Xリーグ 秋季リーグ戦 第1戦 vs BULLS Football Club

2017/9/3 (日) 14:00 KICKOFF @富士通スタジアム川崎
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 84 - 0 BULLS Football Club
28 1QT 0
28 2QT 0
14 3QT 0
14 4QT 0
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
RISE 1 00:07 KOR #3 佐久間 44 KICK #17 市森 G
RISE 1 01:59 PASS #98 ガードナー → #85 八木 2 KICK #13 鈴木健 G
RISE 1 07:44 FGBR #31 新井 63 KICK #17 市森 G
RISE 1 09:53 RUSH #98 ガードナー 2 KICK #13 鈴木健 G
RISE 2 00:13 RUSH #98 ガードナー 15 KICK #17 市森 G
RISE 2 01:34 PASS #98 ガードナー → #85 八木 59 KICK #13 鈴木健 G
RISE 2 05:06 RUSH #98 ガードナー 1 KICK #17 市森 G
RISE 2 10:07 PASS #98 ガードナー → #85 八木 19 KICK #13 鈴木健 G
RISE 3 05:41 PASS #10 藤本 → #19 松尾 19 KICK #17 市森 G
RISE 3 09:57 PASS #10 藤本 → #91 谷口 16 KICK #13 鈴木健 G
RISE 4 04:12 PASS #10 藤本 → #27 細野 5 KICK #17 市森 G
RISE 4 09:00 RUSH #20 前島 10 KICK #13 鈴木健 G
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム BULLS Football Club
22 (7 - 14 - 1) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 8 (1 - 7 - 0)
22 - 18 - 1
303Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
37 - 15 - 3
145Yds
24 - 144Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 29 - 5Yds
46 - 447Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 66 - 150Yds
1 - 5Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 2 - 20Yds
0 - 0 (ファンブル) 回数 - 喪失 2 - 1
0 - 0 (フィールドゴール) 回数 - 成功 1 - 0
18:14 TIME OF POSSESSION 29:46
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YARDS TD LG    
20 前島 利勇 6 46 1 12
98 デヴィン ガードナー 5 27 3 16
29 北村 光至 4 29 0 14
39 シオネ ホマ 4 9 0 4
2 宮幸 崇 2 9 0 5
18 荒木 裕一朗 1 17 0 17
32 金子 泰徳 1 4 0 4
27 細野 陽平 1 3 0 3
TOTAL 24 144 4
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YARDS TD LG
98 デヴィン ガードナー 10 7 1 141 3 59
10 藤本 亮 11 10 0 151 3 32
18 荒木 裕一朗 1 1 0 11 0 11
TOTAL 22 18 1 303 6
RECEIVING
NO. PLAYER NO YARDS TD LG    
85 八木 雄平 5 121 3 59
19 松尾 海太 3 35 1 19
21 秋山 光 2 37 0 32
6 佐藤 励 2 36 0 30
91 谷口 恵介 2 34 1 18
27 細野 陽平 2 19 1 14
81 鈴木 謙人 1 14 0 14
82 伊津野 文人 1 7 0 7
TOTAL 18 303 6
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YARDS SACK FUMBLE
FORCE
FUMBLE
RECOVER
 
41 増山 純季 6.5 0 0 0 0
12 守屋 一歩 5 3 0 0 0
5 田中 喜貴 5 0 0 0 0
95 山形 裕貴 3 7 1 0 0
28 伊藤 元宏 2.5 0 0 0 0
9 番矢 大輝 2 7 1 0 0
52 鈴木 修悟 2 6 0 1 0
53 マリオ オジョムリア 2 0 0 0 1
3 佐久間 徹 2 0 0 0 0
23 北村 雅史 2 0 0 0 0
31 新井 直輝 2 0 0 0 0
32 金子 泰徳 2 0 0 0 0
33 伊田 拳斗 2 0 0 0 0
43 池田 貴士 2 0 0 0 0
90 伊倉 良太 1 9 1 1 0
44 小宮 洋平 1 1 0 0 0
8 有馬 陸 1 0 0 0 0
20 前島 利勇 1 0 0 0 0
81 鈴木 謙人 1 0 0 0 0
98 デヴィン ガードナー 1 0 0 0 0
99 木村 健太朗 1 0 0 0 0
TOTAL 47 33 2 2 1
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YARDS TD      
23 北村 雅史 1 20 0
26 渡辺 健太 1 7 0
52 鈴木 修悟 1 0 0
TOTAL 3 27 0
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
8 有馬 陸 1          
23 北村 雅史 1          
26 渡辺 健太 1          
52 鈴木 修悟 1          
92 宮本 拓磨 1          
TOTAL 5
RETURN
NO. PLAYER KOR KOR YRD KOR TD PR PR YRD PR TD
3 佐久間 徹 1 44 1
25 東松 瑛介 2 15 0
28 伊藤 元宏 1 38 0
29 北村 光至 1 14 0
TOTAL 1 44 1 5 79 0

試合レポート

プロローグ

いよいよ2017年秋のシーズンが開幕する。春シーズンはベスト4に終わっただけに、そこからの成長に期待がかかる初戦となる。

主将DB河石率いるディフェンスは、ミシガン大学出身の長身DLマリオ・オジョムリアが加入。小宮、鈴木など看板となるDL陣を中心としたハードな守備に注目したい。

オフェンスは司令塔#98QBデヴィン・ガードナーは2シーズン目を迎える。昨年新人ながら活躍したWR八木を始め、新加入の鈴木(謙)、秋山を加えたWR陣との連携がどうなるか。また、こちらもミシガン大からの加入した大型RBシオネ・ホマがどんなビッグプレーを見せてくれるのか?

また、課題であるキッキングではK市森とライズ初の専属ロングスナッパー山出の中央大学同期の新人2人の活躍に期待がかかる。

各ユニットで強化を図ったライズにとって、日本一への道程にはどんな試練が待っているのか?期待せずにはいられないシーズンの火蓋は切って落とされた。

1Q

シーズン最初のキックオフはブルズのキックオフ、ライズのレシーブで試合開始。ブルズはボールを高く蹴り上げるプーチキックを試みるもミスキックによりボールが手前に落ちる。そのボールをキャッチしたDB#3佐久間(名城大)エンドゾーンまでボールを運ぶ。ライズのシーズン初得点はファーストプレーのキックオフリターンタッチダウンという最高の結果となる。続くPAT(ポイントアフタータッチダウン)のキックもK#17市森(中央大)が決め、試合開始わずか7秒で7-0とライズがリードを奪う。

続くブルズ自陣からの攻撃。ブルズQBにDL#9番矢(京都大)がプレッシャーをかけると、慌てて放られたパスをDB#23北村(立教大)がインターセプト!敵陣深くで攻撃権を得ることとなる。

ライズは、RB#2宮幸(中央大)のランなどでゴール前まで攻めると最後はQB#98ガードナー(ミシガン大)からWR#85八木(慶応大)への2ヤードTDパスが決まる。PATのキックもK#13鈴木(慶応大)が決め、14-0と早々にリードを広げる。

続くブルズの攻撃をパントにし、攻撃権を得たライズだが、QBガードナーのパスはインターセプトされ、ブルズにライズ陣34ヤードからの攻撃権を渡してします。パスなどで前進しライズ陣20ヤードからブルズはフィールドゴールを狙うも、DB佐久間がこのキックをブロック、こぼれたボールをDB#31新井(帝京大)が拾い、63ヤードを走りきりタッチダウン。PATも決まり、21-0とする。

続くキックオフカバーで好ポジションを得たライズディフェンスはブルズ自陣7ヤードからの攻撃でDL#90伊倉(法政大)がQBサックしファンブルを誘発、こぼれたボールをDL#53オジョムリア(ミシガン大)がリカバー。ライズはゴール前3ヤードから攻撃権を得る。この攻撃をQBガードナーが持ち込みタッチダウン。PATも決まり、28-0。

続くブルズの攻撃も、DL#52鈴木(国士舘大)がインターセプト。攻撃権をライズが手にしたところで1Qを終了する。


2Q

2Qに入っても、ライズの勢いは止まらない。敵陣15ヤードからの3rdダウンでQBガードナーはパスを試みるが、空いたスペースを見つけると自らボールを持って走りそのままタッチダウン。PATも決まり、35-0となる。

続くブルズの攻撃を3アンドアウトで終わらせると、自陣41ヤードからライズの攻撃。QBガードナーの20ヤードのパスを受けたWR八木はそのまま走り込み59ydのタッチダウンパスとなる。PATも決まり、42-0。続くブルズの攻撃、3rdダウンに追い込む。ファーストダウン獲得を狙ったロングパスをDB北村がパスカット。本日2回目のインターセプトという場面だったが、ここはパス失敗となりパントによりライズに攻撃権が移る。敵陣37ヤードからの攻撃ではWR#81鈴木(明治大)へのパスなどで前進すると最後はゴール前1ヤードをQBガードナーが持ち込み本日3つ目のタッチダウン。PATも決まり、49-0。

次のブルズの攻撃も止めると、自陣43ヤードからの攻撃となる。最初のプレーでQBガードナーがサックを浴び、後退することとなるが、WR八木への30ヤードロングパスを決め一気に前進。最後もWR八木への19ヤードタッチダウンパスが決まり、PATも成功。その後のブルズの攻撃も止めたところで前半終了。56-0とライズが圧倒する。


3Q

後半はブルズの攻撃にて試合再開。ブルズはミドルパス2本でライズ陣に攻め込むと、インサイドレシーバーへの35ヤードロングパスが成功しゴール前10ヤードまで攻め込む。エンドゾーンを背負うライズ守備陣だが、ここでDL番矢がQBサック。大きく後退させるとブルズの4thダウンでギャンブルでも走ってきたQBをDL番矢がタックルし無失点で攻守後退。

ライズはQBを#10藤本(日本大)へスイッチ。QB藤本はWR#21秋山(日本大)への35ヤードロングパスを決めるなど、着実に攻撃を進める。最後はWR#19松尾(日本大)への19ヤードタッチダウンパスを決める。PATも決まり63-0。

次のブルズの攻撃は3アンドアウトで終了。ブルズのパントをRB#29北村(中央大)がキャッチすると中央を駆け抜け大きくゲイン。続く攻撃でQB藤本はWR#91谷口(立教大)への16ヤードのTDパスを決める。PATも決まり70-0。ここで3Q終了。


4Q

4Q最初のブルズの攻撃。ここも4thダウンギャンブルを止めたライズは自陣44ヤードから攻撃権を得る。QB藤本はWR#6佐藤(日体大)への30ヤードロングパスを成功させと、最後もRB#27細野(国士舘大)へのタッチダウンパスを決める。PATも成功し77-0。

続くブルズの攻撃もライズは止めて4thダウンとする。ブルズは4thダウンギャンブルを試みるフォーメーションからパントを蹴る。前進していたライズ守備陣の後ろにボールが飛び大きくゲインされるが、転がったボールを拾ったDB#28伊藤(神奈川大)がリターンをする。DB伊藤は相手カバーチームを5人かわし38ヤードのビッグリターンを決める。

残り3分の場面では、QB#18荒木(立命館大)が登場。荒木はWR松尾へパスを成功させると自らも走り相手レッドゾーンまでボールを運ぶ。最後はRB#20前島(日体大)が中央突破し10ヤードのタッチダウンランを決める。PATも決まり84-0とする。

残り2分を切って、一矢報いたいブルズの攻撃をDB#26渡辺(帝京大)がインターセプト。このまま時間をライズが時間を使い切り試合終了。

トータル獲得447ヤード、パス303ヤード、ラン144ヤード、12TDを奪うまさに猛攻で勝利を納めたライズ。このままの勢いを保って日本一への道筋を駆け上がりたいライズに次戦で対するのは、春の覇者オービックシーガルズ。立ちはだかる王者に対し、さらなる進化を遂げたライズが競り勝つ姿を是非とも見たい。