ノジマ相模原ライズ | 0 | - | 24 | パナソニックインパルス |
0 | 1QT | 3 | ||
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0 | 2QT | 0 | ||
0 | 3QT | 14 | ||
0 | 4QT | 7 |
得点経過 | ||||||||
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TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
パナソニック | 1 | 02:53 | FG | #16 佐伯 | 32 | |||
パナソニック | 3 | 04:52 | Fum Rec | #74 上沢 | 0 | KICK | #16 佐伯 | G |
パナソニック | 3 | 07:44 | RUSH | #12 ワイズ | 24 | KICK | #16 佐伯 | G |
パナソニック | 4 | 10:36 | RUSH | #26 藤本 | 18 | KICK | #16 佐伯 | G |
スタッツ | ||
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ノジマ相模原ライズ | チーム | パナソニックインパルス |
17 (5 - 11 - 1) | ファーストダウン(ラン - パス - 反則) | 16 (10 - 5 - 1) |
38 - 14 - 1 133Yds |
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト 獲得ヤード |
22 - 12 - 0 126Yds |
27 - 75Yds | (ラン) 回数 - 獲得ヤード | 29 - 199Yds |
65 - 208Yds | (攻撃) 回数 - 獲得ヤード | 51 - 325Yds |
10 - 80Yds | (反則) 回数 - 損失ヤード | 7 - 85Yds |
0 - 0 | (ファンブル) 回数 - 喪失 | 3 - 1 |
1 - 0 | (フィールドゴール) 回数 - 成功 | 1 - 1 |
24:08 | TIME OF POSSESSION | 23:52 |
個人記録 | |||||||
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RUSHING | |||||||
NO. | PLAYER | ATT | YDS | TD | LG | ||
2 | 宮幸 崇 | 11 | 43 | 0 | 15 | ||
11 | ジミー ロックレイ | 12 | 42 | 0 | 16 | ||
25 | 東松 瑛介 | 2 | 3 | 0 | 2 | ||
17 | 小林 貴紀 | 2 | -13 | 0 | 0 | ||
TOTAL | 27 | 75 | ー | 16 | |||
PASSING | |||||||
NO. | PLAYER | ATT | COMP | INT | YDS | TD | LG |
11 | ジミー ロックレイ | 36 | 13 | 1 | 122 | 0 | 32 |
30 | ジョーンズ クエンティン | 1 | 1 | 0 | 11 | 0 | 11 |
17 | 小林 貴紀 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
TOTAL | 38 | 14 | 1 | 133 | ー | 32 | |
RECEIVING | |||||||
NO. | PLAYER | REC | YDS | TD | LG | ||
85 | 八木 雄平 | 6 | 63 | 0 | 17 | ||
10 | 加藤 雄哉 | 1 | 32 | 0 | 32 | ||
23 | 伊藤 雅恭 | 2 | 12 | 0 | 7 | ||
7 | リー ハイタワー | 1 | 11 | 0 | 11 | ||
2 | 宮幸 崇 | 2 | 10 | 0 | 7 | ||
15 | 出島 崇秀 | 1 | 5 | 0 | 5 | ||
98 | 藤本 遼 | 1 | 0 | 0 | 0 | ||
TOTAL | 14 | 133 | ー | 32 | |||
TACKLE | |||||||
NO. | PLAYER | TACKLE | YDS | SACK | FF | FR | |
90 | 伊倉 良太 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
5 | 田中 喜貴 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
18 | 増山 純季 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | |
3 | 佐久間 徹 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
22 | 渡辺 健太 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
44 | 小宮 洋平 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
47 | 梶浦 崇之 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
TOTAL | 18 | 0 | 0 | 1 | 0 | ||
INTERCEPTION | |||||||
NO. | PLAYER | INT | YDS | TD | |||
TOTAL | 0 | 0 | 0 | ||||
PASS CUT | |||||||
NO. | PLAYER | CUT | |||||
5 | 田中 喜貴 | 1 | |||||
30 | ジョーンズ クエンティン | 1 | |||||
TOTAL | 2 | ||||||
RETURN | |||||||
NO. | PLAYER | KOR | KOR YRD | KOR TD | PR | PR YRD | PR TD |
15 | 出島崇秀 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 |
23 | 伊藤雅恭 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
30 | ジョーンズクエンティン | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
14 | 西川大地 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
TOTAL | 1 | 0 | 0 | 4 | 4 | 0 |
いよいよ新しいシーズンが開幕。今シーズンよりX1 Super 8チームが総当たりで対戦し、上位4チームがJapan X Bowl(JXB)トーナメントに進出するフォーマットに変更となった。
開幕戦の相手は2015年シーズンのチャンピオンであり、昨シーズン総合2位のパナソニック インパルス(以下、インパルス)。ノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)が2011年にX1昇格した後の対戦成績はライズの1勝6敗。しかし、直近3試合は全て1TD以内(2016年(17-24)、2017年(26-28)、2018年(7-13))と拮抗した試合を繰り広げる相手である。記念すべきX1 Superのオープニングゲームとして、酷暑の大阪でキックオフとなった。
インパルスのキックで試合開始。
キックオフはタッチバックとなり、ライズ陣25ヤードから始まったファーストシリーズを率いるのはQB#11ロックレイ(カリフォルニア大学デービス校)。3プレー連続でパスを試みるもインパルスディフェンスの堅い守りの前に失敗。スリーアンドアウトで4thダウンパントとなる。
次のプレーではRBに13ヤード走られ、ゴール前11ヤード付近まで前進される苦しい展開。2プレー連続パスプレーでタッチダウン(以下、TD)を狙ってくるインパルスに対し、LB#5田中(法政大学)、DB#7ハイタワー(ヒューストン大学)のディフェンスでパス失敗に抑える。3rdダウンの攻撃もスクランブル発進したインパルスQBをLB#5田中が4ヤードのロスタックルをし、これ以上のゲインを許さない。
しかし4thダウンはフィールドゴール(以下、FG)が狙えるゴール前15ヤード付近。32ヤードのFGは難なく決められてしまう。
【スコア】2分53秒 ライズ 0-3 インパルス
この日2シリーズ目のライズオフェンスは、ライズ陣25ヤードより開始。
QB#11ロックレイからハンドオフされたボールを持ったのはRB#2宮幸(中央大学)。中央付近にインパルスディフェンダーが集まっているのを瞬時に判断した宮幸は右に上手くバウンスアウトし前進。8ヤードゲインとなる。
続くプレーも宮幸のランプレーでファーストダウンを獲得。
しかしその後が続かず、4thダウンパントとなる。
ライズ陣43ヤード付近からのライズディフェンスは、パス不成功後2ndダウンのランプレーでインパルスRBがボールをファンブル。そのボールにDL#59西尾が素早く反応しボールをリカバー。ライズ陣44ヤード付近からオフェンスにボールを渡すビッグプレーを披露した。
ディフェンスのビッグプレーに応えたいライズオフェンスは、得点を狙いたいところ。
QB#11ロックレイからポストパターンを走る移籍の新人WR#10加藤(明治大学)へロングパスを試みる。ここでインパルスDBがパス妨害で反則となり、ライズはインパルス陣41ヤードまで進む。
続く攻撃はQB#11ロックレイ自ら中央を11ヤード走り、連続ファーストダウン獲得。インパルス陣30ヤードまで攻め込む。
しかし、その後のプレーはインパルスの早いディフェンスにあい、4thダウンとなる。
ここで同点を狙ったK#13鈴木(慶應義塾大学)の45ヤードFGはインパルスディフェンスにブロックされてしまい攻守交代となる。
ライズディフェンスは、短いパスを決められるもLB#18増山(日本体育大学)の素早いタックルで4ヤードに抑え、続くプレーはLB#56浦野(立命館大学)のQBへのプレッシャーや主将DL#90伊倉(法政大学)の前進を許さないタックル、3rdダウンはDL#59西尾のパスカットでスリーアンドアウトに抑える。
ライズ陣30ヤード付近からの4回目のオフェンスシリーズは、RB#2宮幸の15ヤードランなどで前進するも、その後が続かずパントとなる。
インパルス4回目のシリーズ。ファーストシリーズ以外は目立ったゲインを許していないライズディフェンスは、このシリーズもLB#5田中のタックル、DL#90伊倉の3ヤードロスタックルなどで前進を許さない。3rdダウンでのインパルスQBのスクランブルランもLB#18増山が確実に仕留め4thダウンになったところで第1Q終了。
インパルスのパントで再開され、パンターが蹴ったボールをDB#3佐久間(名城大学)がチップし再びディフェンスのビッグプレーと思われたが、チップは認められず逆にライズ側の反則(ランニング・イントゥ・ザ・キッカー)を取られてしまいインパルスにファーストダウン更新を与えてしまう。
ライズ陣38ヤードからジワジワと攻められるも、インパルスの連続反則によりパントに抑え込む。
ライズ陣14ヤードからのオフェンスは、WR#85八木(慶應義塾大学)への13ヤード、5ヤード、4ヤードパス、RB#2宮幸へのタイミングパスで攻撃を組み立てハーフウェイ付近まで前進する。しかしその後が続かずパントに追い込まれてしまう。
インパルス陣13ヤードからのディフェンスは、よいフィールドポジションでオフェンスにボールを渡すため、集中力を切らさずスリーアンドアウトに抑え、オフェンスにボールを渡す。
前半残り2分22秒 ライズ陣23ヤードからのオフェンスは時間を使いながら得点を奪いたいシチュエーション。直前のシリーズ同様、WR#85八木やWR#23伊藤(東京学芸大学)へのテンポパスでハーフウェイ付近まで前進するが、またもその後のパスが繋がらずパントとなる。
インパルスオフェンスは残り時間を流し前半終了。
ライズのキックで後半開始。
後半のインパルスオフェンスはランを中心に攻撃を組み立てる。対するライズディフェンスはDL#44小宮(帝京大学)、DB#22渡辺(帝京大学)のタックルで対抗するが、ファーストダウンを更新される。
【スコア】28分52秒 ライズ 0-10 インパルス
ライズ陣25ヤードからのオフェンスは、得点を奪いたいところだが、パス・ランともにインパルスディフェンスに抑えられてしまい、パントとなる。
このパントもブロックされ、ライズ陣32ヤードからと好ポジションでインパルスにボールを渡す結果となる。
ライズディフェンスは相手のランを止められず、インパルスWRのリバースプレーで追加TDを許してしまう。キックも成功。
【スコア】31分44秒 ライズ 0-17 インパルス
得点を返したいライズオフェンスであったが、パスが繋がらずこのシリーズも4プレーでパントに追い込まれる。
もう得点は許したくないライズディフェンスは、LB#47梶浦(早稲田大学)、LB#56浦野のタックルでゲインを許さずスリーアンドアウトに抑えたところで3Q終了。
ライズ陣14ヤードからの攻撃となり、RB#2宮幸のラン、WR#10加藤の32ヤードパスキャッチ、DB#7ハイタワーのリバースプレーでインパルス陣36ヤードまで前進し得点の匂いを感じるところまできたが、反則を連発してしまい、4thダウンギャンブルのパスも失敗となる。
インパルス陣43ヤードからのライズディフェンスは、インパルスのランプレーにゲインを許してしまい、ゴール前1ヤードまで進まれてしまう。
これ以上失点を許したくないディフェンス陣はゴール前の攻防を4度阻止しオフェンスへボールを託した。
試合時間残り4分44秒、ライズ陣1ヤードからのオフェンスは、短いテンポパスで前進を試みるも4thダウンギャンブルも止められてしまう。
ライズ陣18ヤードからのインパルスディフェンスはランプレーで追加点を上げる。キックも成功。
【スコア】46分36秒 ライズ 0-24 インパルス
最後のシリーズもQBサックを2度浴びパントに追い込まれる。
インパルスオフェンスは時間を流し試合終了。
実力が上の相手に対し、前半は0-3と拮抗したスコアであったが、内容は自力の差が出たと言わざるを得ない試合であった。
オフェンスは、よいプレーもあったもののハーフウェイ以降のドライブができず、得点圏までボールを運べなかった。
ディフェンスは、不利なポジションからの守りが多かったが、要所のランを止められず、前進を許してしまった。
記念すべくX1 Superの開幕戦を白星で飾ることはできなかったが、次節の勝利に向け、改善・修正を重ね準備していきたい。
次節は、9月8日(日)15時から富士通スタジアム川崎にてIBM BigBlueと対戦する。