特徴かなと思います。
森本:吉田さんは、総合的に独特な選手で、「吉田みたいな走りをしろ」と言われても誰もできないと思います。感覚が他の選手とは違って、自分の感性がシチュエーション(ディフェンスの景色)とぴったりハマった瞬間に誰も止められない動きをしています。あとは顔が良くて、肩幅が広いので相手チームのスカウティングでも確実に話題に上がっていると思います。
吉田:シチュエーションと自分の感性がハマる感覚っていうのは確かにあって、1対1になった時に「あ、これいけるな」と思う瞬間があるかな。
森本:吉田さんは、自分の方程式があるんですよ。それが練習の時でも試合でも、誰も真似できないポイントかなと思います。
阿部:顔の良さももちろん当たり前にチーム1なんですが、吉田さんはとにかく動きに無駄がないんですよね。タックルを外すのが上手いと思います。同じRBとして外から見ていても、ディフェンスをかわす時の吉田さんの動きには騙されます。変な小細工がないので、分かりづらくてタックルしづらいのかな、と思います。
自分自身は体も大きい方ではないので、強いて言うなら苦手なことがないのが強みかなと。よく言えばオールマイティですが、⻑所がないと思っています。今は、森本さんみたいにシンプルに真っ直ぐに走ってトップスピードで抜けることが課題です。
吉田:快斗は器用だよね。アメフトのキャリアが⻑いことも関係していると思うけど、簡単に手に入れられるポイントではないので器用なのは明らかな⻑所だと思う。1年目から試合に出れているという点に評価が表れていると思います。
ランに関して言うと、快斗が自分で言っていたように無駄な動きをどれだけ減らしていけるかで格段に良くなるポテンシャルを感じますね。
森本:なんでもアベレージ以上のレベルで出来るのが快斗のいいところですね。独特のカットバックとか快斗にしか出来ない動きがあるので、1対1とかやっていると勉強になりますね。めちゃくちゃ器用です。
吉田:ただ、RISEにはRISEの走り方があるので、大学の時のようにはXリーグでは走れないというのが快斗には大きいギャップかなと思います。それぞれチームに合った走り方があるので、大学時代のやり方をそのまま社会人リーグに持ってくるというのはなかなか厳しいんですよね。快斗が今まで持っていた走りがRISEにハマる走り方ではないので、そこを微修正していければ非常に強いと 思います。
ーーー RISEの走り方、というのはどういうものなのでしょうか。
森本:「シンプルに、どストレートに」というのがRISEの走りですね。自分も最初は無駄が多い走りだったので、RISEに入って修正しました。僕の場合は、それがたまたま自分の加速力とマッチしました。
吉田:快斗を見ていると、本当に入団当初の自分を見ているみたいなんですよね(笑)
シンプルにまっすぐ走るというのが簡単そうに聞こえて一番難しいポイントなので、高度な技術が求められている部分かなと思います。簡単に言うと、どんなにディフェンスがプレッシャーをかけていても臆することなくまっすぐに自分のルートを走ることが求められています。
森本:練習とかでも、一見オフェンスのプレーが出ていても、1歩無駄なカットを踏んでいたら、注意されますね(笑)
なので実は練習で満足の行くプレーはほとんどなくて、結果よりもプロセスを重視されていると感じます。できれば相手を避けるな、エンドゾーンまでを最短距離でいけ、というのがRISEのスタイルかなと思います。
ーーー RISEでフットボールを続けようと思ったきっかけを教えてください。
阿部:大学時代、満足いく結果がチームとしても個人としても出せなかったので、アメフトで自分がどこまでできるのかを試したいと思ったからです。チームに自分が合うかっていうのはあまり考えていなくて、試合に出れないでなんとなく日本一になるより、しっかり試合に出て日本一になりたかったのでRISEが日本一を目指せる環境で1番自分に合っていると思いました。
吉田:2013年に大学アメフトを引退して、2015年にエレコム(エレコム神戸ファイニーズ)に一度入ったんですが仕事が忙しくてすぐ辞めちゃったんですよね。その後、学生時代にできなかったことを全部やろうと思って海外に行きまくってました。
2017年に仕事で東京に来ることになったので、それを機に強いクラブチームでもう一度アメフトがやりたいなと思い、ユニフォームがかっこよかったのでRISEに入りました。
入団した当初は、スポーツも何もしてなかったので身体を戻すのも含めて結構きつかったです(笑)
軽さよりも重くあることを自分で選んで改めて身体づくりをしました。今も年々体重を増やしていて、今年は去年から4kg増量して81kgにしました。学生時代は楽に抜けていたシチュエーションでも、今は体重があるから厳しかったりするんですが、1回、90kgにしてみたいな、と思ってます(笑)
森本:自分は、大学3年生の時に日本一になったんですが、そこから自分のプレースタイルにこだわりすぎて全然走れなくなってしまい、そこから満足のいく結果が出せずに大学時代が終わってしまったんです。でも単純にアメフトが好きだから、社会人でも続けようとしていて一度エレコム(エレコム神戸ファイニーズ)に入団したんですが、あまり真面目に取り組めなくて(笑)
廃人みたいな生活だったんですが、仕事で東京に来るタイミングで、自分を変えなきゃと思い新しいチームを探している中で、当時コーチをやられていた中村多聞さんに教えて欲しいと思ったのと、高校も大学も先輩である東松さん(RBコーチ)の影響でRISEを選びました。
今自分は、RBのリーダーやらせてもらっているんですが、東松さんはリーダーとしての振る舞いとかそういう部分にも厳しい方で、色んなことを教えてくれる兄貴みたいな存在です。東松さんは、人として、男としてかっこいいので、そういう人の下でアメフトが出来るのが非常に貴重な経験だと思っています。
ーーー さいごに、応援してくださるファンの方へメッセージをお願いします。
森本:いつも応援ありがとうございます。RISEはここ数年勝てていないチームではあるんですが、今年のRBは誰が出ても活躍できる、チームとしての強みとなるユニットなのでぜひ注目してください。よろしくお願いします!
阿部:いつも応援してくれてありがとうございます。勝利が一番の恩返しだと思っているので、とにかく勝ちたいと思います。
RBはフィニッシュまでプレーすることを意識しているので、最後まで諦めないで走っているRBの姿を見てください!
吉田:いつも応援ありがとうございます。なかなか難しい社会情勢ではありますが、その中でも応援してくださる人がいるということが辛い状況でも非常に我々の力の源になっています。
みなさんが後ろにいてくれているという思いを感じながら、いいプレーができるように頑張ります。
先述の通り、RBの走りを見るときは、無駄な動きをしていないか、まっすぐ走るプレーなのに横に行ったりしていないかというポイントを見ていただくと、より深いアメフトの魅力に気づいていただけるのではと思います。引き続き熱い応援をよろしくお願いします。
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