2012 Xリーグ 1stステージ第一節 vs アサヒビールシルバースター 試合結果

2012/8/31(金) 19:00キックオフ @横浜スタジアム
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート ヘッドコーチ談話
ノジマ相模原ライズ 21 - 14 アサヒビールシルバースター
0 1QT 0
7 2QT 0
0 3QT 0
0 4QT 7
14 TB 7
得点経過
Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG
2 6:42 RUSH #25 東松 1 KICK #16 出澤 G                  
                  4 6:01 RUSH #19 東野 1 KICK #1 櫻井 G
                                 
                  TB1   PASS #19 東野 → #7 松原 8 KICK #1 櫻井 G
TB1   PASS #5 木下 → #89 東 1 KICK #16 出澤 G                  
TB2   RUSH #20 杉原 7 KICK #16 出澤 G                  
スタッツ
11 (9 - 2 - 0) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 12 (1 - 10 - 1)
17 - 9 - 2
60Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト / 獲得ヤード 31 - 17 - 2
140Yds
33 - 125Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 24 - 27Yds
50 - 185Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 33 - 167Yds
2 - 20Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 0 - 0Yds
0 - 0 (ファンブル) 回数 - 喪失 1 - 0
0 - 0 (フィールドゴール) 回数 - 成功 1 - 0
25:51 TIME OF POSSESSION 22:09
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YARDS TD LG    
20 杉原 6 53 0 23    
2 宮幸 13 37 0 16    
25 東松 6 17 1 11    
5 木下 4 10 0 9    
32 金子 1 4 0 4    
10 小島 1 3 0 3    
34 1 1 0 1    
39 石井 1 0 0 0    
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YARDS TD LG
5 木下 15 8 1 55 0 10
10 小島 2 1 1 5 2 5
RECEIVING
NO. PLAYER NO YARDS TD LG    
7 井本 2 18 0 9    
19 中田 2 13 0 7    
20 杉原 1 10 0 10    
89 2 7 0 5    
81 井上 1 7 0 7    
34 1 5 0 5    

試合レポート

2012年8月31日(金)、横浜スタジアムにて2012年Xリーグ1stステージの初戦が行われた。相手は昨年秋、接戦の末に勝利したアサヒビールシルバースター。

試合はシルバースターのキックで開始された。ライズの攻撃は自陣の11ヤードから。1度の1stダウンを得るものの、シルバースターのディフェンスに阻まれ、パントにより攻守交代。#25東松の好パントにより、シルバースターは自陣の1ヤードからの攻撃となる。3度の1stダウンを与えるものの自陣内で抑え込み、パントにより攻守交代。再びライズが自陣5ヤードからの攻撃権を得る。このシリーズでは3度の1stダウンを更新し、自陣41ヤードまで進攻したところで第1Qが終了する。

何としても先制点がほしいライズ。しかし敵陣まで攻め込むが、1stダウンを獲得することができずパントにより攻守交代。攻撃権がシルバースターに渡るが、DL中村の好タックルもあり1stダウンを与えないまま、再びライズの攻撃となる。その後、中盤までこう着状態が続くが、試合が動いたのは第2Q6:35。自陣の12ヤードから開始されたシルバースターの攻撃であったが、開始直後のプレーでLB鈴木による値千金のインターセプト。これにより敵陣11ヤードから絶好のチャンスを得たライズの攻撃が開始される。このチャンスを逃すことなくランプレーで攻め込むライズオフェンス。RB東松の1ヤ―ドラッシュにより、ライズが先制のTDを取る。K出澤のTFPも成功。(7-0)互いのオフェンスが攻めきれない中でのディフェンスによるビッグプレーはチーム全体に流れを与えた。その後、自陣の20ヤードから開始されたシルバースターの攻撃では、一度のフレッシュを与えるもののDL伊倉のQBサックもあり攻撃権がライズにまわる。しかし得点には結びつかず、そのまま前半が終了する。

第3Qは中盤にSF北村のインターセプトやRB杉原のロングゲインもあったが、互いに大きな動きがないまま、第4Qへと続く。

敵陣43ヤードから開始されたライズの攻撃。直後のプレーでインターセプトされ、攻守交代となるがライズディフェンスか粘り、一度の1stダウンを許すものの敵陣には攻め込ませずに攻守交代へとつなげる。しかし、その後のプレーで再びインターセプトされ、オフェンスが流れを逃してしまう。ライズディフェンスが必至に止めに入るものの、自陣の1ヤードまで攻め込まれ、そのままTDを与えてしまう。TFPも成功し同点となる。(7-7)残り5:59、追加得点がほしいライズであったがTDには結びつかず。互いに追加得点がないまま第4Qが終了し、タイブレークへと突入する。

タイブレーク1回目、ライズは後攻を選択。タイブレークはシルバースターの先攻で開始された。直後のプレーで1stダウンを与えると、2度のパスプレーも成功しTDを先制される。TFPも成功。(7-14)ここでライズがTDを取らなければ負けてしまうため、絶対に得点につなげたいライズオフェンス。QB木下からWR大滝への24ヤードパスが成功し、ゴール前1ヤードまで攻め込む。直後のプレーでQB木下からTE東へのパスが成功しTDへとつなげる。大きなプレッシャーが懸かる中であったがK出澤によるTFPも成功し、2回目のタイブレークへと続く。(14-14)先攻・後攻がかわり、2回目のタイブレークはライズの先攻から開始された。2度のプレーで1stダウンを獲得しゴール前7ヤードまで攻め込むと、そのままRB杉原のラッシュによりTDを獲得。K出澤のTFPも成功し得点を先制する。(21-14)絶対にTDを与えたくないライズディフェンス。その後のシルバースターの攻撃では1度も1stダウンを与えることなく、貴重な先制得点を守り抜き、試合終了。

大事な開幕戦を勝利で飾れたが、課題も多くみられる試合となった。

次節の日本ユニシスブルズ戦も一戦必勝で頑張りますので、熱いご声援をよろしくお願いいたします。

ヘッドコーチ談話

2012年秋季シーズンの初陣はオーバータイムの末、21-14で勝利することができました。本日も熱い応援ありがとうございました。

昨年のアサヒビールとの試合は皆様ご存知の通り、試合時間残り1秒でFGを成功させての、薄氷を踏むような勝利でした。今季、同じ相手に昨年同様の僅差の勝利では、シーズンの結末は昨年と同じ結果になってしまうという危機感から、大差での勝利を目論んでいましたが、強豪のアサヒビールを相手に、自分達の思い描いていたゲーム展開にすることはできませんでした。
オフェンスの完成度の低さが最大の要因です。
ディフェンスはよく踏ん張り、相手のドライブを断ち切っていましたが、オフェンスは看板のOL陣の力負け、二度のターンオーバー、と良いところがありませんでした。

しかし、チームとして強豪相手に接戦をものにすることができたのは、非常に大きな自信になります。接戦での粘り強さを発揮して、オーバータイムでは一人一人が自分の仕事を果たすことができました。

次節は、今日の反省をしっかりと改善し、コンディションを整えて、皆様に最高の試合をお見せできるよう、準備して参ります。 引き続き、ご声援の程、よろしくお願い申し上げます。

OVER THE TOP !!
ノジマ相模原ライズ
ヘッドコーチ 須永恭通