秋季リーグ 第3戦

2017.10.1

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相模原ギオンスタジアム

12:30 開始

Xリーグ 1st stage 第4戦 vs 富士通フロンティアーズ

2015/10/3 (土) 14:00開始 @富士通スタジアム川崎
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 10 - 37 富士通フロンティアーズ
0 1QT 7
3 2QT 9
0 3QT 7
7 4QT 14
得点経過
Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG
1 05:39 PASS #3キャメロン→#87水野 14 KICK #11西村 G
2 05:05 FG #11西村 27
2 10:53 FUMBLE #35竹内 14 PASS NG
2 12:00 FG #29望月 25
3 00:57 PASS #22宜本→#25成田 19 KICK #11西村 G
4 04:36 PASS #3キャメロン→#17秋山 31 KICK #11西村 G
4 05:52 PASS #14アンダーソン→#83下段 2 KICK #29望月 G
4 04:36 RUSH #29ゴードン 3 KICK #11西村 G
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム 富士通フロンティアーズ
20 (6 - 9 - 5) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 18 (3 - 14 - 1)
29 - 18 - 3
149Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
40 - 27 - 1
313Yds
33 - 47Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 22 - 73Yds
62 - 196Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 62 - 386Yds
6 - 28Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 7 - 85Yds
2 - 2 (ファンブル) 回数 - 喪失 0 - 0
1 - 1 (フィールドゴール) 回数 - 成功 1 - 1
24:43 TIME OF POSSESSION 23:17
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YARDS TD LG    
2 宮幸 崇 9 41 0 14
25 東松 瑛介 4 15 0 3
14 ベンジャミン アンダーソン 4 -5 0 19
TEAM 1 -4 0 -4
TOTAL 33 47 0
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YARDS TD LG
14 ベンジャミン アンダーソン 29 18 0 149 1 19
TOTAL 29 18 0 149 1
RECEIVING
NO. PLAYER NO YARDS TD LG    
19 松尾 海太 5 51 0 19
1 中田 結 3 42 0 25
83 下段 亮太 4 31 1 14
2 宮幸 崇 3 14 0 9
87 原田 大輔 2 19 0 13
15 出島 崇秀 2 19 0 12
88 大滝 裕史 1 11 0 11
7 井本 圭宣 1 4 0 4
TOTAL 18 149 1
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YARDS SACK      
41 増山 純季 7.5 0 0
52 鈴木 修悟 7 0 0
4 矢口 俊太 6 0 0
23 北村 雅史 4 0 0
44 小宮 洋平 3 0 0
42 大倉 夏輝 3 0 0
90 伊倉 良太 2.5 0 0
3 佐久間 徹 2 0 0
32 金子 泰徳 2 0 0
6 マヌ ナティカウラ 1.5 0 0
22 河石 泰 1.5 0 0
12 アート ロウレル 1 0 0
49 嶋田 安孝 1 0 0
57 田中 喜貴 1 0 0
21 石黒 貴也 0.5 0 0
47 小林 哲朗 0.5 0 0
TOTAL 44 0 0
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YARDS TD      
21 石黒 貴也 1 0 0
TOTAL 1 0 0
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
23 北村 雅史 1          
TOTAL 1

試合レポート

プロローグ

ここまで3戦3勝、XリーグEASTディビジョンのトップを走るライズ。今日の相手は、ここまで同じく3戦3勝、昨年悲願の日本一を達成し、勢いにのる富士通フロンティアーズ。各ポジションに日本代表選手を数多く擁し、QB・RB・DBに紛れも無い本物の輝きを放つ外国人選手を配するフロンティアーズの布陣は、現在の日本の中で最も強力なラインナップであると言える。ライズが掲げる"日本一"という目標が、今、まさに目の前にいるこのチーム。ライズの真の実力と覚悟が問われる試合となる。

1Q

試合はライズのキックオフで開始。富士通はQBキャメロンが先発。エースRBゴードンのラン、充実のレシーバー陣へのクイックパスでテンポ良くライズ陣内にボールを進める。対するライズディフェンスは激しいタックルで対抗、富士通のエースレシーバー中村を負傷退場に追い込む。ライズ陣42ヤード地点からの富士通の攻撃では、キャメロンからパスを受けた富士通レシーバーに強烈なタックルを浴びせファンブルを誘発、ボールを拾ったライズLB#57田中(法政大)が富士通陣までリターンしたかに見えたが、これはボールデッド後との判定により、富士通がそのまま攻撃を継続。ライズ陣33ヤード地点から、富士通の4thダウン1ヤード。ここでギャンブルを選択した富士通は、QBキャメロンからTEへのクイックパスで簡単にダウンを更新する。ライズディフェンスもゴードンへの気迫のパシュートを見せて前進を阻み、オフェンスがフォルススタートで罰退するなど、モメンタムを掴むための攻防が続くが、ゴードンへのショートパスからのRAC(Run After Catch )でゴール前まで進まれると、最後はQBキャメロンからTEへの14ヤードタッチダウンパスが通って富士通が先制。PAT(Point After Touchdown ※1)のキックも成功して、0-7とリードする。反撃に転じたいライズは、自陣24ヤードからの攻撃。エースRB#2宮幸(中央大)、QB#14アンダーソン(アーカンソー大パインブラフ校)のランプレーでボールを進め、富士通陣内に侵攻、アンダーソンからパスを受けたTE#87原田(日本体育大)がRACで1stダウンを更新するも、富士通ディフェンスのプレッシャーが厳しく、結局パントに追い込まれてしまう。ここでライズのスペシャルチームが素晴らしいキックカバーを見せ、富士通に自陣ゴール前6ヤードからの攻撃を強いることに成功して1Q終了。


2Q

1Qから引き続き、富士通陣30ヤード付近からの攻撃。ここでライズディフェンスが富士通RB陣のランプレーをしっかりと押さえ、パントに追い込むことに成功。ここでしっかりと得点をあげて追撃の狼煙を上げたいライズだが、富士通陣内に攻め込む前にパントに追い込まれてしまう。2Q残り9分、ハーフライン付近からの富士通の攻撃、QBキャメロンにランとパスを上手く使い分けられ、ライズゴール前まで攻め込まれてしまう。ここでライズディフェンス陣が驚異の粘りを見せる。QBキャメロンからライズエンドゾーン内の富士通レシーバーへのパスを粘り強くカバーし続け、タッチダウンを許さない。最後は富士通が27ヤードのフィールドゴールを決めて0-10とリードを拡げた。続くライズの自陣25ヤードからの攻撃は、有効なプレーを繰り出せず、3アンドアウト(※2)のパントに追い込まれる。前半残り4分からの富士通の攻撃、ライズディフェンスは富士通のQBキャメロンにプレッシャーをかけようとするが、富士通のオフェンスラインがしっかりとボックスを守り、キャメロンは余裕を持ってプレー。キャメロンのスクランブルランでゴール前までボールを運ばれるが、ライズ守備陣は必死の守りでタッチダウンを許さない。ライズCB#21石黒(日本大)は富士通WRの腕からボールをかき出してタッチダウンを防ぐと、次のプレーで再び石黒がキャメロンからのパスをエンドゾーン内でインターセプト!! 攻撃権を奪い返すことに成功する。前半残り1分42秒。ここはどうしても追加点を挙げて、良い形で後半につなぎたい所。ライズは自陣20ヤードからの攻撃。ここで主将RB#25東松(立命館大)にフォルススタートの反則があり、5ヤードの罰退を強いられる。富士通ディフェンスのラッシュによりQBアンダーソンがサックを受けて、更に後退、3rdダウンロングのシチュエーションに追い込まれてしまう。次のプレーで、富士通ディフェンスのプレッシャーから逃げてスクランブルに出ようとしたアンダーソンが、後ろからタックルを受けてボールをファンブル、そのボールを直接キャッチした富士通LBがそのままエンドゾーンにボールを持ち込んで富士通にこの日2本目のタッチダウンを奪われてしまう。PATのキックは失敗するも0-16と大きく引き離されてしまうライズ。残り1分を切ってからのライズの攻撃は、アンダーソンのランと富士通の反則により敵陣まで攻め込むと、アンダーソンからWR#19松尾(日本大)、TE#83下段(法政大)へのパスで富士通ゴール前10ヤード地点までボールを進める。前半終了まで30秒を切り、何とかタッチダウンを奪って折り返したい所だったが、結局K#29望月(近畿大)のフィールドゴールによる3点に留まり、3-16で前半を終了。


3Q

後半は富士通のキックオフから。最初の攻撃でしっかりと得点し、追撃態勢を整えたいライズだったが、最初のシリーズでセンターのスナップが乱れ、富士通ディフェンスにボールを押さえられてしまう。いきなり自陣奥深くでのディフェンスを余儀なくされたライズは、QBキャメロンからハンドオフを受けたWR宜本がパスを投げる奇襲攻撃であっさりとタッチダウンを許してしまう。PATのキックも成功し、一気に3-23とライズを突き放す富士通。ライズは自分たちがやりたかったことを、逆に富士通にやられてしまい、最悪の後半の立ち上がりとなってしまった。何とか立て直したいライズは、RB宮幸にボールを集めてリズムを作り、ランプレーで富士通陣内に攻め込む。富士通陣34ヤード地点から、WR#15出島(久留米大)、#7井本(立命館大)へのパスでレッドゾーンに侵攻するが、ここからの攻撃で畳み掛けることが出来ない。攻撃のアサイメントの確認に時間を要し、虎の子のタイムアウトを2回使ってしまうライズ。更にはQBアンダーソンが富士通ディフェンスのラッシュを受けてサックされ、15ヤード程押し戻されてしまう。最終的にフィールドゴールを狙うことになるが、ここで40秒以内にプレーを開始できないディレイオブザゲームの反則により、更に5ヤードの罰退を余儀なくされ、結果フィールドゴールではなくパントを選択せざるを得なくなってしまった。結局3Qは追加点をあげることが出来ないまま終了。


4Q

最終4Qは富士通の攻撃から。ここはライズディフェンスがしっかりと押さえ、パントに追い込むことに成功。続く攻撃は引き続QBアンダーソンが差配。富士通ディフェンスのプレッシャーに苦しみながらも、WR松尾へのパスでボールを進め、富士通陣内まで攻め込むが、またもや富士通ディフェンスの激しいラッシュでアンダーソンが自陣まで押し込まれてサックを受け、パントに追い込まれてしまう。富士通はエースRBのゴードンのランプレーでライズ陣に侵入すると、QBキャメロンからWRへ31ヤードタッチダウンパスが成功。PATのキックも成功して7点を追加、3-30と更にリードを拡げる。試合残り時間は7分半、ライズは富士通の反則で敵陣までボールを進めると、アンダーソンからWR#88大滝(立命館大)へのパス成功を挟んで、更に続けざまに発生した富士通の反則で富士通ゴール前まで進むと、最後はアンダーソンからTE下段への2ヤードタッチダウンパスが成功し、ようやくこの日初めてのタッチダウンを奪うことに成功。K望月のPATキックも成功して10-30と、遅まきながら追撃を開始したライズ。ここで更なる攻撃権の継続を狙い、オンサイドキックを敢行するが、これは富士通側が上手くボールを押さえて、ライズ陣内からの富士通の攻撃へ。QBキャメロンは落ち着いて攻撃をコントロール、RBゴードンのランとWR陣へのショートパスでボールを進め、一度の4thダウンギャンブルを挟んでライズゴール前2ヤード地点まで進むと、最後はゴードンが中央からエンドゾーンに走り込んでタッチダウン。PATのキックも成功して、10-37とする。この後、ライズは追加点をあげることが出来ず、最終スコアは10-37のまま試合終了。

ここまで3戦3勝と、快進撃を続けてきたライズだが、王者富士通フロンティアーズの前に一敗地にまみれ、進撃はストップ。27点差をつけられての完敗となった。確かに富士通の攻撃は、QBキャメロンからパスを受けるレシーバー陣の層が厚く、ゴードンを中心としたRB陣も能力が高いので、ライズの看板である強力ディフェンスも苦戦を強いられた。ディフェンスも非常に強力で、QBアンダーソンは日本に来てからこれほどのプレッシャーを受けながらプレーしたことはなかったと思われる。まさに日本一の選手層を誇る王者・富士通フロンティアーズの面目躍如といった戦い振りだが、ライズがつけ込む隙がなかったとは言えない。前半までは守備陣の奮闘でモメンタムも揺れており、ライズの攻撃も、エースRB宮幸は両チームを通じてリーディングラッシャー(41ヤード)となり、QBベンジャミンのパスも、成功率ではキャメロンとほぼ同等の数字(62%)となっている。それでも尚、大きな点差がついた要因は、要所でのライズのミスだと考えられる。富士通のプレッシャーによって惹起されたミスも多いと考えられるが、ライズのポテンシャルをしっかり発揮でき、各々が自らの役割を遂行することが出来れば、もっと競った試合展開になったのではないだろうか。真の日本一になる為に、昨季王者との真剣勝負で見極めた"本当の距離"を、いかにこの先詰めていけるか。挑戦者であるライズに休息の時はない。

  1. ※ 1 「PAT」:Point After Touchdown(ポイント アフター タッチダウン)の略。タッチダウン後にエンドゾーン手前3ydからフィールドゴールを蹴ること(得点は1点)
  2. ※ 2 「3アンドアウト」:攻撃側のシリーズが1度もダウンを更新できずに3回の攻撃のみで終了し、パントに追い込まれること