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#6 QB Kurt Palandech × #2 WR 宜本潤平
彼らは何を思い、何を考え、何を求め、ライズのオフェンスを作っていくのか。
チームをけん引すべき役割を担う彼らの思いに迫るべく、インタビューを実施しました。
第5弾は、理想のパスユニット、そして今ライズが抱える課題について話を聞きました。
ーーー 秋に向けてどんなパスユニットを作っていきたいですか。
宜本)
難しいことはなくて、もっとシンプルにテンポ良く、QBが迷うことなく投げる。
QBとWR、WR同士の意思疎通が出来ていれば、まっすぐ走って止まるのか、ちょっと外に出て止まるのか、ちょっとうちに入るのか、といったフィールド内でアジャストすることができるので、たとえ同じプレーであっても、ものが変化すると考えています。
シンプルなプレーでも、相手がどんなディフェンスであろうと当てれる、というのが理想です。考えすぎたり、絶対ここを狙ったり、というのではなく汎用性の高いプレーをつくっていきたいですね。
Kurt)
I want to build a passing attack that everyone is on the same page and playing fast.
We want to be able to challenge defenses with short, intermediate, and long passes, threating the entire field. We want to be the ones applying the pressure, being able to score from anywhere on the field. We need to be the aggressors.
訳)潤平の言う通り、シンプルで誰しもがわかりやすいシステムを作り上げていきたいと思います。全員が同じ考えで、速くプレーするパス攻撃を構築したい。ディフェンスが浅かろうが、奥にいようが、プレッシャーを与えることができるオフェンスになることが求められている。フィールド全体を脅かすことができるようにしたいです。フィールドのどこからでも得点できるような、プレッシャーをかける存在になりたいですね。アグレッシブであることが必要だと思います。
ーーー お互いのオフェンス像について、話し合ったことはありますか。
宜本)
春シーズン終わったタイミングで、理想のオフェンスについては一度話しましたね。カートが走れるので、そっからも投げれるしRPO(ランパスオプション)もどこからでも狙えるオフェンスというのは構築していきたいですね。RBのスキルも豊富だしやりようはあると思っています。
春はQBが生き生きプレーできなったと思っています。ライズは、QBが走ることによって脅威を与えることができると思うけど、春はそれは見せられなかったので、秋に向けて調整していきたいです。
ーーー その理想に近づくためのライズの課題は何だと思われますか。
Kurt)
From my perceptive, I think we need to focus on executing our jobs. These three spring games we had many mental errors, and I feel that is what is holding us back. You cannot play fast and effectively if you are unsure about your responsibility. Before we can install creative ideas and different plays, we need a strong foundation. Thatʼs what we need to work on this summer to become a better offense.
訳)私たちがまずすべきことは、私たちができることを考えるのではなく、実際に何が起こっていたかに焦点合わせ、見つめなおすことです。
春の3試合は、メンタル面でのミスが多く、それが足かせになっていると感じています。そのため、自分の責任に自信が持てないようでは、速く、効果的なプレーはできません。クリエイティブなアイデアやさまざまなプレーを導入する前に、しっかりとした基礎が必要だと考えています。土台がしっかりすれば、理想的なチームになると思います。
宜本)
まずは、決めるべきパスが決まっていなかった。アサイン上はパスが通っているけども、簡単なパスのミスが多く、決めきることができなかったのが大きな課題だと思います。ブロックは意識的に取り組めていたと思う。
ーーー それは、課題ってなに?と考えたときに、簡単なミスをしない。という話になってしまうのでしょうか。
宜本)
練習含め、スタンダードが低い、単純なキャッチボールができていないのが大きな問題で、コミュニケーションが足りていないな、というのを常日頃感じています。
WRで言えば、隣の人が何を走っているのか、というのを考えながら感じながら走るのが理想だけど、今は自分を含めて、それが足りていない。与えられたルートをただ走るだけじゃなくて、隣を感じながら走ることが出来ていないと思います。
「なんで今そのルート」走ってるの?というのを理解して走っているのと、アサインだから走っているのとでは、プレーの質が全く違う。
今は、コーチにこう言われていたから走っています、で終わってしまっている。
そうやって走っていると、MTGの時に、コーチと話し合いができる。
コーチ)「なんでこう走ったの?」
選手)「XXXという狙いで走りました」
コーチ)「でもここはYYYでプレー作りたかったからそれは辞めてね。」
こんな話し合いが、今はできていない。
コーチ)「こう走った方がいいよね、」
選手)「はい。そう思います」
コーチ)じゃあそうやれよ。
で終わってしまっている。選手自身が自分たちでプレーをつくっていかなきゃいけないのに、受動的すぎているのかなと思います。
最後はコーチが決めてくれるから、それに従ったらいいけれど、そこまでつくりあげていくのは選手の役割かなと考えています。