Xリーグ 秋季リーグ戦 第6戦 vs エレコム神戸ファイニーズ

2019/11/03 (日) 14:00 KICKOFF @横浜スタジアム
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 14 - 12 エレコム神戸ファイニーズ
7 1QT 0
7 2QT 0
0 3QT 0
0 4QT 12
- TBS -
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
ノジマ相模原 1 11:22 RUN #26 森本 紘介 1 KICK #13 鈴木 健太 G
ノジマ相模原 2 7:44 Interception #30 ジョーンズ クエンティン 75 KICK #13 鈴木 健太 G
エレコム神戸 4 3:34 PASS #19 コーディ ソコール→#87 高尾 祐樹 38 KICK #12 山崎 丈路 NG
エレコム神戸 4 10:54 PASS #19 コーディー ソコール→#26 氷見 優諭貴 38 PASS #19 コーディー ソコール NG
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム エレコム神戸
7(6 - 1 - 0) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 20(5 - 12 - 3)
2 - 1 - 0
12Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
38 - 22 - 1
266Yds
38 - 137Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 25 - 34Yds
40 - 149Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 63 - 300Yds
6 - 70Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 4 - 35Yds
0 - 0 (ファンブル) 回数 - 喪失 1 - 1
1 - 0 (フィールドゴール) 回数 - 成功 2 - 0
24:55 TIME OF POSSESSION 23:05
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YDS TD LG    
26 森本 紘介 27 120 1 33
25 東松 瑛介 5 24 0 11
35 佐々木 大輔 2 4 0 3
17 小林 貴紀 2 -1 0 2
8 有馬 陸 1 -5 0 0
TOTAL 38 137 1 33
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YDS TD LG
25 東松 瑛介 1 1 0 12 0 12
17 小林 貴紀 1 0 0 0 0 0
TOTAL 2 1 0 12 0 12
RECEIVING
NO. PLAYER REC YDS TD LG    
85 八木 雄平 1 12 0 12
TOTAL 1 12 0 12
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YDS SACK FF FR  
56 浦野 雄大 4 10 1 0 0
16 今井 龍之介 3 0 0 0 0
47 梶浦 嵩之 3 9 1 0 0
4 矢口 俊太 2 9 1 0 0
18 増山 純季 2 0 0 0 0
7 リー ハイタワー 1 0 0 0 0
22 渡辺 健太 1 0 0 0 0
30 ジョーンズ クエンティン 1 0 0 0 0
33 財津 弘彬 1 0 0 0 0
59 西尾 公伸 1 0 0 0 0
5 田中 喜貴 6 0 0 0 0
9 番矢 大輝 1 0 0 0 1
44 小宮 洋平 2 0 0 0 0
TOTAL 28 28 3 0 1
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YRD TD
30 クエンティン ジョーンズ 1 75 1      
TOTAL 1 0 0      
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
16 今井 龍之介 1          
TOTAL 1          
RETURN
NO. PLAYER KOR KOR YRD KOR TD PR PR YRD PR TD
85 八木 雄平 1 0 0 0 0 0
23 伊藤 雅恭 0 0 0 1 0 0
TOTAL 1 0 0 1 0 0

試合レポート

プロローグ

前節地元相模原ギオンスタジアムで行われた東京ガスクリエイターズとのホームタウンゲームで負けを喫したノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)。
今節の相手は、ここまで3勝を上げている西の雄エレコム神戸ファイニーズ(以下、ファイニーズ)。
今季初勝利を目指しライズの戦いが始まる。

1Q

ファイニーズのキックオフはタッチバックとなり、自陣25ヤードからのライズオフェンスとなる。
QBは欠場#11ロックレイ(カリフォルニア大学デービス校)に代わり、#8有馬(帝京大学)を起用。
ファーストプレーは、新人RB#26森本(立命館大学)のインサイドランプレーで2ヤードを獲得する。続く2プレー目はパスを試みるもQBサックを受け、5ヤードをロスしてしまう。
3rdダウンは再び#26森本がキャリーするも3ヤードのゲインに留まり、スリーアンドアウトとなる。
4thダウンのパントは、パンター#13鈴木(慶應義塾大学)がファイニーズ陣36ヤードまで挽回する。

ファイニーズのファーストプレーは、左サイドのオープンランで8ヤードのゲインを許す。2プレー目はロングパスを狙われるが、DB#7ハイタワー(ヒューストン大学)がしっかりとWRをマークしパスを阻止する。
3rdダウンもブリッツに入ったLB#18増山(日本体育大学)が相手QBにプレッシャーをかけパス不成功となり、ファイニーズもスリーアンドアウトでパントとなる。パントはタッチバック。

自陣20ヤードからのライズオフェンスはRB#25東松(立命館大学)をQBの位置に置くワイルドキャットフォーメーション。
#25東松自ら中央を走り、2ヤードのゲインとなる。
続く2プレー目は#26森本へハンドオフするもノーゲイン。
3rdダウンは#25東松がドロープレーでダウン更新を狙うも、5ヤードのみの前進となりこのシリーズもスリーアンドアウトとなる。

ライズはファイニーズ陣24ヤードからのディフェンスとなる。
第1プレーのインサイドランは、LB#18増山とLB#5田中(法政大学)がタックルし4ヤードゲイン。2ndダウンのロールアウトからのパスプレーは、DL#9番矢(京都大学)がプレッシャーをかけ、パス失敗に追い込む。
ファイニーズは3rdダウン6ヤードの攻撃もパスを選択。
ダウン更新を狙い、ルートを走るWRをDB#30ジョーンズ(リーハイ大学)がピタリとマークしキャッチを阻止。再びスリーアンドアウトに追い込む。

パント時にファイニーズにインターフェアの反則があり、ライズ陣41ヤードからの攻撃となる。
第1プレーはランを選択するもノーゲインとなる。
2ndダウンはワイルドキャットフォーメーションから、RB#25東松がプレーアクションパス。WR#85八木(慶應義塾大学)に12ヤードのパスを通し、ファーストダウンを獲得し敵陣へ進入する。
次のプレーで再びQB#8有馬を投入し、RB#26森本へハンドオフ。森本はOLのブロックをうまく利用し12ヤードのゲイン。2プレー連続でダウンを更新する。
その後、RB#26森本、新人RB#35佐々木(一橋大学)の連続ランプレーで2ヤード前進し、3rdダウン8ヤードとなるも、#25東松の11ヤードランで再びダウン更新。
続くプレーも#25東松のドロープレーで8ヤードゲイン。ゴール前13ヤードまで前進する。
2ndダウンの攻撃で、再びRB#26森本へのインサイドランを選択。ゴール前1ヤードに迫る12ヤードランとなる。
この1ヤードも#26森本が難なく走りきりタッチダウン(以下、TD)。
TD後のキックもK#13鈴木が決めライズが先制に成功する。
【スコア】11分22秒 ライズ 7 – 0 ファイニーズ

ファイニーズ陣23ヤードからのディフェンスとなり、第1プレーで10ヤードのランを決められる。ここで第1Q終了。


2Q

ファイニーズ陣33ヤードからのライズディフェンスで試合再開。
ファイニーズはロングパスでロングゲインを狙うが、そのパスをDB#16今井(日本大学)がパスカット。
続く2ndダウンでパスを通されライズ陣36ヤードまで前進される。
失点はしたくないライズディフェンスは、続くランプレーをDL#90伊倉(法政大学)とLB#5田中が1ヤードのロスタックル。
2ndダウンのスクリーンパスも、LB#18増山とLB#5田中の素早い反応で3ヤードのゲインに抑える。
ダウン更新を狙ったパスもDB#7ハイタワーがしっかりとWRをマークし、不成功となる。
ここで3点を狙った51ヤードのフィールドゴール(以下、FG)は左に外れ、攻守交代となる。

自陣34ヤードからのライズオフェンスは、RB#26森本が5ヤード、13ヤードの連続ランプレーでダウンを更新する。
しかしその後はホールディングの反則もありパントに追い込まれる。

パントもうまく陣地を挽回できず、ファイニーズ陣40ヤードからのライズディフェンスとなる。
11ヤードのパスや10ヤードのランプレーでライズ陣39ヤードまで前進を許す。
これ以上進まれたくないライズはLB#56浦野(立命館大学)のタックルや、DB#30ジョーンズのパスカバーでゲインを許さず、3rdダウン10を迎える。
ここでビッグプレーが生まれる。
ダウン更新を狙ったパスをライズ陣25ヤード付近でDB#30ジョーンズがインターセプト。そのままファイニーズエンドゾーンまで75ヤードのインターセプトリターンTDで貴重な追加点を上げる。
キックもK#13鈴木がきっちり決める。
【スコア】19分44秒 ライズ 14 - 0 ファイニーズ

ファイニーズ陣45ヤードからのライズディフェンスは、DL#44小宮(帝京大学)のタックルでゲインを許さないものの、直後のパスプレーでライズDBのパスインターフェアの反則により、ライズ陣40ヤードまで前進を許す。
ここでファイニーズはビッグゲインを狙うリバースプレーを選択。
しかし、そのリバースプレーをLB#56浦野が8ヤードのロスタックル。
直後のパスも不成功となり、3rdダウン18ヤードの場面で再び、LB#56浦野がQBサック。4thダウン28ヤードとする。
しかしパント時にライズの反則があり、ライズ陣43ヤードからファイニーズにオートマチックファーストダウンが与えられる。
嫌な流れの中、4本パスを通されライズ陣11ヤードまで前進される。
パス不成功で迎えた2ndダウンで、DL#43池田(名城大学)がQBサック。
続く3rdダウン11ヤードでは、LB#47梶浦(早稲田大学)がQBサックで9ヤードのロスに抑える。
4thダウン20となりファイニーズは38ヤードのFGを選択。
このFGをDL#44小宮がブロックし、無失点に抑える。

ライズオフェンスは残り時間23秒をニーダウンで流し前半終了。


3Q

ライズのキックで後半開始。
ファイニーズ陣31ヤードから開始となったライズディフェンスは、ファーストプレーで10ヤードのパスを通されるも、次のランプレーをLB#56浦野、DB#22渡辺(帝京大学)が1ヤードのロスタックル。
2ndダウンで7ヤードのパスを再び通されるが、3rdダウンのランプレーをDL#44小宮がきっちり抑えダウン更新を阻止。4thダウンパントに抑える。

ライズ陣25ヤードからのオフェンスは、RB#26森本の3連続ランプレーだったが、2ヤード前進に留まり、スリーアンドアウトとなる。

ファイニーズ陣29ヤードからのディフェンスはランで12ヤード走られダウン更新を許す。
しかし、次のプレーでうまくパスカバーし、QBスクランブルの3ヤードに抑える。
2ndダウン7のランプレーはLB#5田中が素早く反応しノーゲインのタックルで3rdダウン7となる。このプレーでファイニーズはダウン更新を取るべくパスを狙うが、DL#12守屋(拓殖大学)がQBにプレッシャーをかける。すかさずQBスクランブルに出たが、LB#56浦野、DL#59西尾(中央大学)のハードタックルでファンブルを誘発し、DL#9番矢がいち早く反応しリカバー。この試合2つ目のターンオーバーでオフェンスへボールを渡す。

ライズ陣47ヤードからのオフェンスは、QB17小林(専修大学)のスクランブルで2ヤード、RB#26森本の連続ランで6ヤード進むも4thダウンパントとなる。
パンター#13鈴木の蹴ったボールは高く舞い上がり、ファイニーズ陣3ヤード付近のサイドラインを直接割るビッグプレー。
ディフェンスに好フィールドポジションを与える。

好フィールドポジションを活かしたいディフェンスだったが、3rdダウンまで抑えるもののミドルパスを通されファイニーズ陣42ヤードまで前進される。
1stダウンのランプレーで6ヤード進まれるも、2ndダウンのパスをLB#5田中がチップしパス不成功。続く3rdダウンのランプレーはDL#12守屋、LB#5田中らがタックルし4thダウン1に抑える。
ダウン更新をしたいファイニーズはギャンブルを選択。
1ヤードを前進するべくRBのランプレーで中央を突いたが、DL#90伊倉やLB#56浦野のタックルでゲインを許さず攻守交代。

ライズ陣49ヤードからのオフェンスは、RB#26森本のランプレーで11ヤードゲインしファイニーズ陣へ進入する。
続くプレーも森本のランを選択し、2ヤードゲインしたところで第3Q終了。


4Q

ファイニーズ陣38ヤードから2ndダウン8の攻撃。
パス攻撃を仕掛けるもターゲットが見つからず、QBサックを受けてしまう。
3rdダウン11もパスでダウン更新を狙うが、パスは通らず4thダウンパントとなる。

ファイニーズ陣16ヤードからのディフェンスは、DL#43池田のノーゲインタックルや、DL#12守屋のQBサックもあったものの、4本のパスを決められ、ライズ陣38ヤードまで前進される。
最後は38ヤードのポストパターンのパスを決められTDを許す。
TD後のキックはDB#3佐久間が飛び込みながらブロックし追加点は許さない。
【スコア】39分34秒 ライズ 14 – 6 ファイニーズ

タッチバックによりライズ陣20ヤードからのオフェンスは、3rdダウン10の攻撃でRB#26森本のランにより38ヤードゲイン。一気にファイニーズ陣42ヤードまで前進する。
その後もランプレーを中心に攻めるが、ダウン更新は出来ず4thダウン4となり53ヤードのFGトライを選択。ボールは左に外れ追加点は奪えずに攻守交代となる。

試合時間残り3分59秒。ファイニーズ陣36ヤードからのディフェンスは、短いパスを通されじわじわとライズ陣40ヤードまで前進される。
そして、LB#5田中の2度のロスタックル後、4thダウン8の場面でミドルパスを通されてしまう。ランアフターキャッチも許しそのままエンドゾーンまでボールを運ばれてしまう。
このTDの後にファイニーズに反則が発生。TD後のエクストラポイントはゴールラインから18ヤード地点からとなり、同点にしたいファイニーズはプレーを選択する。
この場面で、ライズディフェンスは落ち着いてパスカバーしパス失敗となる。
【スコア】45分54秒 ライズ 14 - 12 ファイニーズ

試合残り時間1分6秒。ファイニーズのキックオフはオンサイドキックでボール奪取を狙うが、WR#85八木が確実にボールをキャッチし、ライズオフェンスとなる。
ライズオフェンスはランプレーで時間を消費し試合終了。
【最終スコア】ライズ 14 - 12 ファイニーズ


エピローグ

第6節で今季初勝利を上げたライズ。
オフェンスでは新人RB#26森本が120ヤード1TD。
ディフェンスでは、3QBサック、1ファンブルリカバー、1インターセプト、1TD。
スペシャルチームは2FGブロックとそれぞれのチームで得点に絡む活躍があった。
最終節となる第7節は、11月17日(日)15時から富士通スタジアム川崎でオール三菱ライオンズと対戦する。