Xリーグ 1st stage 第1戦 vs 東京ガスクリエイターズ

2014/9/6(土) @川崎富士見球技場
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 35 - 3 東京ガスクリエイターズ
7 1QT 0
14 2QT 0
7 3QT 0
7 4QT 3
得点経過
Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG
1 07:38 PASS #5木下→#7井本 11 KICK #8出澤 G                
2 04:50 RUSH #2宮幸 27 KICK #8出澤 G                
2 11:29 PASS #5木下→#87原田 17 KICK #8出澤 G                
3 03:30 RUSH #2宮幸 13 KICK #8出澤 G                
                4 04:41 FG #4飯島 22      
4 06:05 PASS #10藤本→#27細野 31 KICK #8出澤 G                
スタッツ
21 (6 - 15 - 0) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 12 (6 - 5 - 1)
30 - 20 - 0 (パス) 試投 - 成功 - インターセプト 25 - 11 - 0
265Yds 獲得ヤード 141Yds
25 - 116Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 39 - 107Yds
55 - 381Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 64 - 248Yds
6 - 45Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 1 - 5Yds
0 - 0 (ファンブル) 回数 - 喪失 1 - 1
1 - 0 (フィールドゴール) 回数 - 成功 1 - 1
16:47 TIME OF POSSESSION 31:13
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YARDS TD LG    
25 東松 瑛介 7 26 0 14
5 木下 雅斗 3 2 0 5
2 宮幸 崇 7 68 2 27
27 細野 陽平 1 -6 0 -6
10 藤本 亮 1 -1 0 -1
TOTAL
19
89
2
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YARDS TD LG
5 木下 雅斗 19 13 0 184 2 31
10 藤本 亮 11 7 0 81 1 31
TOTAL
30
20
0
265
3
RECEIVING
NO. PLAYER NO YARDS TD LG    
15 出島 崇秀 1 31 0 31
81 井上 繁明 2 33 0 22
7 井本 圭宣 5 59 1 17
25 東松 瑛介 1 14 0 14
2 宮幸 崇 2 13 0 7
87 原田 大輔 1 17 1 17
1 中田 結 1 16 0 16
88 大滝 裕史 1 14 0 14
32 金子 泰徳 1 5 0 5
27 細野 陽平 3 36 1 31
83 下段 亮太 1 5 0 5
80 石川 恵一 1 22 0 22
TOTAL
20
265
3
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YARDS SACK      
90 伊倉 良太 1.5 6 1
52 鈴木 修悟 2 0 0
43 池田 貴士 2.5 10 1
55 安川 大輔 2 0 0
4 矢口 俊太 2.5 0 0
57 田中 喜貴 4 0 0
3 佐久間 徹 4 0 0
26 井上 貴弘 1 0 0
22 河石 泰 1 0 0
23 北村 雅史 3 0 0
88 大滝 裕史 1 0 0
13 綾部 洋平 1.5 0 0
21 石黒 貴也 1 0 0
13 綾部 洋平 1 0 0
83 下段 亮太 1 0 0
8 出澤 信 1 0 0
96 杉浦 卓紀 1 0 0
92 守屋 一歩 0.5 0 0
34 岡田 憲彦 0.5 0 0
6 ロカ カノンガタ 1 0 0
9 番矢 大輝 1.5 0 0
28 川崎 将太 0.5 0 0
24 山口 亮二 1 0 0
TOTAL
36
16
2
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
37 平間 朋希 1
TOTAL
1

試合レポート

1Q

いよいよ始まったRISEの日本一へのチャレンジ。初戦の相手は東京ガスクリエイターズ。試合は東京ガスのリターンで試合開始。QBのランを中心に攻撃を組み立てる東京ガス。RISE守備陣は単発のランプレーでゲインは許すものの、粘りのディフェンスで大きなゲインは許さない。RISEの攻撃はエースQB#5木下が率いる。日本代表RB#25東松のランで前進を図り、敵陣に攻め込んでレッドゾーンに侵入すると、最後は木下からエースWR#7井本へのタッチダウンパスが決まり先制点。今期からキッカー専任の#8出澤のキックも決まって7-0。残り4分からの東京ガスの攻撃は、RISE CB#22河石、LB#55安川の好タックルで前進を阻み、4thダウンギャンブルのリバースプレーにも、しっかり対応してLOS(※1)の前でストップ、見事ターンオーバーに追い込むことに成功。


2Q

2QはRISEの守備から。変わった東京ガスのQBのパスで1stダウンの更新を許すも、副将CB#23北村、LB安川のロスタックルで相手を押し戻し、次のプレーでQBにプレッシャーをかけてファンブルフォースを強い、ターンオーバーを誘発!続く敵陣からの攻撃で、エースRB#2宮幸が3回連続ランプレー。最後は相手ディフェンスを引きずりながら27ヤードを走り切ってタッチダウン!キックも成功して14−0と、東京ガスを引き離す。モメンタムを掴んだRISEは続くディフェンスでも今シーズンDLとして活躍する#52鈴木の強烈なタックル、続くプレーでDL#43池田が相手QBをサックし、この試合初めて3アンドアウト(※2)に追い込む。前半残り1分からのRISEの攻撃では4回連続でパスを成功させてタッチダウン(タッチダウンレシーブはTE#87原田)。キックも成功して21-0で前半を終了。


3Q

後半のスタートはRISEの攻撃から。率いるのは引き続きエースQBの木下。自陣25ヤード始まったこのドライブは、エースRB#25宮幸のランを軸に、要所で頼りになるベテラン#7井本が確実なキャッチで1stダウンを獲得。最後はこの日力強いランを見せ続けるRB#2宮幸が13ヤードを走ってタッチダウン。キックも決まって28-0とする。勢いに乗るRISEは続くディフェンスで昨シーズンまで主将を務めたDL#90伊倉が貫禄のQBサックで東京ガスの攻撃を3アンドアウトに追い込む。ここでRISEは好調のQB木下から、3年目のQB#10藤本にチェンジ。共に代わったRB#27細野へのパスでダウンを更新するも、次の攻撃でパントに追い込まれる。その後、共に得点チャンスを創り出せぬまま、第3Qは終了。


4Q

迎えた最終Q。RISEのQBは3Qに続いて藤本だが、最初の攻撃はパントに追い込まれる。続く東京ガスの攻撃で、この日初めてロングパスを通され、自陣10ヤードまで侵攻を許したRISEディフェンス。ここでディフェンス陣はもう一段ギアを上げ、東京ガスのQB、RBに対して鋭いタックルを連発し、タッチダウンを許さず。しかし東京ガスのキッカーがフィールドゴールを決めて、この試合初失点(28-3)。ここで流れを引き戻したいRISEは、ここまで効果的な攻撃を構築出来なかった藤本が奮起、WR#80石川へのミドルパスを通して一気に敵陣に攻め込むと、最後はRB#27細野に浮かせたボールをピタリと合わせてタッチダウン!!キックも決まって35-3と更に点差を拡げる。この後、自らの反則もあり、東京ガスの攻勢を受けたRISEディフェンス。試合残り時間1分を切って、自陣ゴールラインを背負った攻防を余儀なくされる。しかし、ここでもRISEディフェンスの集中力が敵の攻撃陣を上回り、得点を許さずに試合終了。

悲願の日本一に向けた初戦を勝利で飾ったRISE。看板の強力ディフェンスが敵の攻撃陣に仕事をさせず、今季から導入したノーハドルオフェンスをエースQB木下がテンポ良く差配し、各ポジションのエースがしっかり結果を出したオフェンス。細かい修正点はあるものの、まずまずの滑り出しとなった。次戦は地元・相模原にハリケーンズを迎えて今季初のホームゲーム。そして続く1stステージ第3戦は、序盤の山場であるIBMビッグブルー戦と、気の抜けない試合が続く。悲願の日本一を達成するために、金子主将の宣言通り、全勝で1stステージを突破する事が出来るか。RISEの負けられない試合は続く。

  1. ※1 「LOS」:Line Of Scrimmage(ラインオブスクリメージ)の略。攻撃側のスタート地点を示す、仮想のライン。
  2. ※2 「3アンドアウト」:攻撃側のシリーズが1度もダウンを更新できずにパントに追い込まれること