Xリーグ 秋季リーグ戦 第5戦 vs アズワンブラックイーグルス

2017/10/21 (土) 14:00 KICKOFF @エキスポフラッシュフィールド
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 49 - 6 アズワンブラックイーグルス
7 1QT 0
14 2QT 0
21 3QT 6
7 4QT 0
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
RISE 1 09:00 PASS #98 ガードナー → #85 八木 37 KICK #17 市森 G
RISE 2 01:34 PASS #98 ガードナー → #21 秋山 1 KICK #17 市森 G
RISE 2 06:27 RUSH #98 ガードナー 6 KICK #13 鈴木 G
ASONE 3 02:56 RUSH #24 沖田 3 KICK #1 中西 NG
RISE 3 05:30 RUSH #20 前島 14 KICK #17 市森 G
RISE 3 06:00 PASS #98 ガードナー → #6 佐藤 2 KICK #13 鈴木 G
RISE 3 11:24 PASS #10 藤本 → #29 北村 78 KICK #17 市森 G
RISE 4 09:34 PASS #10 藤本 → #21 秋山 6 KICK #13 鈴木 G
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム アズワンブラックイーグルス
18 (11 - 7 - 0) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 7 (3 - 3 - 1)
24 - 13 - 1
276Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
10 - 6 - 1
36Yds
25 - 163Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 36 - 35Yds
49 - 439Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 46 - 80Yds
4 - 30Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 1 - 5Yds
2 - 1 (ファンブル) 回数 - 喪失 3 - 1
0 - 0 (フィールドゴール) 回数 - 成功 0 - 0
17:05 TIME OF POSSESSION 30:55
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YARDS TD LG    
2 宮幸 崇 10 46 0 12
98 デヴィン ガードナー 18 74 1 13
20 前島 利勇 4 25 1 14
29 北村 光至 3 18 0 13
TOTAL 25 163 2
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YARDS TD LG
98 デヴィン ガードナー 15 8 1 147 3 37
10 藤本 亮 9 5 0 129 2 78
TOTAL 24 13 1 276 5
RECEIVING
NO. PLAYER NO YARDS TD LG    
21 秋山 光 3 30 1 22
15 出島 崇秀 2 63 0 49
29 北村 光至 2 98 1 78
6 佐藤 励 1 2 1 2
19 松尾 海太 1 21 0 21
20 前島 利勇 1 9 0 9
82 伊津野 文人 1 15 0 15
84 吉田 武蔵 1 2 0 2
85 八木 雄平 1 37 1 37
TOTAL 13 276 5
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YARDS SACK FUMBLE
FORCE
FUMBLE
RECOVER
 
9 番矢 大輝 6 22 2 1 0
43 池田 貴士 6 1 0 0 0
56 浦野 雄大 5.5 0 0 1 0
4 矢口 俊太 3 0 0 0 0
3 佐久間 徹 3 0 0 0 0
33 伊田 拳斗 3 0 0 0 0
5 田中 喜貴 2.5 0 0 0 0
26 渡辺 健太 2 0 0 0 1
37 櫻井 佑介 2 0 0 1 0
53 マリオ オジョムリア 2 3 1 0 0
95 山形 祐貴 2 8 2 0 0
16 今井 龍之介 1.5 0 0 0 0
44 小宮 洋平 1.5 0 0 0 0
23 北村 雅史 1 1 0 0 0
31 新井 直輝 1 0 0 0 0
82 伊津野 文人 1 0 0 0 0
92 宮本 拓磨 1 0 0 0 0
24 山口 亮二 0.5 0 0 0 0
52 鈴木 修悟 0.5 0 0 0 0
TOTAL 45 35 4 3 1
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YARDS TD      
31 新井 直輝 1 13 0
TOTAL 1 13 0
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
24 山口 亮二 1          
TOTAL 1

試合レポート

プロローグ

2013年以来となる対戦は、前回の対戦同様冷たい雨が降りしきる、関西での遠征試合となった。リーグ戦も残り2試合、ここまで3勝1敗としているライズは、この試合に勝利すればJXBトーナメント進出が確定する。リーグ戦1位通過の可能性も残っており、どんなコンディションでも自分たちのフットボールを突き通し、勢いそのままに勝ちを重ねたいライズの戦いが始まった。

1Q

試合はライズのキックオフで始まる。K#17市森(中央大)の蹴ったボールはサイドラインを割ったため、アズワンは自陣35ヤードより攻撃を始める。雨天のため、ボールファーストで中央のランプレーを中心にアズワンは攻めるが、ライズディフェンスがしっかり止め、スリーアンドアウト。パントへ追い込む。

攻撃権が交代し、ライズは自陣34ヤードからの最初の攻撃。ライズもパスが投げづらいコンディションに苦戦するが、QB#98ガードナー(ミシガン大)がスクランブルランで大きくゲインする。敵陣へ侵入するが、3rdダウン8ヤードのシチュエーションで、QBガードナーの中央へのパスをアズワンにインターセプトされてしまう。

アズワンは、自陣39ヤードから1stダウンの攻撃となるが、LB#24山口(日体大)がフラットゾーンのパスをカットするなど、ここもライズディフェンスが3プレーで止めてパントとする。

ライズは、自陣13ヤードから攻撃開始。WR#85八木(慶応大)へパスが決まり、フレッシュ獲得。この日初めてパスが成功すると、QBガードナーのランなど敵陣へ侵入。敵陣37ヤードからの1stダウンで、WR八木へパスが成功。20ヤード地点でキャッチした八木はそのまま相手ディフェンスをかわしエンドゾーンまで持ち込む。先制のTDを奪うと、PATもK市森が決め、7-0とする。

アズワンは、自陣23ヤードからの攻撃。プレーアクションパスを決められ、フレッシュを奪われるが、3rdダウン10ヤードでDL#9番矢(京都大)がQBを背後から襲いQBサック! 強烈なタックルでファンブルフォースするが、こぼれたボールはアズワンがリカバー。しかし、大きなロスとしたところで1Q終了。


2Q

アズワンのパントはサイドラインを割り、ライズは自陣46ヤードからの1stダウン。RB#2宮幸(中央大)のランや、TE#84吉田(日本大)へのショートパス、WR#15出島(久留米大)への49ヤードパスが決まり、ゴールまで1ヤードで1stダウン。QBガードナーは右へ流れて、WR#21秋山(日本大)へのパスが決まりTD!PATもK市森が決め、14-0とリードを広げる。

アズワンは、自陣27ヤードからの攻撃となるが、DL#53オジョムリア(ミシガン大)、DL#95山形(名城大)の連続QBサックでゲインを許さずパントへ追い込む。

ここでライズは、敵陣46ヤードから1stダウンと好ポジション。ここで、RB#29北村(中央大)へのショートパスが決まりランアフターキャッチ(RAC)で20ヤードのゲイン。QBガードナーのスクランブルランやRB宮幸のランでゴール前まで迫ると、最後はQBガードナーが6ヤードを走りTD!PATもK#13鈴木(慶応大)が決め、21-0とする。

ライズのキックオフは、K鈴木がサイドラインの際どいところにボールを落とし、LB#56浦野(立命館大)がリターナーへハードタックル!しかし、こぼれたボールはアズワンにリカバーされ、アズワン自陣24ヤードからの1stダウン。
ここまで大きなゲインを許さなかったライズディフェンスが3rdダウンに追い込んだが、アズワンはRBのランプレーのフェイクからQBがキープ、これが35ヤードのロングゲインとなり、初めてライズ陣内に侵入される。
4thダウンへと追い込むも、アズワンにギャンブルを成功され1stダウンを更新される。しかし、ここでDB#31新井(帝京大)がインターセプトのビッグプレー!ピンチを脱したところで前半終了。ライズは、3TD差で後半へ。


3Q

ライズのキックオフリターンで試合開始。RB北村がリターンするも、ファンブル。ボールをアズワンに押さえられ、敵陣23ヤードからの攻撃権を与えてしまう。
アズワンは、QBのスクランブルランなどでゴール前8ヤードまで迫ると、最後はランプレーでTD。PATは失敗となり、21-6と点差を縮められる。

後半開始早々に2TDに縮められたライズ。嫌なムードを変えたいところで、RB#20前島(日体大)が35ヤードのビッグリターンで敵陣46ヤードまでボールを運ぶ。好ポジションを得たライズオフェンス、ここでもRB前島が13ヤードランでゲインしフレッシュ獲得。さらにQBガードナーのランなどで前進すると、ゴール前14ヤードからRB前島が右のオープンを走り抜けTD!PATも決め、28-6と再びリードを広げる。

続くライズのキックオフで、RB#37櫻井(日本大)がリターナーの懐へタックルすると、アズワンは痛恨のファンブル!これをDB#26渡辺(帝京大)が押さえ、ライズは敵陣24ヤードから1stダウン。
WR秋山へ22ヤードのパスが決まり一気にゴール前まで進めると、WR#6佐藤(日体大)への2ヤードTDパスが決まる。PATも成功し、35-6とする。

アズワンは、自陣32ヤードからの攻撃。アズワンのランプレーは、DB#23北村(立教大)のナイスタックルで1ヤードのロス。しかし、ライズにパーソナルファールの反則などもありライズ陣内に侵入されるが、その後のプレーを止めパントへ追い込む。

ライズは自陣22ヤードから1stダウン。ここで、QB#10藤本(日本大)が登場。最初のプレーでRB北村へのショートパスを投じる。キャッチしたRB北村は中央を抜けると、ディフェンダーをかわし、そのまま78ヤードを走りきりTD!PATも決まり、42-6と一気に突き放す。

アズワンの攻撃は自陣17ヤードから。ここで3Q終了、ゲームは最終Qへ。


4Q

アズワンにパスでフレッシュ獲得されるが、3rdダウン8ヤードのシチュエーションでDL番矢が本日2つ目のQBサック!アズワンは、大きくロスしパントへ。

ライズは、自陣37ヤードから1stダウン。QB藤本は落ち着いてパスを決めるが、3rdダウンで投じたパスはWR佐藤の手からこぼれ、パントへ。K鈴木のパントは、46ヤードのビッグパントとなり、大きく陣地を回復する。

アズワンの攻撃をスリーアンドアウトとし、ライズは自陣40ヤードからの攻撃。RB北村の13ヤードランやWR#19松尾(日本大)への21ヤードパス、TE#82伊津野(駒澤大)への15ヤードパスなどで1stダウンを更新し、ゴール前6ヤードまで前進。最後はWR秋山へのパスでTD!WR秋山はこの日2つ目のTDレシーブを奪う。PATも決まり49‐6とする。

アズワンの最後のシリーズもスリーアンドアウトに止め、ここで試合終了。49‐6で、見事3連勝とした。

試合序盤でのインターセプトなど反省点はあるが、危なげない試合運びで勝利し、凱旋することとなった。いよいよ次節は今季のリーグ最終戦となり、強敵パナソニックインパルスを横浜スタジアムで迎え撃つ。1敗を守るライズは、この最終戦に勝利し最高の形でJXBトーナメントへと駒を進めたい。今から大一番への期待は高まる。