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未来のXリーガーへ。
社会人リーグには、想像以上に色んなバックグラウンドを持つ選手・スタッフが集まってきます。
「これからどんな大人になりたいか」
そんなことを考え、悩むであろう学生たちの背中を押すきっかけになればと思い、この企画を発信します。
第6弾は、LBコーチの姫野 遼司です。
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業界:製造(化学)
入社年:2019年
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化学メーカーで研究職をしています。主にディスプレイ向け材料の研究をしていて、ディスプレイの中に組み込まれる、綺麗に発色するようなフィルムや色味が良くなるようなシートを開発しています。
この記事をご覧になっているディスプレイにも私が開発に携わった材料が組み込まれているかもしれません。普段は薬品同士を混ぜ合わせて新しい材料を合成したり、特許を書いたり、たまに学会で発表したりします。
ーーー なぜその仕事についたのでしょうか。
父親が研究者だったこともあり、学問を究めることへの憧れがありました。
実際には企業での研究なので、知の探求というよりも世の中に役立つものを作るという実利に伴った仕事ですが、製品に繋げるような開発の中で新しい科学の法則などを見つけた時はやりがいを感じます。
ーーー 学生の時にイメージしていたキャリアと、今思うこの先のキャリアについて。
子供の頃はノーベル賞を取るようなエライ学者になることが夢でした。今でもその夢を諦めたわけではありませんが、自分が(悲しいことに)天才ではないことに気がついてからは、他の研究者が苦手な分野との掛け合わせをすることで差別化を試みています。フットボールで言えば、タックルもできるQBといったところでしょうか(わかりにくい?笑)。需要があるかどうかは未知ですが、いつか花開くことを信じて唯一無二になることを心がけています。
ーーー なぜライズでスタッフとして活動しようと思ったのでしょうか。
院生の時にQB道場という、主に学生向けのQBクリニックでアシスタントコーチをしており、フットボールコーチとしての基礎を勉強させていただきました。社会人では、アメリカ人QBを指導するようなトップレベルのコーチングを学びたいと思っていた時に、日本を代表するQBコーチである前HCの須永さんに誘っていただいたことが決め手でした。今はQBコーチではありませんが、ライズの高いレベルのコーチングスキルを学ぶことができています。
ーーー あなたにとっての仕事×フットボールとは?
最高にオモロイことですね!
Xリーグはプロリーグではないからこそ、関係者は生活のためではなく、純粋な個人の意思でフットボールをしています。土日や平日のわずかな隙間時間さえも費やして日本一を目指すなんて常人のやることではありません。そんなクレイジーな人間が集まって情熱を捧げる対象がオモロくないわけないですね。日常では味わえないワクワクとドキドキがあります。
ーーー 仕事とライズの活動を両立する秘訣は?
マインドの切り替えです。シーズン中などは仕事中もフットボールに意識を取られそうになりますが、ずっと一つのことを考えていたりすると思考が凝り固まってしまうので、会社とグラウンドでは意識的にマインドを切り替えるようにしています。グラウンドからの帰り道でいい研究のアイデアが生まれたりするので、いい気分転換になっているんだと思います。
ーーー 社会人でフットボールを続けるか迷っている人へメッセージをお願いします。
私自身、学生時代はスペシャリスト(ホルダー)で、プレーヤーとしては三流以下でした。そんなレベルの人間がコーチをすることに対して自分の中で葛藤がありましたが、今はありがたいことにトップリーグで(周りの選手・スタッフに助けられながらではありますが)コーチとしての役割をいただいています。
フットボールは好きだけれども、自分に自信がなくて悩んでいるのなら、一度挑戦してみてそこから考えてみたらいいんじゃないかと思います。
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