Xリーグ 秋季リーグ戦 第1戦 vs 富士通フロンティアーズ

2021/09/04 (土) 14:00 KICKOFF @富士通スタジアム川崎
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 17 - 49 富士通フロンティアーズ
0 1QT 14
3 2QT 14
0 3QT 7
14 4QT 14
- TBS -
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 1 2:29 PASS #18 高木 翼→#85 松井 理己 23 KICK #5 納所幸司 G
富士通 1 2:37 Fumble
Recover
#19 小梶 恭平 10 KICK #5 納所幸司 G
富士通 2 4:04 PASS #18 高木 翼→#9 宜本 潤平 9 KICK #5 納所幸司 G
ノジマ相模原 2 10:39 FG #37 佐藤 太希 38
富士通 2 11:29 PASS #18 高木 翼→#4 サマジー グラント 28 KICK #5 納所幸司 G
富士通 3 7:00 PASS #18 高木 翼→#19 小梶 恭平 21 KICK #5 納所幸司 G
ノジマ相模原 4 0:07 PASS #6 KURT PALANDECH→#85 八木 雄平 28 KICK #5 納所幸司 G
富士通 4 1:13 PASS #13 高津佐 隼矢→#82 藏野 裕貴 27 KICK #5 納所幸司 G
富士通 4 4:24 RUN #13 高津佐 隼矢 5 KICK #5 納所幸司 G
ノジマ相模原 4 12:00 PASS #6 KURT PALANDECH→#85 八木 雄平 9 KICK #37 佐藤太希 G
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム 富士通フロンティアーズ
18(8 - 10 - 0) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 16(5 - 11 - 0)
29 - 21 - 0
207Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
22 - 16 - 0
231Yds
32 - 13Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 23 - 103Yds
61 - 220Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 45 - 334Yds
4 - 10Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 4 - 25Yds
3 - 3 (ファンブル) 回数 - 喪失 1 - 1
1 - 1 (フィールドゴール) 回数 - 成功 0 - 0
29:56 TIME OF POSSESSION 18:04
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YDS TD LG    
#29 吉田 光輝 12 39 0 13
#6 KURT PALANDECH 13 19 0 14
#2 阿部 快斗 3 11 0 8
#27 若島 慎兵 1 1 0 1
#30 山田 周平 1 0 0 0
[TEAM] 2 -57 0 0
TOTAL 32 13 0 14
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YDS TD LG
#6 KURT PALANDECH 29 21 0 207 2 28
TOTAL 29 21 0 207 2 28
RECEIVING
NO. PLAYER REC YDS TD LG    
#85 八木 雄平 5 53 2 28
#15 出島 崇秀 2 31 0 16
#83 小坂 恒介 2 27 0 23
#80 石川 雄洋 1 24 0 24
#86 明松 大雅 2 23 0 12
#14 西川 大地 2 17 0 13
#27 若島 慎兵 2 11 0 8
#81 定成 吉輝 1 9 0 9
#2 阿部 快斗 2 7 0 6
#29 吉田 光輝 2 5 0 5
TOTAL 21 207 2 28
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YDS SACK FF FR  
#3 佐久間 徹 3 0 0 0 0
#5 田中 喜貴 2 0 0 0 0
#18 増山 純季 2 0 0 0 0
#22 渡辺 健太 2 0 0 0 0
#44 小宮 洋平 2 6 1 0 0
#7 LEE HIGHTOWER 1 0 0 0 0
#24 織田 裕樹 2 0 0 0 0
#97 岡本 晃季 2 0 0 0 0
#11 財津 弘彬 1 0 0 0 0
#86 明松 大雅 1 0 0 0 0
#56 浦野 雄大 1 0 0 0 0
#55 髙橋 稜 0 0 0 0 1
TOTAL 19 6 1 0 1
INTERCEPTION
TOTAL 0 0 0      
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
#3 佐久間 徹 1          
TOTAL 1          
RETURN
NO. PLAYER KOR KOR YRD KOR TD PR PR YRD PR TD
#7 LEE HIGHTOWER 5 100 0 0 0 0
#15 出島 崇秀 1 35 0 0 0 0
#86 明松 大雅 1 17 0 0 0 0
#14 西川 大地 1 11 0 0 0 0
#2 阿部 快斗 0 0 0 1 5 0
#27 若島 慎兵 0 0 0 1 0 0
TOTAL 8 163 0 2 5 0

試合レポート

プロローグ

2年連続同一カードなった開幕戦。2年ぶりのリーグ制覇を目指す富士通に対して、ここ数年間対富士通との直接対決での勝利がないライズは悲願の「日本一」の為にも何としても倒したい難敵。


1Q

試合はコイントスに勝った富士通がリターンを選択し、キックオフ。

向かえる富士通最初の攻撃シリーズ。ライズは富士通のクオーターバック#18高木の繰り出す小気味良いパスと今季からランニングバックのポジションに復帰した#2トラショーン・ニクソンの力強いランプレーに押され、自陣への侵入を許してしまう。最後は自陣22ヤード付近、2nd12のシチュエーションで、QB#18高木から単騎WR#85松井へのアウトルートのタッチダウンパス決まり、富士通が先制。1Q9:31、0-7。

反撃に出たいライズは裏のキックオフリターンに臨んだが、巧みにブロッカーをかわした富士通DB#43井本のタックルがリターナーDB#7リーのファンブルを誘い、そのまま富士通WR#19小梶がリカバータッチダウン。試合開始僅か3分で0-14と、2本差を付けられる非常に厳しい展開を迎えてしまう。1Q9:22、0-14。

仕切り直しを図るライズ最初の攻撃はエースQB#6カートのフィールドを広く使ったショートパスと早いランプレーを中心に攻撃を展開するも、富士通のアグレッシブなラッシュと堅いパスカバーに苦しめられ、1回のダウン更新と最初の攻撃シリーズを終えた。しかし、向かえた4thdownDL#99木村の見事なパントで陣地を大きく回復し、富士通陣の4ydまで相手を押し込んだ。翌シリーズは富士通に一度のダウン更新を許すも、富士通のテンポの早いノーハドルオフェンスに対して、素早い集まりで各プレー最小限のゲインに止め、4thダウンパントへ追い込んだ。


2Q

第1Q途中から2シリーズ目の攻撃を向かえるライズは、フィールド中央、自陣45yd付近の好位置から攻撃を開始。このシリーズはQB#6カートの崩れたパスプレーからのスピード感溢れるスクランブルと縦の早いランプレーで敵陣へ侵入。そして4th7、フィールドゴールを選択したライズはこの日初得点のチャンスを向かえた。K#37佐藤の初得点に期待がかかったが、スナップとホールドが合わず、プレーは崩れ攻守交代。なかなか波に乗り切れない中、DL#44小宮のQBサック、DB#24織田のスクリーンプレーのロスタックルなどで富士通を3プレーでシャットアウト。しかし、続くパントリターンでWR#27若島のファンブルを富士通にリカバーされ、自陣9ydからディフェンスを向かえる厳しい展開を迎えた。DB#22渡辺のナイスカバーやDB#3佐久間のパスカットで粘るも、最後は富士通QB#18高木からWR#9宜本へのフラットパスで追加点を許す。2Q7:56、0-21。

点差を縮め、逆転のきっかけを作りたいライズは続く攻撃では、自陣20ydから QB#6カートの左右に散らしたショートパスと縦への早いランプレーを軸に攻め込み、21yd付近でこの日2度目の得点機を向かえる。この場面で再びスナップが乱れたものの、K#37佐藤が冷静にキックを決めて、3点を返した。2Q残り1:21、3-21。

直後の前半終了間際の富士通ドライブ。ハイテンポなオフェンスで、WR#85松井の縦へのロングパス、RB#2ニクソンのランで自陣への侵入を許してしまい、最後はQB#18高木からWR#4サマジー・グラントへの28ydタッチダウンパスが決まり、突き放したい富士通は追加点を決める。2Q残り31秒、3-28。

この後のライズの攻撃は得点に繋がらず、ここで前半終了。3-28で前半を折り返した。


3Q

後半はライズのリターンで試合再開。自陣37ydから始まった攻撃は3回のダウン更新で敵陣へ侵入するも、富士通ディフェンスの要所での勝負強さが光り、パントへと追い込まれてしまう。直後の富士通の攻撃はWR#4サマジーとRB#2ニクソンをバックフィールドに置いたビアー隊形を利用。ディフェンスにランパスの的を絞らせない隊形でテンポよくオフェンスを展開し、QB#18高木からWR#19小梶へのショートパスがタッチダウンへと繋がった。3Q残り5:00、3-35。

反撃、そして逆転への糸口をなんとしても掴みたいライズは、3Q終了間際にDL#44小宮とDL#55高橋のファンブルフォースとリカバーで攻撃権を奪取。


4Q

最終クォーターに入りドライブを進める中、敵陣28ydで向かえた1stdownでQB#6カートがWR#85八木へ投じたタテのパスは見事な放物線を描き、タッチダウン。4Q残り11:53、10-35。

勢いに乗りたいライズだったが、続くキックオフでのミスキックとパントカバーのミススナップを原因でタッチダウンを許し、10-49と点差が開いてしまう。

ドライブしながら追加点を狙うライズは、QB#6カートのパスとスクランブルでゲインを重ねるものの、要所でダウン更新を許さない富士通ディフェンスの牙城を崩せず、最後に決めの一手を欠いた。

しかし、最後に一矢報いたいライズは自陣20ydから最終ドライブを開始。この日安定したパフォーマンスを見せていたQB#6カートが、新戦力WR#83小坂とWR#86明松へミドルパスを通し敵陣に侵入。敵陣41yd、3rd6で向かえた3rdコンバージョン。この日Xリーグデビューを飾ったWR#80石川雄洋がSFとSFの間のカバーの切れ目に入るシームルートの24ydパスが決まり、一気に敵陣ゴール付近まで攻め込む。最後はQB#6カートからWR#85八木へこの日2本目のタッチダウンパスが決まり17-49。ここで試合終了。