Xリーグ JXBトーナメント Quarter Final vs オービック シーガルズ

2018/11/10 (土) 11:00 KICKOFF @横浜スタジアム
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 25 - 42 オービック シーガルズ
0 1QT 14
18 2QT 7
0 3QT 7
7 4QT 14
- TBS -
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
OBIC 1 03:39 PASS #3 Skyler → #84 西村 32 KICK #49 星野 G
OBIC 1 09:45 PASS #3 Skyler → #84 西村 17 KICK #49 星野 G
RISE 2 02:26 PASS #11 ロックレイ → #21 秋山 55 KICK #13 鈴木 G
RISE 2 09:25 FG #13 鈴木 26
OBIC 2 10:30 PASS #3 Skyler → #7 池井 6 KICK #49 星野 G
RISE 2 11:43 PASS #11 ロックレイ → #82 伊津野 13 PASS #11 ロックレイ → #82 伊津野 G
OBIC 3 04:48 PASS #3 Skyler → #85 ホールデン 11 KICK #49 星野 G
OBIC 4 02:44 RUSH #3 Skyler 11 KICK #49 星野 G
OBIC 4 10:55 RUSH #43 望月 11 KICK #49 星野 G
RISE 4 12:00 PASS #11 ロックレイ → #85 八木 55 KICK #13 鈴木 G
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム オービック シーガルズ
18(6 - 12 - 0) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 16(6 - 8 - 2)
31 - 16 - 0
337Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
21 - 10 - 2
140Yds
34 - 77Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 35 - 160Yds
65 - 414Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 56 - 300Yds
4 - 48Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 7 - 40Yds
3 - 2 (ファンブル) 回数 - 喪失 0 - 0
2 - 1 (フィールドゴール) 回数 - 成功 0 - 0
25:46 TIME OF POSSESSION 22:14
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YDS TD LG    
11 ジミー ロックレイ 16 17 0 24
25 東松 瑛介 9 43 0 15
20 前島 利勇 8 15 0 6
6 佐藤 励 1 2 0 2
TOTAL 34 77 0
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YDS TD LG
11 ジミー ロックレイ 31 16 0 337 3 74
TOTAL 31 16 0 337 3
RECEIVING
NO. PLAYER NO YDS TD LG    
85 八木 雄平 6 134 1 26
15 出島 崇秀 5 112 0 74
82 伊津野 文人 4 36 1 13
21 秋山 光 1 55 1 55
TOTAL 16 337 3
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YDS SACK FF FR  
7 リー ハイタワー 9 3 0 0 0
4 矢口 俊太 4 2 0 0 0
56 浦野 雄大 4 2 0 0 0
26 渡辺 健太 4 1 0 0 0
5 田中 喜貴 3 0 0 0 0
3 佐久間 徹 3 0 0 0 0
18 増山 純季 2 3 0 0 0
43 池田 貴士 2 0 0 0 0
90 伊倉 良太 1 2 0 0 0
52 鈴木 修悟 1 0 0 0 0
47 梶浦 嵩之 1 7 0 0 0
13 鈴木 健太 1 0 0 0 0
37 櫻井 佑介 1 0 0 0 0
41 松木 晋也 1 0 0 0 0
54 山出 宜輝 1 0 0 0 0
72 流 正太朗 1 0 0 0 0
TOTAL 39 20 0 0 0
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YDS TD      
3 佐久間 徹 1 0 0
4 矢口 俊太 1 6 0
TOTAL 2 6 0
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
7 リー ハイタワー 1          
TOTAL 1
RETURN
NO. PLAYER KOR KOR YRD KOR TD PR PR YRD PR TD
7 リー ハイタワー 2 40 0 0 0 0
21 秋山 光 4 23 0 0 0 0
23 伊藤 雅恭 0 0 0 5 -10 0
TEAM 0 0 0 1 0 0
TOTAL 6 63 0 6 -10 0

試合レポート

プロローグ

悲願のJXB(ジャパンエックスボウル)出場へ向け、負けたら終わりのJXBトーナメント戦に突入したライズ。対戦相手は、今秋相模原ギオンスタジアムで行われたリーグ戦において、試合終了間際のフィールドゴールでなんとか振り切った宿敵オービックシーガルズと、再びの激突。昨年の壁を超えて悲願に一歩近づくか、シーズン終了となるか。ライズの戦いが始まる。

1Q

オービックのキックオフで試合開始。ライズ最初の攻撃はパントに追い込まれると、オービックにビックリターンを許し、いきなり自陣からのディフェンスを強いられるライズ。ここでオービックに32ヤードのタッチダウン(以下、TD)パスを決められ、先制を許してしまう(ライズ 0-7)。

続くライズの攻撃でQB#11ロックレイ(カリフォルニア大学デービス校)からWR#15出島(久留米大)へのロングパスが決まり、敵陣11ヤードまで侵攻。FGで3点を狙うがオービックDFにブロックされてしまい得点することができない。

続くオービックの攻撃はライズディフェンスが粘ってパントへ追い込むも、オービックが蹴ったパントキックのボールがライズの選手の手に当たってしまい、それをオービックが押さえて、再び自陣20ヤード付近でのディフェンスを強いられる。ここで再び17ヤードのTDパスを決められ、0-14とリードを奪われて第1クォーターが終了。


2Q

まずは得点を取りたいライズはQBロックレイからWR#85八木(慶應義塾大)へのパスでハーフ付近までボールを進めると、次のプレーでロックレイからWR#21秋山(日本大)への55ヤードのTDパスが決まって初得点。PATのキックも成功して7-14とする。

続くオービックの攻撃、ライズ守備陣が気迫のタックルでオービックRBの前進を阻み、パントへ。

RB#25東松(立命館大)のラン、WR八木へのパスでボールを進め、オービックゴール前まで侵攻し、K#13の鈴木(慶應義塾大)が26ヤードのFGを決めて3点を追加し、10-14と点差を詰めるライズ。

続くオービックの攻撃、QBのスクランブルでライズ陣ゴール前までボールを進められ、今日3本目、7ヤードのTDバスを決められて7点を追加されてしまう(ライズ 10-21)。

残り2分、ライズはWR出島へのパス、QBロックレイのランで敵陣に侵攻。WR八木へのパスでオービック陣13ヤードまでボールを進め、最後はQBロックレイからTE#82伊津野(駒澤大)へのタッチダウンパスが成功して6点を追加。トライフォーポイントはキックではなくパスを選択し、これを再びTE伊津野へのパスを成功させて2点を追加、ライズ が18-21とし、オービックとの点差を3点まで縮めて前半を終了。



3Q

後半最初の攻撃はオービック、ライズ共にパントに。続くオービックの攻撃、パントリターンで再びライズ陣までボールを運ばれる苦しい展開。最後はオービックQBからTEへのTDパスが成功して18-28と、点差を10点まで広げられてしまう。追撃したいライズだが、次の攻撃はパントへ。

続くオービックの攻撃、ここでDB#3佐久間(名城大)が相手のパスをインターセプトするビックプレー!! 3Q終盤にもライズLB#矢口(東海大)がインターセプトと、守備陣のビックプレーでオービックの攻撃の芽を摘み取ることに成功するライズ。


4Q

勝負の最終クォーター、10点の点差を詰めていきたいライズだが、オービックが機先を制することに成功。QBランでライズ陣ゴール前へボールを進めると、最後もQB自らがボールを持ってエンドゾーンへ飛び込みTD。7点を追加され、18-34とさらにリードを許してしまう。

すぐに反撃したいライズだが、オービックディフェンスのプレッシャーが厳しく、効果的なオフェンスを組み立てることができない。試合残り時間3分30秒、4thダウンギャンブルでファーストダウンの更新を狙うが、QBロックレイのランプレーが止められてターンオーバー。

守備陣の奮闘でオービックの攻撃をパントに追い込んだライズだが、パントリターナーが痛恨の落球、オービックにリカバーされて自陣12ヤード付近でのディフェンスを余儀なくされてしまう。ここでオービックRBにエンドゾーンへ飛び込まれ、駄目押しの7点を追加される(ライズ 18-42)。試合残り時間1分、ライズはWR八木へのパスでオービック陣に攻め込み、QBロックレイのランで敵陣22ヤードまで侵攻。最後はロックレイから八木へのタッチダウンパスが決まり、PATも成功し7点を追加も、ここで試合終了(25-42)。


エピローグ

新たな布陣でリーグ戦に臨み、宿敵オービックを下し、大きな期待を持ってトーナメントに臨んだライズだったが、再びオービックが大きな壁としてライズの前に立ちはだかり、それを超えることができないままシーズン終了を迎えることになった。最終戦となったこの試合、要所でミスが出て、それを得点に繋げられてしまったことが大きな痛手となった。ライズの2018シーズンの挑戦は幕を閉じたが、2019シーズンに向けて、新たな挑戦は始まっている。