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解散、そして再結成から12年。「もう一度、日本一へ。」
RISE:陽はまた昇る。チーム名に込められた思いを体現するため、RISEメンバーは何を思い、どう考え、どこを目指しているのか。そんな秘めた思いに迫る本企画。
第3弾は、LB#47 小澤 優太、WR#80 石川 雄洋、TE#81 定成 吉輝のルーキー3名です。
新人枠を勝ち取り、ロスター入りした3人に今の心境、フットボールへの思いについて、話を聞きました。
ーーー みなさんルーキーということで、まずは自己紹介からお願いします。
小澤:小澤 優太です。LB(ラインバッカー)です。中1からアメフトをはじめて、法政大学でプレーしていました。
石川:石川 雄洋です。横浜高校出身で、 野球をやっていました。RISEではWR(ワイドレシーバー)です。
定成:定成 吉輝です。中央大学出身で、ポジションはTE(タイトエンド)です。
ーーー ロスター登録おめでとうございます!まずは率直な感想をお願いします。
小澤:オービックや富士通を倒したいと思ってRISEに入ってきたので、ロスター登録自体は嬉しいんですが、自分はもう次をみてます。レギュラーを取りたいので、こっからが本番だなと。
定成:僕は練習参加自体が遅くて、まずはロスターに残れることを目指していたんですが、RISEのメンバーはそういう観点でいる人がいなかったので、自分もそういう周りに感化されています。今は、他のTEの方を追い抜いて1本目で試合に出て、もっとTEとしての存在感を出したいな、と思っています。
石川:僕はロスター登録されると思っていなくて、びっくりしているのが正直なところです。2年くらいは基礎をやる覚悟でチームに入ったので、「俺大丈夫なの?」という思いしかない。なんでロスター入りできたんだろう、、、という思いがあるかな。
小澤:でも(練習で)タッチダウンとってましたよね。僕の裏で取られてますよ(笑)
石川:取りやすいところに投げてくれたからね(笑)
ーーー では、ヘッドコーチより登録理由を聞いてきましたので、発表します!(登録理由の詳細は文末参照)
ーーー まずは小澤さんから。「フットボールセンスがピカイチ」という評価ですが、いかがでしょうか。
小澤:RISEはLBがすごいと聞いて入っています。喜貴さん(LB#5 田中喜貴)は大学の先輩ですし、純季さん(LB#18 増山純季)はALL-Xに選ばれているので、その中でどう自分が活躍できるのかっていうのが今後の自分次第だと思うので頑張ります。
定成:小澤さんは大学時代から有名で、僕が大学2年生で小澤さんと対戦した時に(小澤の)ヒットが固すぎて「これが一級選手なのか」と感じたんです。その経験から、筋トレしたり、がんばったりした思い出があるので、こうして同じチームでプレーできることがうれしいですし、負けたくないなと思いますね。
石川:僕は本当になにも分からずチームに入ったし、アメフトも分からないで入ったけど、小澤くんは雰囲気がかっこいい。なんかあるじゃないですか、僕も野球やってて感じたことなんですが、やっぱ上手い人とかってなんか雰囲気を持ってるんですよ。その人が持っている雰囲気とか立ち振る舞いとかってセンスを表すと思っていて、僕は16年間野球しかやってきてないですけど、小澤くんは"雰囲気持ってるな"という感じがすごいします。
小澤:嬉しいしか出てこない(笑)
ーーー 続いて定成さんは、「TEに必要な素養をすべて兼ね備えている」という評価でしたが、いかがですか。
定成:人の期待に応えなければ男としてダサいと思うので、そういう期待をされているなら、期待に応えられるように今からアピールしていきたいなと思います。
石川:WRコーチから、定成くんは「あんな優しそうな顔してるけど気合入ってる」と聞きました。めっちゃ褒めてましたよ。
小澤:僕結構ストークが得意なんですが、ストークの時に定成に完全にとられてめちゃくちゃ悔しかったです。フェイントに振られることなく、自分の守るべきところを分かっているなと感じます。すごい上手だなと。
パスターゲットという意味では、定成もたけさんも似ているなと思いますね。的が広くて、2人ともゴールラインで活躍しそうというか。
ーーー 石川さんは、「ポテンシャルの塊」という評価でした。フットボールを初めて1か月とのことですが、いかがでしょうか。
石川:いやあ、嬉しいですね。
小澤:プレーしていても印象そのままで、結局高さでやられたらどうにもできないので、たしかに。といった感じです。
定成:でも社会人アメフトは学生と違って、足の速さがないと戦っていけない中で、たけさんは特別に「足、はや。」と思いますね。さすが、一戦で活躍していたトップアスリートなだけあるな、という感じです。すみません!上から!
石川:ありがとうございます。でもプレーの前にアサインメントを覚えなきゃいけないんで(笑)まじきついですね。こんなにペンとノート持って、机に向かったの久しぶりですもん。
小澤:誰しもが通るアサインメントの道ですね(笑)
石川:野球のサインが可愛く思えるくらい、アメフトのアサインメントは難しいです。まじでやばい。机の上でゆっくり考えたらわかるんですが、いざフィールドでUnitに入ってみると全然ついていけない。
ーーー アサインメントがフットボールで一番苦戦している部分ですか?
石川:なんか全部に苦戦してます。でももともとアメフトは好きで、アメリカに自主トレに行っているときにアメフト選手と一緒にトレーニングをする機会があって、めちゃくちゃストイックな姿勢に「かっこいいな」と思っていました。アメフトに対するリスペクトは深いので、練習も野球よりも全然きついけど、いい経験してるなと思っています。
小澤:RISEの練習はアメフト界の中でも特別きついですよ(笑)
石川:トレーニングしながら、このまま死ぬんかなと思った(笑)
定成:たけさん1回やばかったですもんね、目が血走ってた(笑)
ーーー 小澤さん、定成さんは、ご自身のプレースタイルや強みについてどのように考えていますか。
定成:自分の中で、"空中戦"と"勝負強さ"は自分の価値として意識しているポイントなので、そこを見てほしいです。
小澤:僕はずる賢さというか、頭を使ったプレーを意識しています。パワーで圧倒するというよりも、フェイントでオフバランスにさせて当たったり、目線フェイクを使ってうまく避けて行ったり、そういういかに相手の思うプレーをさせないか、みたいなことが得意です。
定成:小澤さんのプレーは、「あぁぁ、かしこー!」って思いますね。例えば、ヒットくるなーと思ってちょっと前に出ると絶対にスイムくるし、かといって待ちすぎると思いっきりヒットされて押し込まれてしまう。そのバランス感覚がすごいなと。これが本当に上手いLBなんだなと感じます。
小澤:僕は明らかにヒットで勝てないと思う選手に対しては、自分も大きく動いて相手を釣って踏み込んできた足でリアクションする、みたいなプレースタイルなんですが、定成は振っても振ってもつられて出てこないので、最終的には当たらないといけない。めちゃくちゃ嫌なタイプです(笑)
定成:いや、そんなもう。足元にも及んでないです。小澤さん倒せるように頑張ります!!
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【ロスター登録理由(ヘッドコーチ 城ケ滝より)】
小澤:
フットボールセンスが抜群に良い。頭脳、動きの無駄のなさ、経験からくる読み、すべてがフットボールをよく理解していると感じる。
石川:
キャッチ力、スピードが評価に値する。フットボールを初めて数か月だが、チームの主軸となれるポテンシャルを感じた。フィジカル面での優位性があり、練習で体得することが難しいポイントをすでに持っている選手だといえる。
定成:
体が大きく、キャッチ力があり、フットボールセンスを持っており、TEに必要な素質をすべて兼ね備えた選手だと感じる。ディフェンスに当たり負けないため自分のスペースを確保したプレーができ、パスターゲットとしての的が広い点が評価できる。
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小澤、石川、定成の対談は後編へと続きます。(2021/9/1に発信予定)
お楽しみに!
【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #1】HC城ヶ滝一朗 はこちら
【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #2】幹部対談-前編 はこちら
【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #2】幹部対談-後編 はこちら
【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #3】ルーキー対談-後編 はこちら